お金に好かれたければこれ読んで実践して! 2018.4.13

滝行四日目。これで折り返し地点。往復14キロ、歩くっていいよね。冬場は滝の後はすぐに暖をとらないと風邪をひいてしまうけど、これからの季節は暖かいし花粉もないし、なるべく歩いて滝行に行きたい。今日もいい天気、いい気温で気持ちよく歩かせていただきました。
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昨日の「使えば入ってくる」の続き書きますね。昨日はこんなモデルを紹介しました。


Qが10払う→Aが10もらう
そこからAが8払う→Bが8もらう
そこからBが6払う→Cが6もらう
⇒ここで使われたお金の合計は「10+8+6=24」となる



これみて、おかしいと思う人がいるかもしれない。「Qが10払う」がスタートとしても、結局、最初の「10」が増えてないじゃないかと。確かに使った人は増えるけど、全体の中で「10」そのものが増えてるわけじゃない。

確かにそうです。「10」が「24」に増えたんじゃない。「10」がいろんな人に手に渡って、その延べの合計が「24」になっただけで実際には増えてない。そうです、そうです、その通り!


しかし、ここは「経済学」の基礎。国の経済力って通常はGDP(国内総生産)で見ますよね。または「一人当たりGDP」とか。GDPって何かと言うと、これは「その国で使われたお金の延べ総額」のこと。「使われた=生み出された価値」でもありますが、これを経済学では「フロー」と言います。


それに対して資産や貯金など「貯められた価値」のことを「ストック」と言うのですが、先ほどのモデルだと、「Qが10払う」をスタートして、ストックでは確かに10で変わらず。しかしフローで考えると24になるのです。一般的に経済的な豊かさはGDPで見られると言いましたが、GDPはフローのこと。


個人の人生で考えると、


・一生のうちでどれくらい使ったか=フロー
・一生のうちでどれくらい貯めたか=ストック



となるのであって、では、実際の話、フローとストックではどちらが豊かでしょう?


具体的に言うと、


・一生で10億円使ったけど(フロー)、死ぬ時の資産は1千万円(ストック)
・一生で1千万円使ったけど(フロー)、死ぬ時の資産は10億円(ストック)



のどちらが生活として、人生として豊かか。これは言うまでもないですよね。ケチケチ貧乏生活して貯金が10億よりも、豪快に使って楽しんで貯金が1千万円の方がいいでしょ。もちろん「貯める」のが生きがいって人はそれはそれでいいです。一つの価値観ですから。

だけど、少なくともオレはたくさんお金を使って人生を楽しみたいと思うので、つまりストックよりも「フローの豊かさ」を重視します。みんなもそうでしょ?



ちなみにですが、2016年の段階で日本は、


・GDP:世界3位(米国、中国に次ぎ)
・一人当たりGDP:世界22位(シンガポールや香港よりも下)



ですが、これはフローで見たもので、特に一人当たりのGDPで見ると22位とこの20年でめちゃくちゃ下がりました。中国は人口が多いのでもっともっと下です。人口の少ないルクセンブルクやモナコが上位に来るのは納得ですが、20年前はこんだけ人口もある日本が世界2位とか1位だったことがあり、めちゃくちゃ豊かだったわけですね。


しかし、これをストックで測ると、


・一人当たりの金融資産:世界3位(米国、スイスに次ぎ)
・包括的な富:世界2位(米国に次ぎ)
・一人当たり包括的な富:世界1位!



この「包括的な富」とは人的資本、自然資本もすべて含んだ指標のようで、つまり日本は今でもなお「世界一豊かに国」と言えるわけです。なんとなく貧乏臭くなってしまったのは単純。お金を使わないから、です。


ようは、日本ってのは「使う金はたくさんあるのに使わない」って状況がずっと続いてまして、それじゃあ活気なくなりますよね。しかもその金(資本)の大半は高齢者が握っていて、若い人たちは全体的にお金がない。なので、日本再生の一つの道としては、いかに富裕層の高齢者にお金を使わすかにかかっています。


