お菓子を食べなくなった呪文を知りたいかい? 2017.7.29
2017年 07月 29日
ところで私はここ二週間ほどお菓子を食べていなくて、それもまったく食べたくなくなったのは「呪文」を唱えたからだと書きました。その「呪文」を教えてほしいと言われるのですが、最初から隠すつもりなどありません。ですが、多少は隠しておいた方が「なんだろ~、なんだろ~」と潜在意識に空白ができ、それを知ったときのインパクトが大きくなるから、あえてじらしたのです。なので、そろそろ書きます。
それは、鏡に向かって「お前はお菓子が嫌いだ」と暗示をかけること。ただ、それだけ。この話は最近合気道を習っている牟田さんから河口湖合宿の際に聞いたのですが、この暗示法、今さらながらやっていなかった。この暗示法は世界中にあって、ルイーズ・ヘイなども紹介していた。牟田さんから聞いたのは、合気道の藤平光一の話から。
藤平光一はある日、中村天風からこの暗示法を教えてもらい、タバコをやめることができました。ただ、藤平光一は別にタバコをやめたいとは思っていなかった。天風の暗示法が効果あるかを試したかっただけ。寝る前に鏡に向かって「お前はタバコが嫌いだ」と暗示をかけながらも、我慢することもなく、最初は普通にタバコを吸っていた。が、一週間ほどしてから吸いたくなくなり、いつの間にか吸わなくなって半年が過ぎていた。
そのことを天風に報告した後、今度は逆に好きになることはできるか、「お前はタバコが好きだ」と試したら、一発でまたタバコが欲しくなって吸い始めたとのこと。その後、本当にタバコをやめたいと思うようになったとき、今度は一回の暗示ですぐにやめることができたと。潜在意識はしっかり記憶していたのだろう。
なるほどと思って、私はお菓子で試したところ、これがまた効果てきめん。余計な間食をしないので、その分、順調に体重も減っています。この話、先日の「宇宙となかよし塾」でしたところ、参加者さんの中に過去に実行していた人がいて、確かに鏡の暗示でタバコをやめることができたと。
これでスッキリしたでしょうか。な~んだ、そんなことか。そう思ってやらなかったらそれまで。「呪文」と言うから、さぞスゴイ何かがあると思ったかもしれませんが、そんなことってこのブログに限らず、あんまりないのです。ただ、昔から言われている効果ある方法がいくつかあるだけのこと。それを何度も何度も書いてるだけ。
天風によると、鏡の暗示法は普通の暗示の2倍の効果があるだけで、ようは「言葉」なんです。新刊の案内がAmazonに出てないのでタイトルもまだ伏せておきますが、テーマは「言葉」です。人は言葉の通りに生きるだけ。鏡に向かって暗示するのは確かに効果的だけど、それ以前に普段から無意識に使っている言葉の方がはるかに重要なんです。
ブログに書くこともそう。2004年5月から毎日ブログを書いていますが、気が付けば書いたことのほぼ100%が実現しています。「ほぼ」と書いたのは、まだ実現していないことがあるだけで、まだまだこれから。本当に願ったことで実現しないことはありません。
年収一億円と書いていますが、それは単なる実験かもしれない。昨日、ヨメさんに年収一億円と言うと、「ふ~ん」と返ってきた。じゃあ、年収3千万円くらいをずっと維持ってどう?と言うと、それで十分だと。まあ、一度くらいは年収一億円に到達してみたい気持ちもあるけど、私もヨメさんも実はあんまり物欲がない。車はセレナで十分。お家も3千万円の4LDKで十分。あとは普通に健康に安心して暮らしていければいいのだと。私の場合は、それに加えて自由に旅するとか、めっちゃ面白いことするとかあるけど、物欲らしい物欲は確かにない。車には興味ないし、時計とか宝石もまったく無関心。
旅とか音楽は好きだけど、毎回ビジネスクラスで海外に行ける程度で十分。それよりも自転車で日本や世界を周れるだけの健康、体力、経済力、時間があれば十分でして、つまりはそれだけのものはすべて今あるのです。ただ、人はほっとけばエントロピー増大の法則で、その状態を維持できなくなる。だからこそ、「変わらないために、変わり続ける努力」が必要であって、そのためにあれこれ考えて行動しているのです。
しかし、そんなこんなひっくるめて最も重要なのが、やっぱり「言葉」。「言葉」は「思考」に輪郭を与えて、「行動」の原動力となる。一回や二回言ったところでそんなに変化もないだろうけど、しつこく言ってると、それはじわじわと潜在意識に入っていずれ現実となる。
