ビンボーは読むな!5万円のワインを開ける話 2018.3.29

今日は夜、月イチの「宇宙となかよし塾」でした。2015年2月に始めて、一回だけ別のセミナーとかぶって開催しない月はありましたが、毎月やって今回で4年目に入ります。前回は無料だったためか40人の部屋がすぐに満席となったのですが、今日はその反動か9名でした。リピーター多目の月イチですが、それでも新規の方が3名来られてよかったです。


今日は「人生の十快」ってテーマを設定してたのですが、それは最後の30分間で。あ、そうだ、その話、週末のこちらですることにしよう!
 
■3月31日(土)/東京/The Spiritual World~スピリチュアルの祭典 講演会&出版セミナー


それまでは質問に答える形で進めたのですが、「お金」の話が多かったかと思います。と同時に、私自身、ちょっと反省も。ここ数年、なんだかんだと売上を毎年更新しているのですが、それは2014年に『夢なに』が発売され、もっぱら本の印税や大きな仕事で得られる部分が大きく、この2~3年、積極的にセミナーの告知や集客をしてこなかったな~と。


たとえばビリーフチェンジ個人セッションなどは、2013年はめちゃくちゃたくさんやりました。告知の日に8枠~12枠がすぐに埋まってしまい、それを東京だけじゃなく、大阪、福岡、名古屋でもやっていました。グループセッションでも8枠のセッション、20枠のオブザーバーがどこでもすぐに埋まり、それで一日30万円ほどの売上がありました。

しかしここ最近は一日ぶっ通しでセミナーやセッションをせずとも、2~3時間の講演で20万から30万は稼げるようになってしまい、つまり、楽な方向に走ってしまっていたわけです。


ただ、最近はブロガー発セミナーの類で本を出してない人でも一回100万円以上の売上を築く人も多くなってきました。それは特別な人なんでしょうか?めちゃくちゃ努力した人なんでしょうか?決してそんなことはありません。

ではここで、「一回100万円の売上を得る方法」を説明したいと思います。今日のセミナーで話したことが中心ですが、書いちゃっていいのかな? それは「一本5万円のワインを開ける方法」と理屈は同じ。


普段の居酒屋やバルでワインを開ける場合、平均5,000円くらいのワインに限られます。普通のバルにはそれくらいしか置いてないからって事情もありますが、世の中には一本5万とか10万のワインもザラにあります。では、その類の高価なワインを開けるのは一部のお金持ちに限られるのでしょうか?


実はそんなことはありません。私が知ってる範囲で、いわゆる普通のOLでありながら、年に数回はその程度のワインを開ける人がいました。ものすごくいい企業なのかはわかりませんが、その方いわく、そんなに珍しいことではない、と。


しかし、最初はその方も5千円円くらいのワインを飲んでいたのが、いつしか1万、2万、3万とインフレーションし、(10万は滅多にないにせよ)5万円のワインであればご褒美的に開けることがあると言う。その方とは別にスコッチウィスキーにハマった知人は「1ショット5万円の国産ウィスキー」を飲んでしまったことがあるようです。


なぜにそんなに高い酒を飲んでしまうのか。そこには不可欠な存在がありまして、それはソムリエ、マスターです。話をワインに限定して進めますが、ソムリエとは言うまでもなくワインの専門家であり、ワインに関する知識はもちろん極めて繊細で高度な味覚、識別能力が要求されます。もはや、天性と言ってもいい。


ある日、ワインが好きだという女子がお店にやってきました。最初は5千円のワインを開けます。4人で飲んで1人一杯半くらいで千円ちょい。高くはないです。その時、そのワインがいかに素晴らしいかをソムリエは力説します。しかもオシャレに。その女子たちは、自分たちがどんなに素晴らしいワインをいただいたか感激します。しかし、世の中にはもっともっと素晴らしいワインがあるんだとソムリエはさらにプレゼンします。次は8,000円のワインですが、いかがですか?


こんなに素晴らしい体験をさせてもらって感激しまくりの女子たちにそれを断る術はありません。そしてその8,000円のワインは、自分たちの想像をはるかに超える素晴らしいワインであり、体験となります。先ほど飲んでいた5,000円のワインはなんだったのか。もちろんそれも素晴らしいのですが、8,000円のはもっと素晴らしい。


そこで女子たちはいったん帰ることにして、一か月後にまたお店にやってきます。同じソムリエが対応するのですが、そのソムリエはお客さんの顔とどんなワインを飲んだのかしっかり覚えていて、前に飲んだ8,000円のワインのことをさりげなく伝えます。女子たちはメロメロです。そこでその時のワインよりもっともっと素晴らしいワインがあるとプレゼンし、1万円のワインを開けさせます。女子たちはさらに歓喜します。後はその繰り返しで5万円のワインを開けてしまうわけです。女子たちはもちろんすべてにおいて大感激。


このような話を聞いて、どう思うでしょうか? そのソムリエは悪でしょうか? それとも善でしょうか? 給料の限られたOLの女子に5万円ものワインを開けさせるなんて!


