■12月15日(日)/東京/夢をかなえて2020@しまこらぼ東京

<お申込みはこちらから>


■Qさんとしまこさんとの出会い、そしてYouTube

思えば不思議な出会いでした。

今回、コラボをさせていただく「しまこさん」から初めて連絡をいただいたのは8月頭だったか。僕のYouTubeを発見して見てくれていたとのこと、多くの視聴者さんと同じように、FacebookやLINEからの連絡をいただきました。

プロフィール写真がちょっと「素人っぽくなかった」ためか、見にいってみると「高岡(富山県)」の文字が見え、僕の父親の郷里でもあり反射的に返信してしまったのが最初。

音楽愛好家である僕としては、音楽家ってところにも反応し、しばらくメッセージ、そして直接お話する中で、僕はこのようなことを言っていました。

「しまこさん、機会あれば、僕が企画する何かでも歌ってくださいね」

その時の反応は「は、はい・・・」みたいなちょっと低めトーンだったのですが、その意味は後々に理解することになります。


しまこさん、歌手としてのキャリアは実に19年、ベテランの領域です。それは順風満帆だったのか、いばらの道だったのかは僕にはわかりませんが、昨年、苦節18年目にしてメジャーレーベルからアルバムを発表し、さらに勢いが増すかと思いきや、そうは進まなかったような。

挫折し、夢に破れ、7歳の時から「生きるか死ぬか」ではなく「歌うか死ぬか」の思いで続けてきた、その「歌」から裏切られ、本人談、自分は「死んだ」と思ったのが今年の上半期のこと。

昨年まで年間200本以上こなしてきた仕事をすべてストップし、ただ、自室に引き込もる毎日。そこで出会ったのがYouTubeであり、僕をはじめYouTuberと呼ばれる存在を知り、なんとなく流れで始めたのが「しまこのへや」だったのです。




■言葉が現実になり、眼鏡キャラに

ところが「しまこのへや」を始める直前、信じられないトラブルがありました。それは「顔が腫れる(特に右目)」という、実に意味不明の現象。すぐに治ると思いきや、まったく良くならない。しかし「9月3日(高岡出身のドラえもんの誕生日)」から始めると宣言した手前、撤回もできない。苦肉の策でとった手段が「眼鏡をかける」ということ。しまこさんは普段は裸眼で問題なく生活しています。

そんなしまこさんですが、YouTubeを始めようか迷っている時、なんとなく意味の分からない言葉がありました。

「わたし、完全にゼロからやりたい。本名もすてて『Kちゃん』みたいな名前とかでも」

「Kちゃん」とは本名のイニシャル由来なのでしょうが、さすがに意味がわからなさすぎるので、元々の愛称でもあった「しまこ」で始めることになりました。


ここで言いたいのは「言葉が現実になる」ということ。

〇ゼロからスタートしたい ⇒ 顔が腫れて眼鏡キャラに


それ以外にも僕自身が言ったこととして、

〇僕が企画する何かでも歌ってくださいね ⇒ 9月静岡・11月福岡でも実現




さらには、

〇僕の友達の音楽家と共演しているビジョンが見えた ⇒ 11月福岡で実現




なので、僕はしまこさんにお願いしました。

「たぶん、しまこさんは言葉が現実になりやすい人なので、お願いですからいい言葉を発してくださいね」


■音楽の神様は許してくれない

僕は「神様」はいると思っています。宗教的な意味での神様ではなく、その人その人に「Something Great」としての「偉大なる何か」がついていると思うのです。

しまこさんは高校時代、コンクールで富山県代表に選ばれました。その時、ある一曲を千回以上練習して本番にのぞみました。今回のライブで音楽面の監修をしていただく、音楽プロデューサー・アレンジャーである杉山正明さんは、こう言います。

「僕のところに歌手志望でくるこはたくさんいるけど、最初に、何回歌ったかを聞くんだよ。するとすぐには答えないので、とりあえず500回歌ってから来るように言うんだ。けど、500回歌ってまたくるこはほとんどいないよ」


しまこさんは高校時代に自主的に「千回」歌っていた。「千」という数字は特殊なようで、「千日回峰行」という修行から連想できるように、「千」により霊力が宿り、文字通り「仙人」になるのかもしれません。

それだけ音楽に情熱を注いできたしまこさん、「音楽を捨てる」と言って、「音楽の神様」が許してくれるはずないじゃないか!


■しまこさんの歌、正直、どうなの?

