【チャリ旅3】祝福の四国上陸だぜ!! 2018.5.14
2018年 05月 14日
佐賀関に向かうまでの道の駅の展望台。今日は本当にいい天気だ。予報の通りだな。
12時ちょいで佐賀関のフェリー乗り場に到着。
一時間ほど時間があるのでのんびり。オレの相棒。
こんな感じで乗り込みます。男子ならワクワクするよね、このシチュエーション。ロボットアニメでいざ出陣的な感じ。
こんな船でした。
自転車はオレだけ。バイクが5台ほどあったかな。車はたくさん。
船内はこんな感じで、乗客はまばら。だけどこのフェリー、一時間に一本もあるのよ。一日にして12本くらいあったかな。こんなんで経営成り立つんかと思ったけど、後から納得。キャビンには大型トラックでギッシリ。車だったら予約が必要なところだろう。つまり、この船は観光客よりも運輸業の方のニーズで成り立ってるわけだ。つまりは消費者のニーズ。
すでに四国だよ。風車がいっぱい。
こうやって見ると九州と四国はめちゃくちゃ近いな。今まで四国はすごく遠いイメージがあったのだけど、福岡から三時間弱で大分に行き、そっからこの船に乗っていけばすぐじゃん。日帰りはきついにしても、2泊3日くらいのゆとりで家族旅行も可能だよ。いつか行こ。
2時過ぎに四国上陸。ものすごくいい天気でして、祝福を感じるよね。
途中の展望台から。
道の駅があるとつい寄ってしまう。みかんジュースがあったので飲むオレ。
次の道の駅ではじゃこカツってのを。美味い。
きちんと昼飯を食ってないので腹減った。途中のコンビニでおにぎりなどを食い、7時過ぎに宿に到着。今日は80キロほど走りました。船に乗ったから長く感じたけど、こんなもんか。大洲市ってとこで、鎌倉時代に建立されたお城が観光資源だとか。明治移行、取り壊されたのが10年前に当時の工法で復元。しかし、街はビックリするほど人がいない。今日はこんな和室。
このような外観なんだけど、オレ以外に宿泊客は見なかった。住んでるっぽい人はいたけど、お客さんなのかな?
腹減ったので外に出ると、見事に何もない。コンビニもない。
赤ちょうちんが見えたので入ってみた。
1個100円のおでんと、簡単な料理がいくつか。ビールが美味い。おでんもうまかったよ。
餃子も食べて、トータルで1,100円は安いかな。
このご主人はまだ若い感じで、店を開いて1か月なんだと。隣町の出身で、いろいろ話をした。「今、話題の今治が・・」って話が出たので、きた~って感じで聞いてみました。そう、加計学園のこと。
正直、地元の人たちは「野党」に怒っている。ご主人の実家は隣の「のむら」ってとこらしく、畜産業が盛ん。多くの人は稼業を継ぐのに地元の農業高校などに行って、その後は大学か専門学校で学ぶ必要がある。だけど、西日本に「獣医学部」がないのに北海道まで行くしかなかった。四国はまだまだ畜産業が主な産業。昨今、口蹄疫だったりインフルエンザだったり、畜産業を脅かす材料は多く、獣医学部の設立は愛媛のみならず四国全体の悲願だったのです。
なので15年前からずっと文科省に陳情をしてるのだけど、ずっとずっと却下。なぜか。つまりは獣医師会との癒着だとか言われています。新たに獣医学部ができると既得権益が脅かされますからね。
そこで立ち上がったのが安倍政権。アベノミクスの「三本の矢」の3つ目、成長戦略の一環として地域活性化、具体的には「国家戦略特区」を設立して、それまでの岩盤規制によって阻まれていた獣医学部の新設を国家主導で進められる。もちろん決して簡単なものじゃなく有識者等による厳格な審査をへて認可されるのですが、岡山理科大学を運営する加計学園は15年の陳情の歴史がある。京都産業大学も手を上げたのだけど、準備不足で自ら辞退。15年の祈願が実を結び、この春、晴れて愛媛県は今治市に「獣医学部」が設立されました。初年度から予想をはるかに上回る受験者が来たのは、地域のニーズをきちんと反映しています。
しかし、ここにきて加計学園の学長と安倍首相が学生時代から「友達」だったことが判明した。そこに野党が食いついた。友達だから優先するなんて、民主主義を原則を覆す越権行為だ。おいおい、待ってくれって。「友達だから認可を優先します」なんて手続き、常識的に考えてできますのかい?
これまで岩盤規制によって阻まれていた新規設立。民主党だって、石破さんだって知ってるでしょ。って言うか当事者でしょ。加計学園と愛媛県はずっと陳情してきたんだから。それをたまたま総理と学長が知り合いだったってだけで、どうして癒着とかになるの。だったら証拠出せ。出ないじゃん、一年も。癒着じゃないことを証明しろって「悪魔の証明」を突き詰めてもらちが明かんでしょ。
ま、与党にも落ち度はありますよ。それは、最初から「はい、加計ありきですが何か?」ってきちんと説明しなかったこと。「加計ありき」ってのは、友達だからとかじゃなく、「最初に手を上げた」のと「15年できちんと準備してきた」からであって、後から手を上げた準備不足で、それも辞退したところとどうして同じように扱う必要があるの?
とにかくも、加計にせよ、森友にせよ、バカらしい話なんだけど、野党はそこくらいしか言うことなんですよね。政策論争じゃ歯が立たないし、そもそも何もない。だから、どうでもいいことでいちゃもんをつけては1年以上も国会を空転。オレたちの税金だよ!一日3億円もの!
地元の人は昔から獣医学部を必要としていた。生の声が聞けてよかったです。ほんと。ただまあ、これだけ叩かれまくっても、与党の支持率はさほど下がらず、そして野党の支持率はまったく上がらずで、時代は変わってきたんだな。きちんとした情報に耳を傾ける人が増えたってこと。
特に何があるって街じゃなかったけど、すごくいい話が聞けて有意義でした。明日は何が起こるかな?ありがとうございました。
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【5月13日(日)のログ】
10:00ー出発
10:41ーすき家179号大分庄境店~11:02
12:06ー佐賀関・国道九四フェリー
13:02ー出港
14:15ー到着(三崎)
15:54ー道の駅瀬戸農業公園~16:01
16:35ー道の駅伊方きらら館~16:56
18:01ーセブンイレブン八幡浜松柏店
19:13ー松楽旅館
★自転車走行距離:83.6km
・369円:朝食(すき家179号大分庄境店)
・850円:目薬
・160円:カボスジュース(佐賀関)
・1,620円:国道九四フェリー
・130円:ポテチ(フェリー)
・110円:みかんジュース(道の駅瀬戸農業公園)
・330円:じゃこかつ・ジュース(道の駅伊方きらら館)
・418円:おにぎり等(セブンイレブン八幡浜松柏店)
・4,200円:宿泊(松楽旅館)
・1,100円:おでん・ぎょうざ・ビール
★合計:9,278円