合同演奏会 2004.8.1
2004年 08月 02日
さて、早速今日の日記にうつりますが、今日は所属しているノアール・アンサンブル・ウインズと2年程前に設立された若いバンドである福岡青少年吹奏楽団の合同演奏会がありました。
この週末は台風が直撃すると懸念されていましたが、幸い台風はそれ小雨程度ですみました。非常にツイています。朝の9時に会場である福岡南市民センターに集合し、午前はリハーサルを行いました。正直言って、個人的には演奏会のテンションが上がりきらない感じではありましたが、周囲の熱意の中で徐々にその雰囲気が出てきました。
午後2時に開演です。お客さんは思っていたよりも入っていたように思います。第一部は我がノアールの演奏です。全部で5曲。クラシック調からポップスまでバラエティに富んだ選曲で、聴いているお客さんも楽しめたのではと思います。しかし、まあ、演奏的には課題も多く残したような気がしますが、これも次回への反省にしたいと思います。
第2部は青少年さんの演奏です。初っ端、コンクールの昔の課題曲を演奏するなど、往年の吹奏楽ファンにはたまらない選曲です。実に爽やかな演奏で気持ちが良かったです。その後は「ドレミの歌」に「愛の挨拶」などポピュラーな選曲で楽しめました。そこで第3部の準備のためいったん客席から退場。
第3部はまさしく両楽団による合同演奏です。ここでもクラシック調とポップスのバランスのとれた選曲で楽しめました。吹奏楽らしい大迫力の演奏だったようで、お客さんからの評判も上々でした。
この演奏会については、何となく突然決まったような感じがあり、また、個人的にも練習が消化不良であったため、なんとなくテンションがあがらなかったのですが終わってみると非常に楽しい演奏会だったと思います。他の楽団との交流もできましたし。
その後は恒例の打上げです。ちょっと遅れて会場に着くと、メンバーはほとんどスタンバイしていました。人数的にはノアールの方が多かったようですが、酒が入り、人が入り乱れるとものすごいテンションに変わってしまいました。さすがはノアールのいる打上げです。青少年さんも圧倒されていたのでは・・・。
打上げの時、青少年さんの団長さんとお話をしたのですが、久々に面白い人に出会った気がしました。彼は23歳と若いながら、団を立ち上げるのに自腹をきって楽器を調達し、その後のメンバー募集や指導者募集も最初は自分ひとりでやったそうです。それにしても驚いたのが、楽器を調達するのに銀行など金融機関から借金までしたとか。親が資産家とか特別な境遇でもないので、金融機関に頭を下げて必死で融資を獲得したとか。この行動力には驚くばかりです。人間も非常に腰が低く謙虚で、23歳にして既に1つの境地に達したかのごとしです。確かに彼なら融資したくなるかもしれません。
とまあ、非常に有意義で楽しい演奏会になりました。音楽は本当に素晴らしいものです。私個人は諸々の事情でしばらくノアールをお休みすることになりましたが、ちょっと充電期間を置いて、必ずまた復活したいと思います。直前まで休団のことを報告しないでご迷惑おかけしたこと、お詫び申し上げます。復活の折には、またよろしくお願い申し上げます。
(写真は真面目にノアール・アンサンブル・ウインズのマーク)