地震予言ほどクソなものはない 2020.5.3
2020年 05月 03日
地震予言には主に3つのパターンがあります。
1.直感
2.科学
3.都市伝説
「直感」があるのは否定しません。いわゆる動物的勘のようなもの。しかし、きちんと直感できる人はいません。当てることがあっても、それはたまたまです。二回、三回はないです。
「科学」は今のところ一番信憑性があります。僕が直接聞いたのは、「海面の水位」が異状な動きをしたときに地震が起こる可能性が高まるってこと。2005年3月4月の福岡の地震の時、その話を聞きました。4月の地震の直前にも聞いていたので、ブログに書いたら当たってしまったことも。しかし、精度はまだまだ高くないので、一般に公表できるレベルではないとのこと。当たればいい(わけじゃないですが)として、外れた時に責任問題になりますからね。晴や雨のような天気予報と違って、かなりの被害が予想されることだけに。
「都市伝説」が最も厄介で、たいていはこれが予言の根拠になったりします。どうやら5月8日は「イルミナティの予言」で大地震のようで、こんなコメントをいただきました。

見ての通りですが、「5月8日に準備できるから助かる」みたいな話ですが、その日に来なかったらどうするんですかね。いつかは来るので、まったくマークされていない日(予言されていない日)に来たらどうするんでしょう。逆に被害が大きくなるのでは。
一説によると5月11日にも来るとか言われてますが、今まで「日時」「場所」「規模」を予言して当たったころは一度もありません。そして「5月11日」もいわゆる都市伝説的な根拠のようで、恐れるに値しない話。もちろん「来ない」と断言はできません。なぜなら地震はいつだって来る可能性があるから。けど、その日に「来る」と断言できる材料はないので、常に備蓄などの準備と心構えはした上で普通に過ごすのがいいと思います。
それより、地震予言がクソだと思う理由は、そんな予言をしたり、シェアしたりすると、無意識でどっかで「当たることを期待」する人がいないかってこと。もちろん被害にはあいたくないでしょうが、そんな不幸な「期待」をすること自体が気持ち悪いのです。
昔、2011年8月くらいに、「小5の息子の夢に天使が出てきて、大きな地震を予言した」って話が出回りました。8月12日だったようですが、言うまでもなく何も起こりませんでした。あの時、その主のブログのコメントに電話番号を書いて、「かけてこいや!」って煽ったら、間もなくそのブログは消えました。ただ、2ちゃんに飛び火して炎上しましたけどね。
そんな「息子の夢の天使」の話を大の大人が信じること自体がどうかしてます。日本は大丈夫でしょうか、と本気で思いました。でも、やっぱり「恐怖」に人は反応しやすく、それは本能だから仕方ないのかな。けど、きちんと「頭」で考えれば恐れる必要もないんですけどね。5月11日、楽しみですね。その翌日にでもまた動画をあげたいと思います。ありがとうございました。
人気ブログランキング
Himalaya音声プログラム~Qさんの「人生はどうせよくなる!」
---
受付中のイベント/プロフィール・実績/メルマガ/FACEBOOK/TWITTER/OFFICIAL/お問合せ

アカウント名は「@gix0298a」