「正義」が身を滅ぼすことってあるよね 2018.1.30

今日も滝行と執筆の一日。年末の12月は「特に何もしなかった」で長く感じましたが、今月は「いろいろあって」で長く感じました。でも2月3月はあっという間なんだろうな。来月は28日しかない上、熱海もエジプトもありますしね。


夕方、栢野克己さんから「ビール会するから来ない?」ってお誘いをいただき行ってきました。もっとも、私は今日はビールは飲めないので、車で行ってきました。19時から気が付けば23時。面白い人がたくさん来られまして、実にエキサイティングでした。


不動産業を営むかたわら、仮想通貨で億り人。ネットビジネス歴15年のスーパーアフィリエイター、自動車会社経営、人材派遣会社のパイオニア、など。ネットとアナログなどいろんな話がありましたが、結局、同じなんだよな~。人材派遣会社を経営されていた方は、今はいろいろ手放して自由な身でありながら一時期は12億の企業も経営していた。人材派遣の基本はアナログ。その方は体育会系でちょっと声かけられる大学生が周りにたくさんいた。知り合いが力仕事を手伝って欲しいって言うので、その学生たちに声をかけて、知り合いから一人1万円をもらい、学生には8,000円、自分に2,000円が転がり込む。まさにWinWin。そんな個人的な付き合いから10億の企業に成長する。これがビジネスの基本なんだろう。


不動産業を営むにも、まずは地元の信用金庫から。都銀や地方大手は小さな個人はまず相手にしない。なのでまずは地元の信用金庫で実績を作ると支店長も出てくる。若い担当者は20年後、支店長、本社の役職へと出世してることも多い。先ほどの人材派遣でも世話した学生が役人や社長、上場企業の役員になってることも多い。10年、20年の長い年月で付き合いを続けていくと、仕事はどんどんやりやすくなる。


かなりアナログな話と思いきや、ネットでも同じかも。私も14年、ブログを書いていますが、その間で知り合った人は14年は歳を取ってるわけです。私を含め。もちろん縁が切れた人もたくさんいますが、そうじゃない人も多いし、これからできる縁もある。特に私の場合は実際にお会いすることが多いので、そこから何かが大きく膨らむことも少なくない。ネットのおかげでリアルに出会いやすくなったのはそうだけど、そもそも「ネットとリアル」を完全に切り分ける発想自体がナンセンスなんだろう。それにしてもいろいろ勉強になったし刺激になりました。


「はれのひ」の話も出たのだけど、中小零細企業の経営者の立場はやっぱり世間一般とは違うようだ。ここ最近、ブログやフェイスブックでもはれのひ社長に対する人情的なコメントをしていたら、今日もありましたが、正論をかざした批判をしてくる人が多いのですよね。もうね、何度も何度も言うけど、正論なんです。成人式の当日に振袖が来ない。これは経営者としてやっちゃいけないこと。完全にアウトです。


ですが、一方で経営者の立場になって考えると、最後の最後まで打開策を講じて走り回り、その結果、ああなった。美しい言い方をすれば「挑戦した男の不様な負けっぷり」をさらしただけ。今この瞬間も企業の倒産、破たん、夜逃げは起こっており、はれのひにしてもてるみくらぶにしても、一中小企業が経営破たんしただけのよくある話。それが「成人式に振袖が来ない」とか「旅行先から帰れない」など社会的インパクトを残したから騒がれているだけのこと。もちろん何ら正当化する理由もありませんが、社長の気持ちも状況もよくわかる。それは自分が経営者だったり、多くの経営者と身近に接していたら身に染みるんです。


ま、私は天邪鬼な性格なので、世間がフルボッコにするのなら、私は気持ちの上だけでも理解を示したいと思うのですよ。はれのひにしてもてるみくらぶにしても。後から後からああしとけばよかった、こうすべきだったなんて外野は言いますが、そんなの当事者ならば痛いほどわかることばかり。わかってますよ、わかってますよ。けど、起こってしまったんです。頼りにしていた融資も合併も決裂し、もう、どうしようもなくなった。本来ならその時点でできるアクションもあったけど、考えているうちに時間だけが過ぎてしまう。それを責めるのは簡単ですが、誰だってあることでしょ。いや、私なんかもそれで迷惑被ったことありますから。


それでも社長はよく出てきたと思います。世間が完全に忘れるまで逃げ切る選択肢もありながら、出てきて会見を行い、預かっていた晴れ着を順次返却し、資産もすべて処分した。社長は上海に逃亡した、振袖をメルカリで売ったなんて、完全なデマだった。「正義」の名のもとに、ありもしないことを真実のように拡散して悪を成敗する。どうなんだろね。


私としては、はれのひ事件については、「正義」を振りかざして叩きのめすよりも、世の中、何が起こるかわからないって視点で、事が起こっても冷静に対処すればいいんだってことを学んだ一件でした。どうせ世間は2月になったら忘れてるだろうし、せいぜい年末か来年の成人式のシーズンでこんなことがあったな~って振り返るくらいでしょ。グルーポンのおせち事件みたいに。
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しかし、何度も言うけど、世の中って「正義」が好きですよね。自分は関係ないのに、不祥事、不倫、失言、失敗なんかにやたら飛びついてしまう。単純にうっ憤がたまってるだけ。そのはけ口が欲しいだけ。掲示板やブログなんかでやたらと誹謗中傷を繰り返す人も、結局、問題は自分の中にあるんであって、その問題を一時的にでも解消するネタを探してるだけなんでしょう。そのマトになってしまう人は不運としか言いようがないと思いきや、スカッとする記事がありました。


