7人の神様と7つのチャクラ!!! 2018.5.26

週末ですね。チャリ旅から帰って、すぐに新刊の発売となり、なかなか落ち着かない一日です。6月中に決算の書類をまとめ納税もあるし、他にもすることも山積み。2018年の総決算だから頑張って乗り切ろう。滝行もする。


僕らの魂が地球に放り込まれた理由』が少しずつアマゾンから届いたり、書店で手に入れたりする人が増えていますが、反応も上々。

今回は今までのような販促をしてないので、純粋に読んだ人がどのように口コミするか。100万部売れる本は販促でどうにかなるもんじゃない。どうしても誰かに言いたくてたまらない魅力があるもんだ。今、100万部と言いましたが、はい、100万部狙いです。人生一度しかないのだから、もはや「夢」とも言えない目標となってるので、見てみたいじゃないですか。なんかね、妙にいけると思うんですよね。このような予感は当たることが多い。


ところで先日、堀内恭隆さんとライブ配信してるとき、『僕たま』に出てくる「7人の神様」が「7つのチャクラ」と対応している気づきがありました。その辺、まったく意識せずに書いてたのですが、改めてまとめてみました。


<第1チャクラ>
生命力・現実を生きる
「稲荷大明神」
 五穀豊穣・商売繁盛
⇒お金儲けなど現実社会を生きる力となるが、
 煩悩に翻弄されないよう注意
 
  
<第2チャクラ>
 自立心・創造力
「地蔵菩薩」
 子どもを守る・親の悲しみを癒す
⇒素直に「悲しみ」を出さずにいると、
 自らの心を麻痺させるために依存症を選び、
 自立の妨げとなる

 
<第3チャクラ>
 自信・活力
「不動明王」
 慈愛に基づく怒りの化身
⇒怒りを適切に出すことで、
 自分にとって大切なものを守る
 生きるためのエネルギー

 
<第4チャクラ>
 愛・情緒
「観音菩薩」
 愛の化身・救済
⇒善悪を超えた絶対的な「愛」
 人を裁かない自由な精神(空)

  
<第5チャクラ> 
 コミュニケーション・表現力
「文殊菩薩」
 知恵・具体的な問題解決
⇒コミュニケーションによる問題解決
 現実レベルにおける知恵の活用
  

<第6チャクラ>
 直感・精神性
「弥勒菩薩」
 未来における絶対救済
 唯識思想に基づく意識開発
⇒「阿頼耶識」にアクセスすることで
 宇宙の本質をしり、三次元で成功する

  
<第7チャクラ>
 高次元・悟り
「大日如来」
 煩悩の超越・宇宙との一体化
⇒三次元の煩悩を超え、
 宇宙意識として生きる
 
※画像はこちらより
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「チャクラと仏の対応」について、他にも考えてる人いるのかと調べてみると、いるにはいましたが、意見はバラバラ。つまり、いまだ定着した概念はないのだと思います。第7チャクラが虚空蔵菩薩などの表記もありましたが、私はまったくそうは思わなかったり。


いざ、対応させてみると、本当にビックリでした。実は最初、文殊菩薩と観音菩薩の出番は逆でした。文殊菩薩は「現実的な知恵」で、観音菩薩は般若心経から「空(くう)」を説く内容にしようかと思ってて、そうなると、「現実」と「空」では、どうしても「空」が上位概念になると思い込んでしまったから。


しかし、話の流れから、どうしても4番目に観音菩薩、5番目に文殊菩薩でないといけなくなって、流れのままにそうしました。そしてふたを開けてみると、第4チャクラは「ハート」であり、愛や慈悲。本文での観音菩薩は善悪を超えた絶対的な愛・救済について説明しています。第5チャクラは「コミュニケーション」であり、前々から私は文殊菩薩を「コミュニケーションの神様」としてとらえていました。それは滝行を始めた14年前から、文殊菩薩の真言を唱えることで、コミュニケーションは現実的な問題解決ができると教えられてたから。


それだけではなく、この「7つのチャクラ」と本書のストーリーは見事なまでに一致します。内容そのものが一致するのです。もう少し説明しましょう。


<第1チャクラ=稲荷大明神>

稲荷大明神(お稲荷さん)は狐の神様です。全国津々浦々、大小、いろんな場所にあり、人々は五穀豊穣を願ってお参りしていました。ここから商売繫盛にもつながるのですが、文字通り、「生命」の源を支えます。ここでは商売やお金だけでなく、性欲なども含まれ、いわば「煩悩」を満たすために稲荷大明神に手を合わせることがあります。

