好きなことは仕事になる 2018.1.24
2018年 01月 24日
さて、そのエジプトにですが、今日の夕方、カッキーとフェイスブックでつながりました。久々です。カッキーとは1997年~1998年に世界一周した際、イスタンブール・エジプト・ヨルダンで一緒だった男です。参考までに。
2014年9月頃、日経新聞で『夢なに』の広告が出た際、私の名前を見つけピンときて電子でダウンロード。この部分に涙が出てきたそうで、すぐに連絡をいただき、その後、何度かお会いしました。まったく変わってなかった。うん。
カッキーは当時と同じく、今も国際的に飛び回る仕事をしているそうで、マイル話で盛り上がりました。ちょうどあの頃、同じ路上で出会った旅人にカワサキさんと言う同年代の方もおられ、今もフェイスブックでつながっており、東京でもお会いしました。彼もまた貿易関係の仕事で、東南アジア、インド、スリランカなどを飛び回っておられます。私は彼らほどではないにせよ、今は年に3~4回は海外に行く生活。
結局、好きなんでしょう、外に行くのが。この「好き」が現実を引き寄せてしまっている。もうね、好きすぎてずっとそのことを考えている。私は英語も中国語もしゃべれませんし、なんら海外で仕事するようなリソースもありません。それでも年に数回は仲間たちと海外に行ったり、海外で講演をすることもある。その意味では半分以上は「仕事関係」と言ってもいい。私の場合、「インド」って名のついた本もありますし、海外の費用は取材や研修で落とせるので損金扱い。つまり、それ自体が仕事なわけです。
正直、私はしつこいです。サラリーマン時代からも、
「どうすれば、海外で仕事できるようになるか?」
ばかりを考えてきましたから。その手段なんかわかりません。ただ、「海外で仕事をする、世界を飛び回る」ってことばかり考えていると、それを証明するような現実がやってきただけ。今後はもっともっと大きく海外で仕事するようになるでしょう。手段はわかりませんが、出版や講演の関係かもしれないし、そうじゃないかもしれない。いずれにせよ、しつこくそのことばかり考える。
そして旅以外に好きすぎるのが音楽、特にジャズ。ずーっとジャズのことばかり考えている。正直、かなりマニアレベル。気が付けば2016年から現役ジャズ奏者(土井くんや剛さん)とレコーディングやステージでご一緒しているし、年始の一発目の仕事もジャズ講座だった。そしてこの度、IさんとジャズのCDブックを作成するところまで決まってしまった。ここも今後、膨らみまくるとこでしょう。
もう一つは滝行。年間100日もしつこくやっている。今度の本は滝行そのものではありませんが、仏教・密教に関するわかりやすい本になります。これも好きなのでずーっと考えている。ようするに「好きこそ物の上手なれ」であって、それも「好きすぎる」から仕事になる。
コズモのドラマーたまごちゃんも、ドラムのことと、美容のことばかり考えているらしい。そしたら今は美容のプロになったし、ドラムだって年末のライブではギャラが発生したので、実質的に仕事と言ってもいい。しかも私のイベントは相場よりギャラ高めらしいので、プロ水準のギャラになっていたようだ。
好きだからできる。嫌いなことなど一切できない。私もサラリーマン時代の仕事は面白い部分もあったけど、4年やってもう飽きてしまった。客先や制度が変わる程度で、タスク自体はそんなに変わらない。それをあと10年は無理、5年も無理、1年は頑張れるとしてもゾッとする。だったら早い方がいい。40歳になって辞めるのと、32歳で辞めるのとでは、32歳の方がいいに決まっている。結婚もしてなくて身軽だったし。
「天使企画(そろそろ返信開始します)」やオンラインプログラム上級コースの質問にもよくあるのですが、「好きなことで仕事するにはどうすればいいか?」って答えは一つ。
「好きなことは仕事になる」
以前、ファミコンが好きだって人がいました。その人から同じ質問をされたことがありましたが、少なくともその人から「ファミコンが好きなんだな~」って熱さは伝わってこなかった。もちろん好きは好きなんでしょうが、「狂気を感じる好き」には程遠い。もし本当に狂気を感じるほど、病的に好きだったら、しぜんとにじみ出るものがある。好きだからアピールしたくてたまらない。マニアをうならせるほどの記事を書かずにはおられない、ユーチューバーさながらに動画をバンバンアップせずにはおられない。ようは、「マニア=狂気」の度合いが低いだけ。
