低コスト高ベネフィット脳に対応するイチ実験 2018.11.14

今話題の百田尚樹さんの『日本国紀』ですが、500ページあるものの、文章が読みやすくスルスル進んではいるのですが、昔よりも集中できなくなっている。それはきっとYouTubeとかのせいだろう。人間は「最小コスト・最大ベネフィット」で生きていると言いましたが、「読むコスト」が他の動作に比べて大きくなっているんでしょう。3,000字のブログを読むより、音声で聞いた方がストレスがない。なぜなら「読む」よりも「聞く」や「見る」の方が、エネルギー的なコストが高いから。


そんな中、先日も書いたように、今、アマゾンが膨大な費用を投じて「読む→聞く」に人々をシフトさせようとしていますが、それは完全に正しい。もう一度言いますが、人は「最小コスト・最大ベネフィット」に流れるもので、デバイスやアプリの発展に伴い、多様な情報入手ができる時代になっています。


アマゾンの戦略として、アマゾンオーディブルをガンガンに進めており、一冊は無料なので、さっそくダウンロードして、『お金の流れでわかる世界の歴史』って本を聞いてみました。


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タイトル買いで何となく流し聞きしていたのですが、面白かった。人々の歴史とはお金の歴史。食べるにも戦争するにはお金が必要。個々人が生きるにもお金は必要。出来事のほとんどの引き金は「お金」である、至極当然だけど、そんな話をぼんやり聞きながら、一冊を読み終えていた。


先日、「金運セミナー」で、メンタルに訴えるスピリチュアルな話もしましたが、同時に現実的な話もしたつもりだし、3回にわたるフォロー音声でも現実的な内容を中心にしたい。要するに今の時代、お金を稼ぐ方法は無限にあるってこと。


たとえば手っ取り早く稼ぐには、お金持ちをお客さんにすること。「いいもの」を「いい値段」で売ること。もっと言うと、「いいと思っていただけるもの」を「いい値段」で売ること。ブレスレッドを作る技術があったとします。原価は500円。それを以前、1,000円で売ろうとしている人がいて、一か月の売上10万円を目指していましたが。となると、100人のお客さんが必要で、そのためには3,000人くらいのマーケットが必要になる。ブログで売るなら、「ブレスに興味がある人、3,000人」の読者が必要ってこと。


それって、どうだろう。そもそも1,000円のブレス、持ってて嬉しいだろうか。自分なら1万円のブレスの方がいいし、時計とかだったら100万円くらいが嬉しくなる。だったら、ブレスの値段を1万円にして、月に10人に売れば目標達成。


そんな話をすると、「原価500円のものを1万円で売るなんて詐欺だ」と言う人が出てくるでしょうが、ブランドって言葉、ご存知でしょうか。私はいわゆるブランドものはほとんど買わないので、相場はわかりませんが、世の中、100万円くらいのバッグなんてざらにあるでしょ。もちろん皮を使っているのでしょうが、それだって原価はしれている。


つまり、人は「満足」を求めている。満足こそがベネフィット(利益)であり、それを最小のコストで手にしたい。つまり、お金を稼ぐにはこんな質問をすればいい。


1.人々はどんなことに満足するだろうか?
2.その満足をどうすれば簡単に、低コストで届けることができるだろうか?
3.その満足を求める人たちはどこにいるのだろうか?


1つ目の「人々は?」はまずは「自分なら?」に変換すればいい。私ならば「旅に出たい」が満足の一つ。その満足を簡単に得るために、「スカイスキャナー」ってアプリを手にしたが2つ目。そして3つ目は「スカイスキャナー」ってアプリを普通に使える人たちを探せばよくて、それは「新聞を読む人たち」の中にはいない。今や新聞広告を見れば一目瞭然で、旅行ならほとんどがシルバー向け。なので、スカイスキャナーの広告はYouTubeやスマホに届ければいい。最近はスマホでやたらと「Tik Tok」の宣伝が目立つのはまさにだ。


別の例だと、ブレスが欲しい人たちはどんな人か。おそらくスピに興味があって、今より幸せになりたい人。簡単に届けるには、ネットがいい。その「簡単」には「コストが低い」も含まれるので、単純に値段を下げればいいと思うけど、そうとも限らない。なぜなら、値段の低いものは、価値が低いって先入観があるから、そこそこいい値段をつけて、その物語を生み出せばいい。求める人は、やっぱりネット上にもいるけど、かつては女性週刊誌、タウン誌などにいた。


とにかくも、人は何を求めているのか?どうすれば低コストで届けられるか?この「低コスト」は単純に「値段を下げる」とか「無料」だと簡単だけど、それでは成り立たない。ここでのコストとは主に「手間」と思えばよくて、手間や労力を省いて高いサービスを届ける。


その意味で、先ほどのアマゾンオーディブルに続き、月額1,700円の「YouTube Premium」も3か月無料ではありますが登録しちゃいました。びっくり。まず、広告が表示されない。これは何気に大きくて、たった1,700円で広告を見ないで済むってすごくないですか!表示される数秒がストレスだし、それ以上に広告に洗脳されなくて済む、余計な情報を目にしなくて済むって、1,700円に対してかなり高いベネフィットだと思う。


さらに、オリジナル動画が音楽もいいけど、それらはおまけで、大きいのがオフラインで視聴可能(事前に保存する)なのと、YouTubeを閉じても聞ける(見れる)ってこと。YouTubeで音楽や音声を聞くことは多いけど、閉じてしまえばそれで見れなくなる(見れるアプリはあるけど)。電車などでカバンやポケットに入れたまま、イヤホンで聞いていられる。この画像は「後でゆっくり聞きたいな」な思ったネットラジオ番組で、運転中とかにも聞ける。
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すみません、一気にごちゃごちゃ書いてしまってますが、こうやって低コストで情報をどんどん入手できる時代。無料でもいいけど、オーディブルとプレミアムで月3千円って決して高くない。私みたいな自営やってる人は「情報」が命だったりするので、こうやって「低コスト(ストレスがない)」で、好き勝手に情報を入手できるのは、とてもいい時代だ。ブログはこれからも書くけど、たとえばブログの内容を音声で毎日届けるとか、どうだろう。さっそくやってみようか。




やってみた。あまり長くないよう、それでも3分。ちょっと長いかな。2分以内がいいと思うし、内容と必ずしもリンクもしてないけど、ちょっと実験してみようと思うのであります。いかがだったでしょう?

世の中はどんどん変化してってますからね。いずれにせよ、面白い時代になってきました。ありがとうございました。

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by katamich | 2018-11-14 23:39 | ■時事問題 | Comments(0)