人生はどうせ大丈夫なようになっている 2018.3.25

そうそう、昨日は雲黒斎さんが博多にトークライブに来られたので、飛び込みで行き、スタッフ飲み会にも参加してきました。それを知ったのは「福岡空港でピーチ機がパンクして滑走路が封鎖!」ってニュースで黒斎さんが羽田で立ち往生してるツイートを見たから。でも普通に来られると思ったので、主催の常冨さんに連絡して参加。30分遅れで無事に開催となりました。

飲み会も含めてインスピレーションのわくような話、ありがとうございました。そして今朝、KADOKAWAから初稿ゲラが届いていました。
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週明けの頭でチェックして、「はじめに」「おわりに」「プロフィール」を完成させて、その後、イラスト、図面、最終的に本文チェックをへて手から離れることになります。この本については出る前から、しかも自分、編集者さん、イラストレーターさんの三人しか読んでないにもかかわらず、私の中では続編の構想が膨らんでいます。これから先、ハイスピードでガンガン出したいと思います!


そして夜、パナリに行った関西のメンバー三人が「居酒屋説法」に参加したようです。ちょうど二日前に「そう言えば20年前にブダペストでパナリのことを教えてくれた方、どうされてるかな~?」とふと思い、風の噂でお坊さんをされていることを聞いたので、「苗字〇〇 浄土真宗」と検索するだけでヒットした。連絡を取り、20年ぶりにつながったのは昨日までに書いた通り。


今は大阪の真宗系のお寺のご住職をされていて、ロックギターも演奏しつつ、月に一回、居酒屋でお話会もされてると言うので、パナリの仲間に知らせると3~4時間前の案内だったにもかかわらず3人が参加。その様子をグループチャットで報告していただきました。苗字を「住職さん」と変え、その他、個人情報等いろいろ編集して公開します!(笑)


今日の住職さんとの飲み、めちゃめちゃ楽しかったです。

飲みの席で、住職さんに、20年前のQさんと住職さんのご縁がきっかけで全員が素晴らしい経験をできたことのお礼を伝えると、すごく喜んでおられました。20年越しのご縁で実現した今日のこの3人との出会いも、非常に感慨深いものがあるとのことでした。

パナリは、行こうと思って行ける場所ではなく、いくつもの偶然が重なった人の縁がないと行けない場所で、住職さんもパナリを訪れたきっかけは漁師の人との偶然のご縁だったそうです。そこで当時、その素晴らしい景色に圧倒されたそうです。写真を見せたら、おー、これこれ!と感激しておられました。
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他にも色んな話をしてくださいました。Qさんと1週間行動を共にしたこと、旅をすることになったきっかけは〈割愛〉、住職になる前は〈割愛〉も考えていたこと、おススメの旅先はスイスで今でもあの綺麗な景色が忘れられないこと、スイス以外にはトルコやギリシャもおススメであること、マグリットなどの絵が好きでルーブル美術館や大英博物館にまた行きたいこと。

中でも印象的だったのがトルコ入国の際の話で、その時あるピンチがあって困っていると、シンガポール人の女性がその解決のために必要な金額をくれるかわりに、大切な贈り物をカッパドキアの友人に届けてほしいと、住職さんにその贈り物を預けてくれたそうです。住職さんは責任を持ってそれを届けたそうなのですが、見ず知らずの自分を信用してくれたこと、そして届けた先の相手も非常に感激してくれたことなどは非常に良い思い出になったそうです。そのようにピンチをプラスに変えて行くことで、自分だけの物語を作っていくことが大切だとおっしゃってました。最近Qさんもそんな物語の話してましたよね。

個人的には、〈割愛〉は非常に有意義な経験になると言ってくださったことも嬉しかったです。

最近はやってないけどギターにもはまっていたとのことで、コズモやシンクロトークライブの話やQさんがジャズの活動に力を入れていることなどもお話しすると興味をもっておられました。

人、本、旅の三種の神器については、住職さんも激しく共感しておられました。

最後に、日本にいるとどうしても自分の枠組みだけで物事をとらえてしまいがちだけど、多少しんどいリスクを負ってでも、やったことのない経験を実体験で重ねていくこと(例えば1人旅をすることで、日本では当たり前だったことを海外の外の視点から見ること)で、その枠組みを崩していくことが大切で、多少リスクをおかしても人生はどうせ大丈夫なようになっているっていうことを話してくれた時は、Qさんのいつも言ってた事と重なって、自分の自信になりました。

そんな感じで他にもメンバーいたのに住職さん最後までうちらQさんメンバー専属で飲んでくれました。

パナリの余韻もまだまだ冷めない中で、今日も最高の出会いがありました。
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このご住職さんは実に多彩で、仏教系の大学を卒業後、何をされていたのかわかりませんが、20代後半でちょっとしたことからヨーロッパを長期旅行。ギターはプロレベル、サッカー選手、絵画にも造詣が深い、話も面白い。そして沖縄離島マニアで、出会った時点ですべての離島に足を運んだと言われていました。その中で最も素晴らしいのがパナリである、と。


確かにパナリはご縁がなければ行けません。もっとも、今は日帰りのツアーのみ上陸は可能ですが、一見さんの宿泊は不可、ましてや「秘祭」と言われる「ある祭」に参加することはほぼ不可能です。私は2015年からパナリに年に1~2回行っていますが、ここに行ってしまうと、他のどの離島も物足りない。そのパナリを知るきっかけになったのが、このご住職さんから20年前にブダペストで聞いた話からだったのです。胸アツにもほどがあります。


そしてこのご報告の中にもありますが、


「多少リスクをおかしても人生はどうせ大丈夫なようになっている」


とは完全なる真実ですね。昨日も書きましたが、「宇宙のムチャブリ」ってあって、これはたいていがリスクだし、いわゆるミクロレベルでの失敗だってあるかもしれません。でも、それもこれも含めて結局は大丈夫。


人生ってどうにかなるし、どうにもならないことだってある。だけど、すべてひっくるめてどうせ大丈夫なんだから、やらない手はないわけ。「安全領域」にいても何も起こりません。多くの人は「安全領域」にいながらにして、環境だけ変えたいと思う。

動かない、払わない、表現しない。リスクやコストを受け入れずに、ベネフィットだけを得ようとする。それじゃあ、何も起こりません。そうやって人生が終わってしまうのも、それはそれでいいのですが、そうじゃない人生があってもいいし、少なくともオレはそうありたい。


どんどん面白いこと、ワクワクすること、やっていきたい。そしてまだ見ぬステージに積極的に進んでいきたいわけだ。多少のリスクはあったとしても、どうせ大丈夫。だったら、やらない手はないですよね。

今回、20年ぶりにご住職さんとつながり、仲間たちが会いに行ったのも、また、何かのシグナルだろう。すべてはメッセージ。どんどん突き進んで、新たな世界へと広がっていきたいよね。私を含め、私の周辺も急加速している。面白くなってきました。ありがとうございました。


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by katamich | 2018-03-25 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)