20年前、俺たちはひたむきに歩いていた 2019.12.16

終ってしまった、しまこらぼ。先月の福岡に続き、今回の東京も本当に素晴らしかった。今後も機会が許せばやっていきたいね。そんな余韻を後に、ようやくと福岡に帰るのであります。

福岡到着。雨降ってるけど雲の隙間から神降臨。

12/7に出発して以来の帰福だけど、ほんと、濃すぎの日々だった。

細かくいうと、DAF→打ち上げ、北京→北朝鮮→帰国、出版打ち合わせ、柴又帝釈天、クローバー小川さん寿司→BAR、かずみんさんとこへ乱入、ライブ打ち合わせリハ、ライブ本番前リハ→本番→打ち上げ→二次会、みたいな感じかな。

この間、北朝鮮では熱が40度になったり、でも12時間寝たりとか、体調面でもいろいろありましたが、すべてが順調で無事に生還するとができました。

完全に帰宅する前に、これから博多で飲み。1997年に世界一周した時、イスタンブール、シリアくらいから合流して、パキスタンのラホールで肝炎になって置いてけぼりにしてしまった川崎さんと久々の再会なのだ。

先月だったか、大阪の母親がですね、加齢が原因の圧迫骨折でひと月ほど入院していました。身体が不自由になる経験が初めてだったそうで、なんか変化があったのか。

今までなら北朝鮮に行くというと全力で止められてた（けど行く）。それが今回、

「そうか。気をつけて行ってき。あんたの人生はええなあ。やりたいようにやったらええわ」

てな返事が来てまして。悟りをひらいたのか。とにかくまあ、今年もまた本当に楽しい一年でした。来年はさらに楽しくなる。

ちょうど今、編集者さんから連絡が来て、来年の出版の具体的な提案の話があり、テンション上がったとこ！ワクワクしかありません！

音楽関係のなんかもやってきますよー。CDもはよ仕上げないとね😄

そしてそして、再会の投稿。

1997年、世界一周しました。そこで同時期に同行程で旅してた川崎さんと博多飲み。

4時間、語りまくった。今や国際コンサルタントとして大活躍の川崎さん、今回、九州出張で時間があったので！

ほんと、濃かったし、勉強になった。インド政府の話とか圧巻。でも、本質はお互い、当時と変わらない。そして考えていることも同じ。

新たな文化を作る、構想する。

俺個人はあの旅は負けまくっていた。なんで旅とかしてるのか。いろんな人と比べて劣等感しかなかった。それでも、懸命に歩いていた。今もそうだよ。けど、最終的に、今をどんだけ楽しむか。それが人生ってことでまたの再会を約束した。

古い写真はイランのヤズド。あの旅の写真を見ると俺はほとんど笑ってない。ずっと考えていた。今もそうだけど、大人になって、少しは笑う余裕もできたんかな。

また会おう。カッキーも一緒に。あの旅の仲間。なんかつながる一生の友達なんだ。

ほんと、一瞬であの日に帰ることができる。不器用に、ただ、ひたむきに、ひたすら歩くだけの旅。俺なんか特に、何度も何度もブルーになってさ、旅を楽しんでいたかどうかわからない。いや、8割はつらかったんだと思う。早く帰国して楽になって遊びたい。そんなことばかり考えていた。

川崎さんとはパキスタンのラホールで、川崎さんが肝炎で入院したのでそこでお別れした。けど、川崎さんはいったんは帰国したものの、また同じところから旅して、世界一周を達成したそうだ。

オレはと言うと、本当であればパキスタン、インド、ネパールと進んで、そこからチベットを超えて中国から帰国するか、またはネパールから再びインドに戻ってコルカタからバンコクに飛んで東南アジアを回ってから帰る予定にしていたのが、「もう、いいや」ってことで、ネパールのカトマンズからバンコクに飛び、すぐに帰国してしまったので、終盤は投げやりだった。けど、あれからアジアには何度も行ったので、ほとんど制覇してしまった。

今もなお、旅人は続けているわけだ。そんな感じで胸アツな時間を過ごし、電車のある時間に帰宅することができました。ああ、本当に濃い日々だった。なんかが大きくはじけ飛んだような気がしている。ありがとうございました。


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