暴飲暴食を止めるための魔法の言葉 2017.7.12

1週間の滝行、満行しました。今年は5回目となりますので、年間100回に向けてはやや遅れ気味。そこで9月は2日(水)から23日(水)までの21日間(+1日)で久々の「21日行」をやります。それにあわせて昨日も書いたように「21日間で最低3キロ落とすグループ」を巻き込みます。
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最近、つくづく思うのが、人間ってのは「願ったことがすべて叶う生き物」なんだと。変な言い方ですが、「不自然なのが不自然」って当たり前の話ですが、普通に過ごしていたら「最適化」されているはず。健康状態も体重も体脂肪も、その環境に適したものになるはずで、これが自然の摂理。もちろん自然界には突然変異もあって、これが種や生態系の進化を促している側面はあるにせよ、自然界の生き物は環境に順応しているものなんです。その上で与えられた役割をしっかり果たしている。


たとえばライオンは草食動物を食べることが与えられた役割でもある。ここは残酷とかそんな話ではなく、そのように自然界でプログラミングされているって話。逆にシマウマなどは植物を食べることが与えられており、それが自然。植物は二酸化炭素を吸って酸素を出すようにして(厳密にはこの限りではないけど)、動物は逆に酸素を吸って二酸化炭素を出すようになっている。


これらがもし狂うとどうなるか。植物が「オレも動物になりたい!」と思って、いきなり酸素を吸い出したら地球は滅びます。シマウマがライオンを食べ、ライオンが植物ばかり食べるようになっても、生態系(エコロジー)が崩れ、同じく地球は滅びてしまう。本能にプログラミングされているとは言え、普通はこんなことは考えない。


「人間」については、もう少し複雑なようで、脳が発達してしまったがゆえに、いろんなことを考えてしまう。もしかしたら「ライオンになりたい!」と思う人もいるかもしれないけど、そこは限界があります。将来的にDNAなんかをいじって、人間がリアルなライオンになる時代が来ないとも限りませんが、私たちが生きている間は絶対にないでしょう。病気や先天的疾病を完全に克服する方が先ですし。


だけども、多くの人にありがちなのが、


「自分以外の何かになりたい!」


なる欲求。今の自分ではダメだ、もっともっと。もちろん「変化、成長」は人間にとって大切ですが、「自分」という核を否定して、別の何かになろうと頑張る。いや、きちんと行動して努力するのならいいですが、気持ちばかりが大きくなって、何もせずにいるとどうなるか。


潜在意識は自分を否定しようと動き始めます。


たとえば「病的に太る」ってどういうメカニズムか。最近、医療費が保険財政を圧迫している話をよく聞きますが、その中でも大きな比重を占めているのが、高額医療保険制度もそうですが、ピンポイントに「人工透析」の費用。これは全額公費で年間500万円くらいが30万人に支払われます。そして人工透析を受けるほどの腎臓病の約9割が自業自得だと某フリーアナウンサーさんがブログに書いて炎上し、出演番組をすべて降板させられた話もあるので、ちょっと控えめに。


潜在意識に「否定・批判」の感情が強いと、それを「現実」としてしまう。本当は痩せたいのに、筋肉を付けたいのに、人と仲良くしたいのに、優しくなりたいのに、もっと収入を上げたいのに、いろんな願いがあるのに、そもそもの「否定・批判」の感情が、そのこと自体を実現してしまう。


つまり、潜在意識は自分を痛めつけようとする。病気や事故を誘発し、不必要な体重、反対に不自然に痩せる、理不尽な借金などが襲ってくる。これら意図しない現象のほとんどすべては自分が引き寄せた、つまり「自分で自分を否定・批判する感情」が引き寄せたのです。


さらに言うと、この「否定・批判」の感情はしばしば他人に向くときがある。ネットなどでその対象を見つけては執拗に攻撃する。それは自分の中の「否定・批判の種」を自分じゃなくて、他人に向けて一時的に解消を試みようとする反応。しかし、そのときは多少スッキリしたとしても、そもそもの「否定・批判の種」が残っているため、すぐにまた攻撃したくなる。そしてそのうちに、しっぺ返しがやってきて自滅。