「お前はお菓子が嫌いだ」と鏡に向かって言ってると、なるほど効果はあります。でも、逆のことを言えばすぐに戻るだろうし、そんな言葉をずっと聞いていると、効果も限定的でしょう。それよりも、もう一度言うけど、普段の言葉が大事。そしてしつこく言ったり書いたりすることが大事。
新刊ではコズモクダカのドラマーたまごちゃんのエピソードを紹介しています。中学のときにテレビでSADSの牟田さんのドラムを聞いてしびれてドラムを始める。あっという間に上達しいくつかのバンドを掛け持ちしながら、コンテストでも一位となる。そして暇さえあればノートに「ドラムで多くの人を笑顔にする」と書いていた。しかし、23歳でプロになることをあきらめ美容の専門学校に行き就職をするも続かない。一時は落ち込んでたこともあったようだけど、面白い人たちとの出会いによって現実形成力が高まり、ひょんなことからドラムを再開し、昨年末には1,000人の前で叩いてしまった。しかも一番目立っていた。さらに本業でも大きな飛躍を遂げてしまい、はたから見ていて驚くばかり。
今年の12月1日もやります。それにしても、ノートに書きまくっていたとき、きっと本気で思って、本気で書いていたんだろうな。それが潜在意識に入ってしまい、意識では「ドラムを叩かない」と言ったとしても、潜在意識がそうはさせなかった。まさに「念」を込めるかごとく書いていたら、それはいつか現実のものとなる。
このブログでも、いつの間にか願いを書きまくっている。フリーランスで生活することはいつの間にか現実のものとなり、もはやサラリーマンが考えられない。自転車でトークライブをすると書いたら、それも叶っている。福岡、広島、大阪、愛知、東京、宮城、京都、石川、富山、新潟、青森、北海道、長野でトークライブをやり都道府県の3分の1。単純に通過しただけの都道府県を合わせると3分の2以上にはなろうか。そして9月にはフェリーで釜山に渡り、そっから1週間でソウルまで走りトークライブをする。ソウルでは『夢なに韓国語版』の版元さんともお会いし、メディアから取材も受ける。
そんなこんなもすべて書いていた。これからも自転車には乗りまくるし、海外にも行きまくるだろう。JAZZのレーベルも創るだろうし、本だってまだまだ書きまくる。8月のクローバー出版の後は、さらに大手から二冊ほど決まっている。そのうち普通に書店に「石田久二コーナー」もできるだろうし、累計100万部だって普通に達成だ。さらにもっともっとメディア(テレビも含む)に露出し、面白い人生を送るわけだ。
最近、つくづく思うのだけど、年々、現実形成力が高まっている。願ったことが現実になるまでのスパンが短くなっているし、もちろん確実性も高い。そしてそのメカニズムも完全にわかっている。逆に現実形成できない人の特徴は何かも簡単で、それも「言葉」だ。
逆に人の悪口とか批判ばかりしていると、それはその相手には届かないばかりか、すべて自分に返ってくる。「言葉」の力を見くびってはならない。悪口を言ったり書いたりすればするほど、脳細胞が損傷し、痴呆リスクが高まるって研究もある通りだけど、確実に自分を不幸にする。しかも、一回の悪口に対して、リカバリーするにはその2倍から10倍のいい言葉が必要。言葉は本当に恐ろしい。だけど、これほど使えるツールもないわけだ。
だから、何度も言うけど、いい言葉を使おう。願おう。夢を語ろう。笑おう。それだけで人生はどんどん楽しくなるし、思いのままだ。普段から言えないのなら、一日に100回は「ありがとう」と言ってもいい。カウンターでカチカチ数えて、義務として一日100回、100日言えばいい。なんか上手くいかないと思っているなら、そうやってリハビリすればいい。だけど、やっぱり悪口とか否定的な言葉には気を付けておこう。どんなに「ありがとう」と言ったところで、すべて帳消しになるから。
鏡に向かっての暗示もいい。鏡に向かわなくても、自分にどんどん「いい言葉」を入れていけばいいわけだ。人生は言葉でできている。寸分たがわず、人生は言葉の通りなのだ。オレもこれからもたくさん願って、笑って、面白いことをやりまくろう!さあ、これからどんどん楽しくなるよ!このブログ読んでるあなたの人生もどんどんよくなるよ!最高!ありがとうございました。
【受付中の講演・セミナー】
■8月26日(土)/福岡/[月イチ]宇宙となかよし塾30~タロットで未来は変えられるか?
■9月2日(土)・3日(日)・4日(月)/九州/宇宙となかよしツアー2017 in Q州(Q州ツアー)
---
プロフィール・実績/メルマガ/FACEBOOK/TWITTER/OFFICIAL/お問合せ
アカウント名は「@gix0298a」