とあるお店でのできごと 2020.2.10
2020年 02月 10日
ってことで、今日は月イチ61回目です。なんともキャンセル待ちが30名なのは「無料」だからかな。来月はどれくらい来るか楽しみだけど、年に一回は無料回にしたとしても、来年は「一年以内のリピーターさん」に限定しようと思う。キャンセル待ちの方の中には3名ほど「無料回のみ」の方もいらっしゃり、それはさすがに、ね。
それでも今日のセミナーは最近の中でもベストバウトだったと思う。YouTubeではあまり話さないビジネス的な話、そして人生がひっくり返るような願望実現の話などなど。その辺はまた改めてYouTubeでお話したいと思います。とにかく全出し。
終了後は先日も行ったモンゴル料理。すごく美味しい、安い、本格的。ここまでの羊肉はめったに食えるものじゃない。
しかしお客さんはめちゃくちゃ少ない。9時過ぎの段階で二人くらいいたけど、間もなく我々だけになった。そのままほぼ閉店までか。親不富通りっていい場所にあるにもかかわらず、これは寂しい。お客さんが一人も来ない日もあるそうだ。理由はよくわかる。店主がしゃべりすぎるのだ。店主のファンの方もいると思うけど、そうでないとリピートは厳しい。
モンゴル料理に限らず、ほとんどのお客さんは「料理を食べる」は目的の2割。なぜなら選ぶ料理は基本、なんだっていいので。そこそこに美味ければ。では残りの8割は何かと言うとコミュニケーション。サラリーマンであれば仕事の話、上司の悪口、噂話など集まるにはテーマがあるもんだ。そして共通の話題で大いに盛り上がるのだ。お酒や料理があれば、なお盛り上がる。オレたちのケースで言うなら、安くないお金で「Qさん」の話を聞くために懇親会まで参加しているものだ。
店主の話は人によっては興味深いものだろう。オレもその一人ではある。しかし大半の人はやっぱり店主の独演会を聞くのではなく、お互いのコミュニケーションのために来ているものだ。
120分ほどお店にはいたけど、90分は店主がしゃべっていた。モンゴル、中国、コロナ、歴史、生物学など、それなりに面白いが、オレとしてはほとんどが前回に聞いていたので、前のめりで聞くことじゃない。それよりも参加者さんの話をもっと聞きたかった。それならば、正直に店主にそう言えばいいのではと思われるだろうが、そこはやはりお店の側が「空気」を読むべきだろう。お客とて「苦言」を呈するのは気持ちいいものじゃない。
挨拶がてら10分、15分しゃべるのは気持ちがいい。しかし、それが30分、一時間となるといきすぎた。そのシグナルをオレは送っていたつもりで、店主もそのことは承知していたはず。しかし、気持ちよくなってしまったのだろう。お客がいなくて暇を持て余している身としては。
何度も言うけど、お店自体はいい。料理も珍しくて、美味しくて、安い。店主、店員もとてもフレンドリーでウェルカムな空気がある。しかし、読むべき空気は読むべきだろう。あれではリピート客はつかない。バックパッカーや一部の店主ファンに限られ、一般の客はリピートしないだろう。90分間、店主の独演会を聞くのは、やはりつらいのだ。
なので向こう一年間は行くつもりはない。もしも一年後もお店があったら、どうなっているのか見てみたい気もする。これは決してクレームではない。なぜなら、そもそも「行く価値あるお店」と思って二回目を行ったから。しかし、他にお客さんがいないからと、90分もの独演会は本来の目的を阻害するに十分であり、オレ自身が参加者さんに悪い気さえしたものだ。何度も言うけど、お店自体はいい。なのでおススメ。このブログの情報だけでお店は特定できるからぜひ。
そんなわけで、ちょっと飲み足りない、コミュニケーションが足りないってことで、その後は3時くらいまでいつものバーでカクテルなどなど。最後の最後はうどんを食べて帰りました。明日は休日。と言うか、オレは毎日休日。ありがとうございました。
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