僕自身はしまこさんの人間そのものを超えて、純粋に歌手としての一しまこファンを自負しています。大の音楽愛好家として、僕はこれまで仕事度外視に「音楽活動」をやってきました。


たとえば「1,000人トークライブでの音楽コラボ」、「300人トーク企画での本格音楽コラボ」、「Qさん企画のジャズライブ」、「東京・京都でのベートーベン・ブラームス三重奏」「クロスオーバー本格音楽コラボ」、「JAZZレーベルの設立」、「JAZZ本の企画(⇒ミュージシャンの経費私的使用により頓挫)」など、やりたい放題やってきましたし、これからもするつもり。


そんな中でしまこさんの歌をYouTubeや、そして目の前で聞いたとき、「めちゃくちゃいい」と素直に思いました。ただ、それはもしかしたらしまこさんの人となりや物語を知っているからこその身びいきかもしれないと、一歩引いて思う部分もありました。

だけども、静岡や福岡で、なんの先入観もなくしまこさんの歌を聞いたお客さんたちは、一同に涙を流して感動していました。終了後は女子を中心にズラッと行列ができるしまつ。それでも、もしかしたらストーリー補正が入っているのかもと思う部分もありました。

しかし今回ご一緒するプロの音楽プロデューサーである杉山正明さんと先日、お話をした時、言われました。

「しまこさん、プロの方にこう言っちゃ失礼かもしれないけど、純粋に歌そのものでお金になる人ですよ。素晴らしいと思う。Qさん、いい耳してますよね」


僕もそう思う。基本的な技術的歌唱力は言うまでもなく、個性豊かな声質と魂を感じさせる表現力は唯一無二だと思うのです。


■12月15日ライブの料金体系は?

稲盛和夫さんは「経営とは値付けである」と言います。僕自身もこれまでセミナーやコンサル等、自分で自分の「値段」をつけてやってきました。「値付け」の大切さは身に染みているつもりです。

では、今回、どうしようか。修験の宝満山から下山するとき、突然、インスピレーションがやってきました。

「自由料金制(投げ銭)にせよ」


その声を聞いた瞬間、ちょっとわかった気がしました。先日の福岡では「9,900円」で24名のカフェが満席になりました。なので、東京だと同じ値段で3~4倍の集客ができることは見えています。

しかし、今回はあえて、「従来のしまこさんファンにも気軽に来てほしい」との思いが先に出てきたのです。

ビジネスや自己啓発のセミナーとして「9,900円」は高くはありませんが、「音楽コンサートの相場感」を鑑み、しまこさんの歌だけを純粋に聞きたい方からすれば、「その値段」と「僕のトーク(笑)」は余計な心理障壁かもしれない。

だったら、少なくとも「値段」によるハードルは下げて、ご自身の納得する金額を支払っていただければいいし、それだけの内容であることは、企画者である僕が一番知っています。

そうなんです。しまこさんのことをよく知っている人だけでなく、知らなかった人たちの心にも深く浸透する歌であることをわかっているからこその料金制。

なによりも、純粋に楽しんでほしい。それだけなのです。


■「夢」のあるライブにしたい

ライブのテーマは「夢をかなえて2020年」です。来年一年を「生涯最高」にするための「予祝」をしたいと思っています。

僕の代表的著作として『夢がかなうとき「なに」が起こっているのか?』があり、しまこさんの代表曲に『CAN~夢の扉』があるように、偶然にも「夢」が重なっています。

僕の父親の郷里、しまこさんの出身地は「富山県高岡市」であり、そこから国民的ヒーロードラえもんが誕生しました。当日はこの曲からスタートします。



夢のあるライブにしたい。夢を語り続けられる大人でいたい。そして遠慮なく夢をかなえていきたい。これまで夢破れた人、あきらめた人、もちろん野望に満ちている人も、2020年は一気に飛躍する一年。そんなトークと、そして音楽をお届けします!
 ■12月15日(日)/東京/夢をかなえて2020@しまこらぼ東京 _b0002156_199154.jpg
(画・菅原おさやまる)

■予定曲

〇CAN~夢の扉(オリジナル)
〇Power by heart(オリジナル)
〇最上級のありがとう(オリジナル)
〇夢をかなえてドラえもん(Maoカバー)
〇夢をあきらめないで(岡村孝子カバー) 
〇未来へ(Kiroroカバー) など10曲程度


■出演者

〇しまこ(ボーカル&ギター、トーク)
〇杉山正明(ピアノ、キーボード等)
〇米山典昭(ギター)
〇石田久二(Q)(トーク、企画)


■日時・場所

【日 時】12月15日(日) 開場15:30、開始16:00、終了18:30
【場 所】「東京倶楽部 目黒店」
      東京都品川区上大崎2-18-20中銀目黒駅前マンション地下1階
      https://tokyo-club.com/access/?shopid=meguro
【参加費】自由料金制(投げ銭方式)
     ※ワンドリンク付き

<お申込みはこちらから>
by katamich | 2019-12-03 17:53 | ■セミナー | Comments(0)