人はなぜ、ゴキブリを忌み嫌うのか? 2020.1.28
2020年 01月 28日
話変わりますが、ゴキブリっていますねよ。おそらく好きな人、いないと思います。多くの人が嫌悪を示す代表だとも思います。しかし、その「嫌悪」の理由って何なのでしょうか。たとえば蛇や蜘蛛を嫌う理由はよくわかります。人間にとって危険だから。太古の昔から人間のDNAに「蛇=危険」とインプットされていますけど、実は「ゴキブリ=危険」なる歴史は存在しない。もちろん中にはゴキブリによって何らかの生命的、身体的被害を被った人はいると思いますが、それは蛇や毒蜘蛛の比じゃないことくらいはわかると思います。
その意味でDNAに危険信号が灯るほどでもない。それがなぜにここまで嫌われるのか。それがまさに「広告」の影響です。その広告とはキンチョーの殺虫剤です。小さい頃から我々日本人はテレビCMとかで繰り返し繰り返し、ゴキブリが不衛生で忌むべき存在であることを刷り込まれています。正直な話、そのフォルムだけだと、子どもたちの人気者、カブトムシやクワガタムシとそんな大差ありません。それがなぜにあそこまで嫌われるかは、CMによって嫌われもののイメージが刷り込まれているからなのです。その証拠にゴキブリがいないとされる北海道の人は、ほとんど反応がないとされる。
検索して出てきた画像ですが、こちらは東京。

まあ、素直な反応ですよね。それに対して北海道はこう。

つまり、これはCMの効果なのです。北海道にはゴキブリはいない。だから殺虫剤のCMをする必要がない。ゆえに「ゴキブリ=危険」なる図式も存在しない。
同じように、食べ物のCMなども見なければ食べたいと思わない。CMを作っている人たちはいかにしてクライアントの期待に応えるか、つまり商品を売るかについて高い専門性を有しています。一方の消費者は素人なので、その専門性に対抗する術を持ちません。結果は明白。つまり、ゴキブリは殺虫剤で退治すべき存在であると洗脳されるように、食べ物のCMを見ると、それがいかに無駄で、身体に悪いかを頭では知っていても、食べたくて仕方なくなるのです。
そんなわけで、食べ物が周りにまったくない環境では、空腹になりようがない。今回の出張ではかなり飲み食いもしてきたわけで、その分をしっかり消費する必要があるわけですね。このままだと一週間でも二週間でもいけそうな感じだ。周りに情報さえなければ。楽しみます。ありがとうございました。
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