ダメ!ロックダウン! 2020.4.4

執筆が進んでいません。近々、籠城に行こうかと思う。3日ほどホテルにこもって集中したい。3日で一気に書き上げたい。オレは書き始めると早いのだ。そして今日も物議を醸しそうな動画をアップ。



三行で要約するとだな、

・ロックダウン反対
・イタリアは暴動が起こるよ
・じわじわやろうよ

ってこと。もうちょい説明すると、ロックダウンするのはいいけど、いつ解除するの?イタリアは3月10日から始まったから、もうすぐ一か月。当初は3月いっぱいで解除されると思っていたらしく、朗らかな雰囲気だった。けど、徐々に市民のフラストレーションがたまり、多くの人が禁を破り処罰を受けているそうだ。

イタリアやスペインでロックダウン疲れ 厳しい制限にうんざり、「もうお金がない」「囚人みたい」の声

何がイライラさせるかと言うと、それはゴールが見えないこと。絶対のゴールが約束されているなら、もしかした3か月でも平気かもしれない。ゴールを楽しみに待つって過ごし方もいとおかし。しかし、4月に入っても解除の気配すらない。数値が減ったとの報道はあったけど、まだまだ解除するほどでもない。仮に全盛期の1割にまで下がったとしても、解除したとたんに再燃する可能性だってある。特効薬がない限り、解除は難しいのが現実。しかし、特効薬とて、普通に進めるなら最短でも1年はかかる。東京オリンピックはすでに絶望的。

ドイツなんかはオンライン申請して2日後に5,000ユーロが振り込まれたりなど、ありがたい体制ではあるそうだけど、イタリアやスペインはそうでもない。もうお金もない。食料もない。犬の散歩は許させるけど、犬を飼ってない。そこで鶏を散歩に連れてったら処罰された。

手元にあるのはインターネット。誰かが「もうたくさんだ」とか言って、国家権力に逆らい、群衆で広場に集まる計画をするかもしれない。最初は10人、それが100人になり、1,000人になる。こんな生活するくらいなら、コロナと戦ってやる、みたいなことを言い出す人間も出てくるだろう。国民を罰則で縛り付けるのは、発想としては簡単だけど、「精神」を考慮していない。そろそろ爆発寸前だろう。


そもそもイタリアにしても、ニューヨークにしても、ロックダウンしてよかったのだろうか。ニュージーランドのような人口密度の低く、それこそ最初からソーシャルディスタンスのある国なら比較的うまくいくかもしれないけど、イタリアやスペインなど集合住宅で暮らしている人も少なくない。そしてロックダウン直後から感染が広がっている。一説によると、スーパーに群衆が押し寄せたからだと聞くけど、だとすれば初動ですでに失敗している。

正直、一定数の人口であれば、ロックダウンは逆効果だったかもしれなく、その辺は今後の研究が待たれることでしょう。では、どうすればよかったのか。正直、イタリアに関してはわからない。もしかしたらロックダウンしかなかったのかもしれない。


しかし日本ならわかる。それは「現状」がそうだ。日本人は極めて道徳的な国民で、おかみの決まりは強制力がなくても守る。それがいいか悪いかはわからないけど、今の事態にしてはいい習慣なのかもしれない。

誰かが言ってたけど、欧米の場合、「要請」については「罰則がないから自由だ」と考える文化があるらしく、だからこそ厳しく強制するしかないのだけど、日本は違う。災害時、100メートル先にガソリンや食料があっても、列があればきれいに並ぶ。今回についても「自粛しろ」と言われたら、たいていが自粛する。三密だって守っている。


そして現状はどうかと言うと、倍々ゲームにはなっていない。このグラフを見てもわかる通り、アメリカは三週間で感染者で30万人近く、死者で7,000人を超えている。それに対して、日本は三週間ではなく、三か月で、しかも大した強制もしてないのに、感染者で3,000人、死者が70人ほど。死者に関してはそのほとんどが基礎疾患のある人、喫煙者、高齢者。その中に志村けんさんもいる。
ダメ!ロックダウン! 2020.4.4_b0002156_191688.jpg

ダメ!ロックダウン! 2020.4.4_b0002156_192776.png

NYの感染者が11万人を突破、スペインも急増続く: 世界の新型コロナ感染者数(随時更新)

この「数値」だけ見ると、どうしてイタリアやアメリカと同一視できるのでしょうか。ロックダウンを叫んでいる人たち、確かにロックダウンは感染者をにわかに抑えるには効果的かもしれないけど、費用対効果を考えたら、その経済的損失の方が深刻だ。そんなこと言うと、「経済より命!一人たりとも死なせてはいけない!」なんて感情論が噴出したりするのだけど、経済で命を絶つ人はコロナの比じゃないと思うのだけどね。ま、ここは感情論にはかなわない部分があるので(世論的に)、今の段階でそれを主張するには確かに分が悪い。

ただ、そうは言っても、今の段階で死者が70名に対して、毎年のインフルエンザで亡くなる人は関連も含めて10,000人。それに対して、誰もインフルエンザを封じ込めるためにロックダウンしろとは言わない。しかし、そう言うと、新型コロナは薬がないから怖い、と言う。それならば「ただの風邪」も同様に薬がない。風邪の薬を発明できたらノーベル賞ものだと昔からよく言われてる。けど、風邪ならば安静にしていたらたいてい治る。もちろん基礎疾患のある方、高齢者などは風邪をこじらせて重症化することもある。そしてそれは新型コロナも同様。

ってことは、新型コロナに感染しても「軽症」であれば病院に行かずにホテル等で隔離して安静にしてればいい、ってことで政府もその対策に乗り出しましたね。アパホテルなどが積極的に受け皿になるという。

まあ、たいした拘束力もない「緊急事態宣言」くらいは出して、ある程度気持ちの引き締めはあるだろうけど、ロックダウン、ないわ。それやったら解除が難しい。その間にどんどん経済が疲弊する。なので、結局のところ、このままじわじわとだましだましやっていくしかないと思うのね。軽症の方をホテルに隔離するってのは大いに大賛成で、それだけでも立派な施策じゃないですか。未来は明るい。ありがとうございました。


人気ブログランキング

【受付中の講演・セミナー】
  
Himalaya音声プログラム~Qさんの「人生はどうせよくなる!」
 
---
受付中のイベントプロフィール・実績メルマガFACEBOOKTWITTEROFFICIALお問合せ

友だち追加数
アカウント名は「@gix0298a」
by katamich | 2020-04-04 23:39 | ■時事問題 | Comments(0)