他人を攻撃すると、自分に返ってくる。しばしばそう言われますが、正確には、他人を攻撃しようとしまいと、その「種」があると自分で自分を痛めつけるだけの話。中には他人を攻撃しない「いい人」もいるのですが、それは他人じゃなくて、自分を痛めつけようとするだけの反応。暴飲暴食などがそう。「種」のある人は、そのストレス解消を他人への攻撃か、暴飲暴食か、するくらいの違い。どっちにしても、自滅の道は免れません。人工透析になるまで暴飲暴食する人も、「否定・批判の種」があるからで、無理に暴飲暴食をやめようとするのではなく、「種」に気が付くこと。


そのための魔法の言葉がこれ。


「私は知っている」


「私」じゃなく「オレ」とかでもいいですが、「知っている」がキーなのです。その対象は自分の中にある「種」に対して。実はこれ、斎藤一人さんも似たようなことを言ってるのですが、病気や事故には必ず原因があって、それはメンタルに起因することが多い。それがまさに「種」なんです。


そこで「種」の存在をしっかり認識する。目を向ける。知ってるんだぞ、と知らせてあげる。すると、どういうわけかその「種」はそれ以上発芽させることをやめ、いつの間にかなくなってしまうことも。すると暴飲暴食もしたくなくなるし、なぜかしつこかった不調や病気が治ったりする。


まとめますと、


1.ライオンはシマウマにはなれない
2.人間も「自分以外」にはなれない
3.「自分以外」になろうとすることが「否定・批判の種」を産み出す
4.「否定・批判の種」は他人や自分を攻撃してストレス解消を図る
5.どっちにしてもやがて自滅する
6.それを防ぐための魔法の言葉が「私は知っている」
7.知られてしまった「種」は大人しくなる
8.やがて症状が消える



そこでようやくと「自然」な状態に戻るのですが、そもそも「自分以外」になろうとする根本理由があって、そこの対処も必要ではあるのですが、今日はそこまで言及せずに、変な言い方だけど「根本的な対処療法」でとどめておきましょう。


「21日間で最低3キロ落とすグループ」についても「私は知っている」が合言葉です。これはかなり効きます。もちろんそれ以外にも多少の工夫は必要ですが、無理なダイエットで頑張るのではなく、メンタル、言霊の観点から3キロ減を実現させ、「自然」に戻ったところから本格的な願望実現へとスタートするわけですね。まずは15日の東京、16日・17日の河口湖の参加者さんからお声かけしますね。まだ受付中。

■7月15日(土)/東京/宇宙となかよし塾plus~タロットで未来は変えられるか?

■7月16日(日)・17日(月)/河口湖/夢をかなえる伝説のセロトニン合宿 


そんなわけでまた。今度の出張もとんでもないことが起こりそうだな。ありがとうございました。

【受付中の講演・セミナー】
  
7月25日(火)/福岡/[月イチ]宇宙となかよし塾29~夢かな・トラウマ対応2 

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Commented by カネダ at 2017-07-14 06:06 x
こんにちは。6年ほど前からブログを拝見させていただいています。
2年ほど前から腰痛に悩まされ、2ヶ月前から立ち上がれない時があるほどになっていましたが、昨日から「私は知っている」と気づいた時になんとなく唱えていたら、気付いたら腰痛が改善し、久しぶりに屈めるようになっていました。ストレッチをしても整体に通ってもここまで解決しなかったので驚いています。
これを機にもっと自分のことをちゃんとみてあげようと思います。
ありがとうございました。
Commented by katamich at 2017-07-14 16:37
◼️カナダさん!
素晴らしいご報告、ありがとうございます!
これからもどうぞよろしくお願いします!
Commented by にんにん at 2017-07-15 05:35 x
私は知っているという呪文はいいですね。例えば自分が持っているビリーフを認識している事と関連しているのでしょうか。
Commented by katamich at 2017-07-15 10:17
> にんにんさん
コメントありがとうございます。そのような意味だと思います。
by katamich | 2017-07-12 23:39 | ■願望実現 | Comments(4)