占いで身を立てたいと思ったとする。そんなの簡単。「狂気」であればいい。来月末に熱海合宿するまゆちんにしても、ブログの書き方とか本人の雰囲気はマイルドですが、よくよく見ると狂気です。最近は「星詠み」の記事が多いですが、内容は狂気そのもの。昔は音楽の仕事をされていて、コズモにも楽曲やアレンジを提供していただけますが、その狂気さ加減がガツンと伝わってくる。だからこそ、最初にオレの心を突き動かして、ことがスタートしたのです。
そう、2016年3月に結成された「コズモクダカ」がその後、レコーディングや大きなステージを踏むきっかけとなった最初のショックが「まゆちんのアレンジ」だったのです。それは狂気そのものだった。
■2月22日(木)・23日(金)/熱海/シンクロニシティ熱海合宿ワークス2018 ~タロットで望みの未来を引き寄せる技術~
昔の知り合いに「マニアックをプロデュースする」なんて発想で、なにかやろうとしてる人がいましたが、正直、上手くいくはずがない。なぜなら、その人は「マニア」の意味を取り違えていたから。マニアを単に「マイナー」とか「ニッチ」の意味に勘違いして、そもそものコンセプトがブレブレだったから。
マイナーをメジャーにする専門家はいるし、個人事業主(弱者)はニッチを狙うことで大手(強者)に勝てる。それはごくまっとうで普通の戦略に過ぎない。マイナーをメジャーに、ニッチ戦略はそれ自体がマーケティングの王道であり、専門家は飽和状態。
「マニア」はマイナーでもニッチでもありません。「狂気」です。辞書をひけばそう書いてある。「旅」ってジャンルはマイナーでもないですが、「旅マニア」って言葉は存在する。旅が好きすぎて、旅に金使いまくり、旅のことなら何でも知ってる。私は最近、マイル(飛行機のマイレージ)に凝ってますが、世の中には「マイルマニア」がいかに多いかを知りビックリ。マイルのことなら何でも知っている。
一方、「アルバニア音楽」は日本ではかなりマイナーはジャンルだと思いますが(アルメニア音楽は割とメジャー)、マニアと呼ばれるには病的なほど好きで、詳しすぎなければならない。マイナーだから第一人者にはなりやすいかもしれませんが、仕事レベルになるには、マイナーもメジャーも関係ありません。病的である、狂気であるかどうか。
テナーサックスのIさんは言わずと知れた超プロですが、「ハンク・モブレーが歩いているだけのビデオでも30万円は出す」と言われていました。ハンク・モブレーの動画が今のところ「存在しない」のはジャズマニアの間では常識となっていますが、演奏はおろか歩いているだけで30万円はさすがに出せない。この狂気がマニアなのです。
「好きなことで仕事するにはどうすればいいか?」
答えは一つ。
マニアになれ。つまり、狂気であれ、病的あれ、異常であれ、障害であれ、奇人であれ、アホであれ、バカであれ!
なのです!
マニアックをプロデュースするなんて発想自体がマニアをバカにしている。マニアックはプロデュースなどされたがらない。メジャーになろうとも、理解を得ようなどとも思わない。周りのことなど気にしないし、そもそもそこに「周り」はいない。自分とその対象があるだけ。
それを私は「PURITY(純粋性)」と呼んでいます。
儲かる、認められる、カッコいい、イケてる。そんなの関係ない。それが好きすぎて、周りからどう思われようが、お金になろうがなるまいが関係ない。その対象と一体化する。それが純粋と呼べるものなのです。
狂気でいよう!
好きならそのことを24時間考えていればいい。仕事になるとか、ならないとか関係ない。人生を狂わせていいほど狂気になれば、自分が意図しようがしまいが、周りはほっておかないから。ありがとうございました。
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「狂気」!いい言葉ですね!
ガーンと響きました!
そうそう!マニアってそうだよ!
「狂って」んだよ!
と激しく同意させていただきました。
「好き」なんて軽い言葉では言い表せない
「究極に好きすぎる!」
ことを、周りに何言われようが好きでい続けて、
それに関わり続けるってのが、キモのような気がします。
狂人(笑)へのエールのような記事、ありがとうございました。
もっと狂って行こう!!
・・・ちなみに骨董(襤褸、というボロ布)のマニアです。
今度古物商取って、もっと深みにはまりたいと思っています。