私はそのソムリエ、素晴らしいと思います。ソムリエになるために、その方がかけたお金は100万、200万じゃありません。人によっては億は下らないかもしれない。その膨大な経験から、ソムリエはワインがいかに素晴らしいか誰よりもよく知っている。そしてその素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたくてたまらない。その素晴らしい世界を一人でも多くの人が知って、素晴らしい体験をしていただきたい。


それでも、言う人はいる。それは違う。手ごろな値段のワインで、高級ワインに劣らぬ素晴らしい世界を体験させるのがソムリエの役割じゃないのか! なるほど、そうかもしれないと思った人に言いたい。


だからおまえ、ビンボーなんだよ!!!



あー、スッキリした。これ、言いたくてたまらなかったの。ワインにせよ、なんにせよ高いのはそれなりの理由があるんだよ。希少価値もあるかもしれないけど、市場の原理からすれば、人気があるから少なくなるんであって、人気があるってことは、それなりの価値があるからなんだよ!


確かにB級云々で安くても満足できるものはたくさんありますよ。ついでに言うと、オレ、ラーメン評論家って大嫌いなの。ラーメンなんてさ、高くても千円とか2千円でしょ。そんな安いものばかり食って偉そうな顔すんなっての。

ラーメン評論家がなんでこんなに多いかって、それはラーメンが安いからですよ。そもそもラーメンなんて化調まみれで中毒性があって、ほんと、中毒にでもならないと毎日とか食えないでしょ。けど、それが1万とかするんだったら中毒になっても我慢できる。物理的に。けど、ラーメンって千円とかそこらでしょ。それでいて、お店も種類も多い。だから「貧乏人が偉そうにできる食い物」であって、そんな自分でも意見も言いやすい。この漫画、よく見るので拾ってきました。
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話を戻しますと、食い物に限らず、安くてもいいものはたくさんありますよ。だけど、高くていいものもたくさんあるし、そこには安いものばかりを求める人が体験しようもない世界があるんです。

「神」の目線からすれば、高い安いは市場(人間)の原理であって、ものの本質じゃない。もの本質とか、それそのものが「いい」かどうか。そうなると、本当にいいものはどうしても高くなってしまう。けど、もう一度言うけど、高い安いは関係ない。「いいもの」を純粋に求めるのに、「高いからけしらかん」はないんです。


「自由」とは何か。その話、旅先でよくするのですが、バックパッカーには高級ホテルに泊まる自由はありませんが、セレブには安宿に泊まる習慣がないので、自由じゃないと言える。だけど、セレブはちょっと自分の感覚を変えるだけで、安宿に泊まる自由を持つことができ、そこで真の「自由」を得ることができる。


先日、9人でエジプトに行きました。ダハブではリゾートヴィラに泊まり、カイロの後半では5スターホテルに泊まった。ですが、着いた初日のカイロは1泊800円の安宿。メンバーにはいわゆるセレブ(お金持ち)が多いのですが、直前まで何も言わず、明かさず、その場でいきなり連れて行きました。その宿の入口を見た皆さんの顔は今思い出しても笑えます。
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しかし、それでも泊まりました。こんな世界があるんだと知ってもらいました。19歳のバックパッカーと4日間、同行することにもなりました。その結果、メンバーは「自由」を手にしました。

ただし、セレブはこうやってムチャブリで安宿に泊まる自由はありますが、貧乏人には5スターホテルに泊まる自由はない。どっちがいいでしょうか?


1杯500円のラーメンで偉そうな顔をするラーメンマニア、悔しかったら1本5万円のワインを飲んでみてください。いや、ワインは経験が大切なので一回ではわからないだろうから、2万円の寿司でもいいですよ。私は子どもたちと回転寿司にも行きますが、2万円の寿司にも行きます。どっちもそれぞれ良さはありますが、感動度で言うならはるかに2万円の寿司だし、それで世界はぐんと広がる。


人生において大切なのは「安くていいもの」を求めるのではなく、単純に「いいもの」を求め、経験すること。いい経験をすること。それが安かろうが高かろうか関係ない。安くても、高くても、それが「いい」と思うなら、素直に求める。しかし、貧乏ならできない。そこでB級とかコスパとかしょうもない理屈を言い始める。B級もいいけど、A級もあるんですよ。コスパってなんですか? いいものに安いも高いもないでしょ!


1本5万円のワインを開けさせるソムリエは素晴らしい。普通なら5千円で満足するような女子たちに、その次元の高い世界を知らせるのだから。だから、その人はソムリエなんです、プロなんです!!!


と言うわけで、「一回100万円の売上を得る方法」を書こうと思ったけど、長くなったのでやめます。だけど、書くのは面倒ですが、音声でサクっと伝えるのはできるのでLINEでしゃべりたいと思います。


「安くていいもの」とか求めなさんな。「いいもの」を素直に求める、そして「いいもの」をいつでも手にできるようになりましょう。それが「神」の生き方っていうもの。ありがとうございました。


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by katamich | 2018-03-29 23:39 | ■お金 | Comments(0)