しかし、世の中、そんなにうまくいくものじゃなく、仮にたまたま成功したように見えても、どっかで奈落の底に落とされるようになる。その落差のエネルギーをお稲荷さんの下の低級霊は吸い取って生きています。なので、生きる上での下支えは大切ですが、煩悩に翻弄されないよう忠告的な意味もあります。

第1チャクラは生命の源でもありますが、ここばかり活性化すると、食欲や性欲のコントロールがきかなくなったりするので注意が必要。見事に稲荷大明神とシンクロするわけです。


<第2チャクラ=地蔵菩薩>

お地蔵さんはいろんな役割がありますが、ここでは「賽の河原」で石を積む子どもたちの話をモチーフにしました。そもそも、本書はこの話がきっかけでしたので。親より先に亡くなった子どもたちは「三途の川」を渡れず、河原でその罪を償うため石を積まされます。その積み上げた石を鬼がぶっ倒す。

その鬼の正体は「親の悲しみ」です。お地蔵さんは鬼を退治する。これは「悲しみを癒す」を意味し、「失ったものは悲しむことで乗り越える」の大切さを伝えます。人は失ったことを認めたくないばかりに、涙をおさえ悲しみを麻痺させます。それは「依存症(アル中、ギャンブル中など)」をもたらし、自立を妨げる。

第2チャクラは自立を促す力となります。「失った過去」を断ち切り、真の意味で自立するためにも、お地蔵さんの力を借りるのです。


<第3チャクラ=不動明王>

不動明王は大日如来の「怒りの化身」とされますが、ここでの怒りは「慈愛」に基づいています。「怒り」は大切なものを守るために必要なエネルギー。大切なものを守る心、それが愛です。愛があるから、本気で怒れるのです。我が子がおかしくなった時、親は本気で叱る。そこに愛があるからこそ、子どもに伝わる。単に自分のむしゃくしゃを子どもにぶつけるんじゃない。愛があるから叱れる。

同じように、他人から自尊心を傷つけられたりする時も怒りによって守る。怒りは決して否定的なだけじゃなく、自分や自分が大切にしているものに対する愛があると、それはポジティブなエネルギーとして輝き始める。そうやって自信を取り戻す。それが第3チャクラの役割で、不動明王の力に通じるのです。


<第4チャクラ=観音菩薩>

いわゆるハートチャクラですが、文字通り、愛そのもの。本書では「善悪」の話がテーマとなるのですが、観音菩薩の愛は善悪、価値判断を超えています。観音経では「誰もが念じれば救済される」と説くのですが、その「誰もが」にはもちろん悪人とされる人も含まれます。

人々が「善・正義」を手にすると、それに反する人を徹底的に懲らしめようとします。芸能人が不倫しただけで、引退に追い込むまで追求します。自分たちは正義だから、不倫したような奴は引退して当然だと正当化する。失敗した経営者に対してもそう。正義を錦の御旗に徹底した粛清を図ろうとする。それって本当の意味での正義と言えるのか、愛と言えるのか。

究極の愛には善悪の価値判断はありません。悪いことをした人の心にも愛がある。裁くのは国家や法律であって、周りの野次馬じゃない。野次馬に愛があれば、失敗した人にも慈悲の心が向けられ、その心は自分自身を豊かにします。だから第4のチャクラは観音菩薩なのです。


<第5チャクラ=文殊菩薩>

このチャクラ配置としては喉の付近にあります。声であり表現でありコミュニケーション。これはもう、文殊菩薩そのもの。「三人寄れば文殊の知恵」と言われますが、ここでの知恵は現実的な問題解決のための知恵であって、知識や情報のことではありません。知識・情報は虚空蔵菩薩であり、虚空蔵とは「アカシック」のこと。真言の「のうぼうあきゃしゃきゃらばや・・・」の「あきゃしゃきゃ」がまさにアカシックであり、つまりアカシックレコード。

一方の文殊菩薩は知識ではなく、知恵。現実的な知恵としては、やはりコミュニケーションとなる。「維摩経」において、文殊菩薩は維摩居士と見事な論戦を繰り広げますが、最後に維摩居士の「沈黙」に対し最大限の賛辞を送ります。ここにもコミュニケーションの神髄が見て取れるのは、いろんなところで書いてきました。