じゃあ、高齢者は何を求めているのか。喉から手が出るほど欲しい、自分の全財産をはたいてでも欲しいもの。それは「若さ」。若くなることは物理的に不可能ですが、「若々しくなること」はいつでも可能。下世話な話で恐縮ですが、「80歳になっても20歳のように性行為ができる(あくまで基準として)」ようになれば、これはこれは活気が出るんじゃないでしょうか!仙台の老人クラブが電車の座席に「敬老者が座るのでお譲りください」なんて紙を置いてないで、いつまでも立っていられる、足もどこも。


まあ、この辺の話はまた別の機会に譲るとして(だけど、これが大金持ちになるチャンスでもあります)、私は人生の豊かさはストックではなく、「フロー」で考えているので、どんどんお金を使いたいですよね。私の当面(40代での)の目標はこれ。


・純資産で1億円(住宅ローンなど借金を含まず)
・年収(年商)1億円(税抜き)



純資産がストック、年収がフロー。純資産1億円があれば適切に運用すれば、何もしなくても年500万円~は入ってくることになる。年収1億円については、ある程度は残したとしても、できるだけ使ってしまいたい。一年で一億円を自由に使えるとなれば、これはこれは楽しい人生になりますよね。


けど、実際現実として一年で一億円まで言わずとも、1千万円でもそこそこいい生活できるんじゃないでしょうか。あくまで「1千万円を使い切る」を前提として、生活に必要な費用として200万から300万あればいいでしょ。残りの700万~800万をすべて遊びや学びで使い切る。


これはよっぽど趣味が豊富じゃないと使えない額でもあります。私の趣味って「旅行」と「音楽」と「読書」くらいで、一番お金をかけられるのが「旅行」として、月に一回ビジネスクラスで海外旅行しても800万円はかろうじて使えるレベル。もっと上を目指せばきりないですが、私の今のスタイルだと500万円でも物理的に満足なレベル。ビジネスクラス以上、高級ホテル(安宿も含む)、美味しいもの、魅力的な現地ツアーを満たしたとしても。


あとはジャズのCDを作るにしても、一枚100万円もあればいい。けど、量産するほどリソースもないし、個人的に聴きたい人と企画であっても、一年に2~3枚も出せば満足。う~ん、なかなかお金、使えないな~。それこそ昨年11月に川島和正さんらと会ったときに聞いた、「ワインだけで一年で7千万円使う人」にでもなればいいですが、と言うか、そうなればいいのか(笑)


つまりは、お金って「稼ぎ方」も「貯め方」も重要だけど、やっぱり豊かさを実現するには「使い方」ですよね。ここで「使えば入ってくる」の話に戻るのですが、これはそのまんま「お金持ちマインド」に直結します。世の中には二通りの人種が存在します。


A.「いかにお金を使うか」を考えている人
B.「いかにお金を使わないか」を考えている人



たとえばBの人、「無料」って言葉に目がない。無料でもらえる、無料で参加できる、無料で体験できる、そこに喜びを見出す。だけどね、無料で多少は得した気分になっても、「お金払って得られる満足度」と比べると限界ありますでしょ。デパートの試食でそれなりに美味しい思いはできても、2万円の寿司にはかなわないでしょ。どっちがいいですかね?


私の周りを観察してもよくわかる。「いかにお金を使わないか」を考えている人、いつまでたってもお金に好かれていない。いかにお金を出さず、いかに動かずしてベネフィットを得ることを「おいしい」と考え、そこにしか価値が見いだせない。仮にそこそこ「おいしい」思いをしたとしても、きちんと帳尻が合っていること、どこかでわかってるんだけど、「いかにお金を使わないか」のマインドから抜け出せない。


一方で「いかにお金を使うか」を考えている人、それはそれは面白い人生ですよ。私なんかもですね、独立した当初はお金も仕事もなかったけど、でもやりたいことはいろいろあって、そのために「いかにお金を使うか」をずっと考え、使ってきた。だから、自然とお金も増えて、次々と面白いことができるんですね。


お金持ちになるかどうかは、本当にマインド一つ。しかし、マインドと言っても、実際の行動とリンクしないと定着しない。そのためには「無料」に飛びつかない、ケチケチしない、割り勘負けを定着する(多めに飲食したと思ったら余分に払うとか)、友達のサービスを値切らない、節約しても使うときはドカンと使うなど、日常の一つ一つの習慣が大切なんですよね。お金の法則って本当にシンプル。ありがとうございました。


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by katamich | 2018-04-13 23:39 | ■お金 | Comments(0)