【タロット】タロットと阿頼耶識!
2018年 02月 11日
これは大乗仏教における「唯識論」の主要概念であり、自己啓発的に言うなら「潜在意識」や「超意識」よりももっと根本的な意識領域のこと。
唯識論では「八識」なる概念があり、そのうちの「五識」がいわゆる「五感」と同等。私たちは通常、五感を通じて世界を認識しています。6つ目は思考を司る「意識」、7つ目は我欲や執着を司る「末那識」、そしてすべての根底に「阿頼耶識」が置かれます。
整理するとこう。
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1.眼識:視覚
2.耳識:聴覚
3.鼻識:嗅覚
4.舌識:味覚
5.身識:触覚(体感覚)
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6.意識:思考・願望
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7.末那識:我欲・執着
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8.阿頼耶識:超意識(潜在意識)
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言うなれば阿頼耶識こそが「現実」であり、阿頼耶識に願いが入れば、これを願望実現と言います。
ただ、最近、すごく感じるのが、もしかしたら「阿頼耶識」の情報は意図的に入れるようなものじゃなく、元々あるものじゃないかって。
たとえば「本を出版したい」と思ったとします。これは6番目の「意識」がそうさせるのですが、元となっているのが7番目の「末那識」なのか、8番目の「阿頼耶識」なのかでまったく違ってきます。
結論から言うと「末那識(我欲、執着)」からの願望は叶いませんが、「阿頼耶識」からの願望は叶う。
つまり、「願望」は初めに「意識ありき」ではなく、「末那識」か「阿頼耶識」かのいずれかからいずるものなのです。
「本を出版したい」と意識しても、それはいろんなシンクロでスルスルと叶っていくのは、まさに「阿頼耶識」経由であって末那識ではない。そう思ってもなかなか叶わないのは「末那識」経由である。そう結論づけていいかもしれません。
・「末那識」経由の願望=非実現
・「阿頼耶識」経由の願望=実現
そうなると、こんな質問が来るかと思います。
「私には〇〇という願いがあるのですが、これは『末那識』経由でしょうか?『阿頼耶識』経由でしょうか?」
実はこれ、私自身はよくわかります。それは「瞑想」をしてみて、一定時間、身体に違和感(痛みやしびれ)がなかったら阿頼耶識、あったら末那識。最終的に「身体」こそがセンサーであり、あらゆる情報の触媒となる。文字通り「からだの声を聞きなさい」なのです。
なので、しばしば
「Qさんが言うと、だいたい現実になりますよね」
と言われるのはこれ。
何らかのビジョンを描いた時、「身体」に違和感がなければそれは実現するので、言葉にもできる。しかし違和感があれば実現しないので、逆らわない方がいい。これは私に限ったことじゃなく、どちらかと言うと「女性」が敏感です。
私の妻もかなりセンサーが働いています。昨年4月、私がロンドンに出張している時、隣の市の中古マンションの内覧に行き、私はお任せしており、とてもよかったようで仮契約しました。しかしその日からあり得ないくらいに体調が悪化し、食欲もなくなり、一週間で3キロほど減ってしまった。それでいてほとんど寝込んだ状態が続いていたのですが、ロンドンとの電話でその契約をキャンセルすることに決めた瞬間から復活しました。
その時、郵便ポストに「戸建て新築」のチラシが入っており、それだと直感したら、結局それになって8月に引っ越しました。
つまりは身体のセンサー!
こればかりは男性より女性の方がはるかに敏感なんですが、もちろん私のように男性でもある程度敏感な人はいますし、いわゆる願望実現の達人みたいな人は、ほとんどすべてがこのセンサーが働いています。
ただ、このセンサーを鍛えるには時間がかかる人もいるし、そもそも方法論さえわからないことも多い。
私はここで「タロットカード」を使うことを提案しています。
優れたタロッティストは、どうやら「阿頼耶識」にアクセスし、無意識のうちに阿頼耶識の内にあるカードを選んでいるようなのです。ただし、しばしば「自分のこと」を引く場合はセンサーが狂うことがある。それはどうしても我欲や執着、つまりは「末那識」にアクセスしてしまうため、正確なカードが引けなくなってしまうのです。
なので、基本は他人、それも経験のあるタロッティストにやってもらうのが一番なので、私もしばしば二人の方にお世話になっています。その一人は「薄井孝子先生」で、もう一人が「かげした真由子先生」です。
そして今回、かげした先生(普段は「まゆちん」と呼んでいます)と熱海で合宿ワークをすることになっているのですが、極めて奥深いタロットの世界を二日間、みっちりと体感していただきたいと思っています。
■2月22日(木)・23日(金)/熱海/シンクロニシティ熱海合宿ワークス2018 ~タロットで望みの未来を引き寄せる技術~
特にタロットに興味がある人、これからプロタロッティストとして活動していきたい方は、絶対にご参加されることをお勧めします。早く習得するには「集中」と「近さ」が重要。
初日は三時間で「タロット入門講座」(まゆちん)、二日目の午前中に「公開タロットリーディング」(まゆちん)、そして二日目の午後に私の方から「阿頼耶識」のワークを提供したいと考えています。
ちょっと不思議な話をしますと、ここ最近、弥勒菩薩などいくつかの「神仏」が私のところにやってきて、いろんなことを教えてくれます。「阿頼耶識」の話は弥勒菩薩から教えてもらったのですが、この辺が新刊の内容に深く入ってきます。
もっとも、合宿については単にタロットを学ぶだけでなく、夜の時間を含め、非常に深淵で密な情報交換がなされると思いますので、その辺もどうぞお楽しみにくださいませ!ありがとうございました。
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