Qazzの第四弾！ 2020.8.19

今日は午前、近くのコメダでギタリストの奥田英理さんと打ち合わせ。ジャズレーベル「Qazz」の第四弾のレコーディングについて。こんな感じになりました。

Qazz、本日もたくさん出荷させていただきました。3分の1か半分はリクープしたかな。楽しいねえ。

第三弾は10月31日、赤坂でライブレコーディング。大勢です。第四弾は奥田英理さんを中心とするギタートリオ。今朝、その打ち合わせをしました。世界観の共有、そして選曲も。なかなか野心的なナンバーが揃いました。

奥田さんのオリジナル、ウエス、モンク、ハンクモブレーなど、いわゆるスタンダードよりジャズオリジナルが出てきた。

で、一曲、なんかパンチある曲入れたいよねって流れで、ふと出てきたのが、リーコニッツのこの曲。僕が提案したら、「うおおー！」と奥田さん！

前々からやってみたかった曲だったとか。原曲は「what is this things called love」だけど、同じ原曲である「Hothouse」とは対極のクールネス！

そう言えばこの4月、コニッツはコロナで亡くなっていた。92歳。追悼。

それにしてもこの時期のコニッツって、ほんと剃刀みたいな切れ味してたよね。

ともあれ、他の曲も含め、めちゃくちゃ野心的なアルバムになりそう。

ギタートリオなんだけど、普通はジャズならフルアコだろうけど、すべてガットギターでやります。ドラムはまいど榊孝仁さん。そしてベースは日本ジャズ界で知らぬ人はいない大御所にオファーしてるのだ。

CDの売上はすべて次のアルバムに使います。永遠のループで作り続けます😄

ベーシストですが、はい、納浩一さんにオファーすることができました。納さんと言えば、日本を代表するベーシストでありながら、教育者としても第一人者。30年前、ジャズを聴き始めた頃から第一線で活躍しており、ジャズライフなどの雑誌での連載もたくさん読んできました。どんどん深みにはまりますね。第五弾も考えていますが、実現したらヤバいね。きっといけると思う。

そして奥田さん、この方です。


昨年の8月8日、スタバです。ふっと周りを見ると、『夢なに』を読んでいる方がいる。おそるおそる声をかけた瞬間、「うお～！」と驚かれ、その時に撮った写真。この後、奥田さんとはしまこちゃんのライブでもご一緒したのだけど、よく考えと、今度のレコーディングはしまこちゃんが納さんに変わるだけなんだ。ちょっと感慨深いよね。

ともあれ、今度の第四弾もまさに導かれるように必然。面白くなってきました。かの『BLUE NOTE』の創設者、アルフレッド・ライオンは元は普通の金融マンだった。ジャズ好きが高じてレーベルを立ち上げたのだけど、それが世界の『BLUE NOTE』になるなんてね。オレは日本のアルフレッド・ライオンになることに決めました。ありがとうございました。


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