ネットの誹謗中傷を抑止するきっかけを作った井納翔一投手に「あっぱれ」~中川淳一郎の今月のあっぱれ~
 
書いた側は「軽い気持ち」でも書かれた方はそうではない
 
横浜DeNAベイスターズの井納翔一投手の妻に対し、ネットの匿名掲示板(2ちゃんねるではない)に「そりゃこのブスが嫁ならキャバクラ行くわ」と書き込んだ20代会社員の女性が、井納と妻の名誉を毀損したとし、井納投手から訴えられた。この件はこの女性がFRIDAYの取材に答えたもので、記事によると井納投手は通信会社に開示請求をし、この女性による書き込みだと特定。情報開示にかかった費用77万円を含む損害賠償金191万9686円を払うように要求する訴状が女性に届いたのだという。
 
女性は「書き込んだことは本当に反省していますし、200万円近いおカネも払えないので、どうしたらいいのか途方に暮れています」と同誌の取材に答えた。



井納投手が大人げないって意見もあるようですが、それはきっと自分も誹謗中傷したことある匿名さんの意見なんでしょうね。毎回毎回付き合っても疲れますが、ガツンとやることがあってもいい。書いた女性も本当に軽い気持ちなんでしょうね。でも普通は軽い気持ちであれ「なんで、わざわざ書くの?」が大多数とは思いますが、きっとこの女性はかわいそうな人なんでしょう。「そりゃこの○○が嫁ならキャバクラ行くわ」って書きたくてたまらない内面の問題があるのでしょう。


ちょっと興味本位で「井納翔一 嫁」で画像検索してみたところ、主観的にも、おそらく客観的にもどうなんでしょう?私はとても美人だと感じましたが。あくまで画像だけで見て、この方を「○○」と言うならどんだけ世間はハードルが高いのでしょうか?それとも私が単にハードル低いだけ?ストライクゾーン広いだけ?ま、私自身は世の中の女性の99%以上は「美人」と主観的に思ってますので、それでもいいですが。


まあ、普通に考えて、この訴えられた女性は単なる嫉妬か、または嫁がいるのにキャバクラに行った悪に対し「正義」を振りかざしたくて書いたのかもしれませんが、リアルで書けない(言えない)ことはネットでも書かない。これは誹謗中傷する側にとっての防衛手段でもあるんですがね。


ちなみに私も無関係ではないことがちょくちょく起こることありまして、軽い気持ちで書いても、軽い結果で終わらないことも多々あります。刑法第230条によると、


1.公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。

2.死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。



であって、2項はともかくとして、1項は普通に成立します。

匿名であれ実名であれ。私も以前、けちょんけちょんに書かれたことがあって、弁護士に相談したことがありました。その結果、客観的証拠として確かに「刑法第230条」に触れるとお墨付き。実刑になるかどうかは、本人の態度とか言い分もあるのでやってみないとわからないけど、多くの場合、示談で終わることが多い。経験上、差し引きして石田さんの手元に残るのは10万円くらい。もちろん相手はもっと払いますが。


ただ、ここで重要なのは「公然と事実を摘示し」と「人の名誉を毀損した」の因果関係であって、前者は確かにそうだ。それが事実の有無にかかわらず証拠として残してるのだからこれは当てはまる。ただ、この文章が石田さんの名誉を毀損するに値するかは主観的に見てもわからない。


たとえば井納投手の例で言うなら、「そりゃこの○○が嫁ならキャバクラ行くわ」って事実(その有無は関係なく、書いたってことの事実)があったとして、これを読んだ人は「○○だから仕方ない!キャバクラはけしからん!井納投手とその嫁、アウト!」ってならないと思うんです。書いた女性に対して、ああ、やっかみなんだろうな、野球選手の嫁への嫉妬なんだな、うっ憤たまってるんだなって感じにしかならない。


同様に、少なくとも私に対する批判、誹謗中傷についても、書き手に問題が帰するとして、「人の名誉を毀損した」にはならないんじゃないかとの弁護士の見解。書き手に対し、ちょっとかわいそうな人だなって思うのが常識的な反応として。なので、10万円そこらで時間やら労力を費やすのはもったいないですよってアドバイスをいただきました。実際、今のところ実害もありませんし。


もちろん「こんなこと書かれてるのを見たので・・・」って「事実」があった場合、それだけで損害賠償には発展するので、この女性みたいにいきなり訴状が届く可能性があることは肝に銘じた方がいいでしょう。その辺はきちんとした手続きで「突然」やりますので。あと、橋下弁護士・元大阪市長の見解によると「リツイートでも提訴される可能性がある」ので、お互いに覚悟が必要ってことですね。軽い気持ちが人生を亡ぼすことにもなりかねませんので。しかもそこに「正義」の感情とやらがあったら暴走することもあり。そんなとこで。ありがとうございました。


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by katamich | 2018-01-30 23:39 | ■時事問題 | Comments(0)