「宇宙のムチャブリ」が人生を加速させる 2018.3.24

ご縁と言うのは面白いもので、20年前(1997年8月)にハンガリーの首都ブダペストの安宿「テレサの宿」でちょっとの間一緒で、そこで話をしたり、そこから小観光をご一緒した方とメッセージの交換をしていました。当時、私は24歳、その方は私より少し上の20代後半ではなかったかと思います。話題豊富であの9か月の旅の中でも特に印象的なお一人でした。先ほど、フェイスブックにこのように投稿されていました。


 見慣れない方から、フェイスブックのメッセージをいただきました。20年前の、ハンガリーの首都、ブタペストでご一緒だった方で・・・心が千々に乱れます。

 彼はその後も旅を続けて、今もその延長線上で、講演をしたり本を出版したり、大活躍をなさっているようです。

 僕は、これを最後に、止まりました。

 写真は、ドナウ川の渡し船を待って、マスカットワインでひっくり返ってる図かと。その方がもしや、と、送ってくださいました。青いジャケットの方が僕。自分の写真はほとんど撮ってないので、結構貴重です。
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 つい帰国後の、いろんな可能性を考えてしまいます。・・・そして、今日以降の、僕自身の残りのシャバでの生き方を、あらためて考え中です。確かなものは何もない、という、「本当の位置」に実際に身を置いて、暮らしていた在り方を、いつしか忘れ切っていたなぁ、と。・・・なんとも言い難い、焦燥感に似た気持ちを胸いっぱいにしつつ。

 明日ありと 思う心の 仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかわ

 で、明日の居酒屋説法、ツイキャスでその方にも観覧して頂けそうなので、気合入れて臨みますぞよ(笑)。
 
 ・・・お題がしかし、お題なんやけれども(爆)。
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私の故郷、大阪は天王寺で真宗系のお寺の住職をされており、テーマを決めた「居酒屋説法」なるお話会も毎月されているよう。私のいつか(今年)、どっかで乱入したいと考えています。


今思い出すと、当時の自分は、、、いったい何だったんだろう?

実をいうと、あの旅ではやられっぱなしでした。アメリカで1か月半(コロラド、ニューヨーク)、そこからアムステルダムに飛び、約1か月でオランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ドイツ、オーストリア、ハンガリーと自転車で進んだその時、ブダペストで多くの日本人とお会いし、あれがあの旅での最初の「日本人宿」だったわけです。


何にやられてたかと言うと、あの宿には印象的なすごい人がたくさんいて、話についていけない、自分など不勉強、小さい、目立たない、印象薄い、そんな風に軽い劣等感を感じっぱなしで、その後、イスタンブール、カイロ、エルサレムなど、行くところ行くところ、やられっぱなしだった。けど、旅の終盤、カトマンズからバンコクに飛んだとき、空港で一人の日本人に声をかけられて、妙に頼られたとき、「オレも成長したのかな」と少し思ったりした。小さな話なんだけど。


いずれにせよ、「あの旅」は自分にとって原点でもあり、人生の選択において最も自分をほめたいことの一つ。1996年、大学四年で就職活動をしている時、河合塾講師の故・牧野剛氏の本と、ジャズピアニストの山下洋輔氏の言葉に触発されて「新卒のカード」を捨てて卒業後に世界放浪。帰国後はいろいろ苦労したものの、今はそれなりに満足な生活をさせてもらっています。


「あの旅」があったこの20年と、そうでない20年と、まったく違ったものになったであろうことはそうでしょう。けど、「あの旅」がない人生など考えようもないので、すべては行くようになってたんだろう。それ以外には後悔しようと思えばいくらでもできる。たとえば今の自分が高校生になったとすれば、センター試験など受けずに英語だけに絞って検定試験を受けてアメリカの大学に行ってたろう。当時はそんな発想、まったくなくて普通に日本の大学に行くしかなかったけど、今ならいろいろ考えられる。


いや、むしろ今だって「ない発想」を取り入れることで人生は加速する。その「ない発想」を柔軟に取り入れて人生に生かすことが加速の秘訣なんだろう。そう言えばエジプトと久高・パナリにご一緒したうしくん、この3月で退職して4月はインドに行くらしい。今までそんな発想はなかったけど、『夢なに』に出会って、私のセミナーやツアーに参加して、そんな発想が加わってしまった。


「会社を退職してインドに行くことの是非は問わないけど、それによってうしくんの人生が面白くなることだけは間違いない」


みたいなことを言ったのは河合塾の牧野氏だけど、20年前、その言葉に出会わなかったら今のオレはないかもなあ。


こないだ旅でこんな話をしていました。


「自分が社会人になったばかりの時の課長や部長の年齢になってしまったけど、当時の課長、部長はいかに定年まで波風立てずに過ごせるかばかり考えていたよな~」


つまり「発想」が完全に守りに入ってて、それ以上に「ない発想」を取り入れる発想自体がない。だけど今の自分たちはそうじゃない。常に「ない発想」を積極的に取り入れようとするから収入も増えるし、一年で10億の資産も築けるし、たくさんの出会いやチャンスにも恵まれる。Qさんの旅やセミナーに参加すると収入が増える。そう言っていただける方も少なくないのですが、そこには常に「ない発想」があるから当然なのです。


多くの人にとって心地の良い情報ってのは、今の自分を認めてくれるような情報。その上で、環境を変えられる。つまり、「自分を変えずに、環境を変える情報」が一番ウケがいい。そこにスピは見事にマッチすることがある。満月に通帳をかざす、ある種の呪文を唱える、トイレの蓋を閉めるなどは、基本的に自分を変えることはない。自分を変えずに、収入だけ増やす。


先月、福岡の月イチのセミナーは「無料」でやったのだけど、あっという間に満席になったのも、そこに「自分を変えずに(支出をせずに)、環境を変える(収入が増えるかもしれない)」なる煩悩があるから。なので、そのような煩悩を闇雲に膨らますことは是としないので、今後は無料はやりません。本当に人生(環境)を変えたければ、まずは有料で参加してみるとその意味がわかるでしょう。
  
■3月29日(木)/福岡/宇宙となかよし塾37~人生の十快とは?


人生を加速させる方法なんてシンプルだ。「ない発想」を求めて、それを着実に取り入れていけばいい。その「ない発想」はしばしば「宇宙のムチャブリ」と言われることもあるけど、それをするかしないかで人生は180度変わってくるからね。

話を戻すと20年前のオレ、よくぞ「宇宙のムチャブリ」にこたえてくれたものだ。だからこそ今がある。そしてこれからもガンガン、ムチャブリにこたえていきたいね。ありがとうございました。


【受付中の講演・セミナー】

■3月31日(土)/東京/The Spiritual World~スピリチュアルの祭典 講演会&出版セミナー
 
■4月1日(日)/東京/ビリーフチェンジ個人セッション

 
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by katamich | 2018-03-24 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)