文殊菩薩の知恵は使えます。営業、マーケティング、開発、研究、あらゆる場面で文殊菩薩の知恵をいただくと、解決し、展開します。おんあらはしゃのう。この真言を昔は一日千巻唱えていました。さっきも書きましたが、観音菩薩と文殊菩薩の順番はやっぱりこうだったんですね。


<第6チャクラ=弥勒菩薩>

本書のキャスティングで最後にはまったのが弥勒菩薩。他にも候補はたくさんいました。釈迦如来、阿弥陀如来、普賢菩薩、勢至菩薩など。突然、ポーンとやってきたのが、弥勒菩薩。まるで56億年後の未来から飛んできたような。弥勒菩薩は「布袋尊」と同一視される通り、本書のイメージもこれ。一方、唯識論師とも同一視されており、本書では「唯識」のエッセンスを用いて、この世の仕組みを説明しています。

唯識では文字通り「唯だ・意識」だけとの立場にあり、現象学や量子力学とも親和性があります。8つの意識が存在し、その根底が「阿頼耶識(あらやしき)」、潜在意識や超意識のことと思っていいです。なぜ悩みが存在するのか。それは「いま、ここ」を忘れているから。どんな状況でも、常に「いま、ここ」に立ち戻ることができれば、そこからあらゆる解決策へと結びつきます。創造力の源であり、世界の成り立ちそのもの。

第6チャクラは額(松果体)にあるのですが、松果体の活性化は阿頼耶識に直結します。その手法としてしばしば「瞑想」が用いられますが、本書の主人公も第七章で少しだけ瞑想の話をしており、日常で瞑想を取り入れることの意義を語っています。第6チャクラである松果体を活性化し、阿頼耶識の世界に入り、現実創造を思いのままに。見事に一致しちゃいました。


<第7チャクラ=大日如来>

大日如来は宇宙の根源の神であり、絶対神。本書では少しユーモラスに登場しますが、私は執筆中、リアルに大日如来とつながってしまい、宇宙の神髄を見させていただきました。大日如来のお姿は実に豪華。これは煩悩とは言わないのかと思われがちですが、その逆で煩悩を完全に超えると、これもまた真実なのです。

質素に生きることを信条とする。それはそれで自由ですが、そのような人に限って、質素でない人のことを批判したりします。姿は質素でも、心は煩悩のまみれています。自分が質素でありたいなら、他人がどうであれ関係ない。同様に贅沢してる人がいて、貧乏な人を馬鹿にするのもまた成金根性の煩悩です。煩悩を超えると、質素も贅沢もなく、ただ純粋にその場その場で好きなように選択するだけ。

悟りとは煩悩を超越すること。大日如来の域に達すると、もう、何でもありになるのです。悟った人は質素なんて先入観もない。ただシンプルにやりたいことやる。これが、宇宙なのです。


と言うわけで、長くなっちゃいましたが、「7つのチャクラ=7人の神様」、見事に一致しちゃいました。これがスタンダードになるでしょう。ってことは、いわゆるチャクラの活性化と、神様(仏様)の関係も明らかになってきます。広隆寺の弥勒菩薩にお会いすると、松果体が振動し、第6チャクラが活性化する。「のうまくさまんだ~」と唱えると、生きるエネルギーがわく。いろんな話ができそうです。よかったら東京での出版記念講演にお越しください。チャクラの話もしようかと思いますので。

■6月23日(土)/東京/出版記念講演~あなたの心に棲む鬼を退治する方法


明日も続けますね。お寺、真言、仏像、いろんな角度から話ができそうですが、まずは本書をお読みくださいませ。ありがとうございました。

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Commented by sakamoto at 2018-05-27 13:29 x
Qさん忙しいのはわかりますが、天使企画はどうなってんの?
Commented by katamich at 2018-05-27 21:33
ぼちぼちやりますわと言いたいですが、6月中に100まで終わらせたいですね。
Commented by at 2018-05-28 13:39 x
今日のブログ面白かったです
世界人類この内容を読めばいいのにと思いました
Commented by katamich at 2018-05-30 15:20
> 梨さん
(笑)
by katamich | 2018-05-26 23:39 | ■精神世界 | Comments(4)