タロットで未来は変えられるか? 2017.7.9

昨晩、急に思いついたのですが、ご案内開始します!

7月15日(土)/東京/宇宙となかよし塾plus~タロットで未来は変えられるか?


実質、はじめてまだ数日でいきなりセミナーなんて大胆とは思いながら、私はいつもこのパターン。5年前、ビリーフチェンジセラピーに出会ったときも、9月から12月の講座だったのが、終了する前の11月にすでにグループセッションを行い、終了日の翌日から二日連続でセッションをやったわけです。さらに翌年は延べ200人はやったのかなあ。一日8人~12人連続を各都市で毎月のようにやってましたし。


そして今回のタロットも興味が出てきたらいきなりやる!一気にやる!大胆にやる!そこでパッと思いついたテーマがこれ。


「タロットで未来は変えられるか?」


「占い」と言うと、どうしても未来を「当たる/当てる」に興味が集中しがち。誰だって未来は不安なもの。私だって不安はあります。ただ、どうあっても「なるように」しかならないわけで、仮に未来を占ってもらっても、それが正しいかどうかはその時にならないとわからない。


それでも、ある程度の「予測」はできるようにはなりました。一つは「ビリーフ」という概念から予測する方法。交流分析では人の無意識をいくつかのパターンで分析し、「このままいくとどうなる?」かの傾向をつかむことができます。


たとえば、「私は無条件に価値がある」と「私は頑張らないと価値がない」のそれぞれのビリーフを持っている人がいたとして、「頑張らないと~」の方がちょっと苦しい人生になることはわかると思います。しかもその「頑張らないと~」には際限がなく、永遠に価値が低いままの自分でい続けるため、人生への絶望感を感じてしまうことも。


そこでセラピーによって「頑張っても、頑張らなくても、無条件に価値がある」とビリーフをチェンジすることで一気に楽になり、そのまんま価値がある人生を送ることができます。

たとえば「ドラえもん」の第一話では未来から来たドラえもんとセワシが「のび太の将来のアルバム」を見せる場面がありますが、これは「今ののび太ならこうなる」を示しているわけで、タイムマシン的な説明をせずともこれくらいは描くことができる。
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たとえば「私は結婚できますか?」と聞かれたとして、それも原則的には「わからない」ですが、8割9割くらいの予想をつけることはできます。その人に「私は幸せな結婚ができるほど価値がない/大人になってはいけない・・」などのビリーフがあれば、いわゆる一般的な形での結婚は難しいかもしれません。


このようにいわゆる心理学・心理療法的な見解から未来を予測することはとても論理的とは思うのですが、タロットはどうなんでしょう?普通に考えたら「非論理的」には違いない。しかし、今、この場で、このカードが出たことは事実。その「事実」と「問い」をどう結び付けるかには、いろんな資質が必要だと考えます。


たとえばいつもお世話になっている薄井孝子先生のタロットがなぜ「適格」なのか。聞くところ、普段は大アルカナ22枚を中心に使っているとこと、それ以外の小アルカナ56枚は基本的に見ていないそうですが、私はそれで充分だと思っています。それは単にタロットのカードを「平読み」するだけじゃないから。


たとえば「これから先、新しい事業を始めたいのですが、どうでしょう?」みたいな質問をしたとします(実際にしました)。すると二回ほどやって二回とも「愚者・正」が出てきました。
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これをモノの本に従って平読みすると、


・前進する勇気が与えられる
・独創性が成功の鍵になる
・無邪気さ、無欲さから周囲のバックアップを得られる


と解説されています。ポジティブな意味なので、相談者は安心するし、勇気が出るでしょう。しかし、それを伝えるだけなら誰だってできます。薄井先生の場合は、カードの意味を知ってることはもちろん、心理学・心理療法の正統派の知識・経験、それに加えてサイキックなシンボルを読み解く能力があるから、その他大勢の占い師(心理療法家)と違いがでるわけです。


今、私がやってるのも、まずはカードの意味を参照することはありますが、カードの絵柄をじーっと見ることから始めます。「私は結婚できますか?」なる質問があったとして、同じく「愚者・正」が出たとします。これをどう読み解きましょうか?


特徴的ななのは崖っぷちで足元も見ず浮かれている。そこに白い犬が何等かの警告を鳴らしているようだ。小さな荷物と白いバラ。何者にも束縛されず、好き勝手に生きている。向こうに高い波が押し寄せるが、太陽は燦々と輝ている。


もしかしたら今、すごく好きな人がいるかもしれない。具体的にはその人と結婚できるか気になっているかもしれませんが、注意が必要かもしれない。その人のことについて警告する知人もいるし、踏み外すと溺れてします危険性もある。しかし、それはそれとして人生の醍醐味であると受け止め、着の身着のままで自分を相手にさらけ出してしまえば、恋愛としても結婚としても、エキサイティングで幸せなものになるでしょう。


では、相手にとってあなたはどうか。「死神・逆」と出ました。平読みすると、


・結論が出るまでには、まだ時間がかかる
・意識を転換することで、アイデアが生まれる
・無気力になってやる気をなくす


とありますが、それを伝えたところで意味はない。そこでカードをじーっと見ると、いろんなメッセージが読み取れます。灰色の空、ドクロ(死者)が鎧をまとって、勇敢そうな白い馬に乗っている。手に持つ旗は何等かのシンボルのようだ。馬の下には誰かが横たわっているが、まるで死人のよう。司教が祈りを捧げ、少年は花束を渡そうとし、少女は顔を背けている。
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なるほどね。もしかしたら、この彼は結婚しているか、恋人がすでにいるかもしれない。あなたはここの少女のように、その事実を見ないようにしている。それでも相手は太陽に向かって進もうとしている。今の状況を断ち切りたいと思いつつ、「逆」が出てることで躊躇も見られる。


この辺りのことはすべてインスピレーションで感じることですが、ここに「対話」が入ると違った情報も与えられます。私が思うタロットとは「当たる/当てる」ではなく、対話、正確にいうと「潜在意識(集合的無意識)との対話ツール」でしかありません。


タロットからシンボルを読み込み、実際の現実(対話)によったシンボルの意味を探っていく中で、本人も気づいていない情報(真実)に行き着くかもしれない。まさに潜在意識から浮き彫りにされた情報であり、その情報こそが未来の「現実」を形成するのです。


このケースでは対話が入っていないので正確なことも言えませんが(そもそも架空相談ですし)、次に引くのは「望ましい未来に向けた一手」です。

現状では決して悪いわけじゃないですが、グイグイ突き進む相談者と、将来に希望を持ちながらも、現状を変えるのに様々な躊躇を感じている相手がいる。では、どうすれば望みの通り、結婚ができるのか。

「節制・正」が出ました。なるほどね。焦らないことが重要。今の押せ押せムードを少し抑えて、相手のペースに合わせてあげることかな。そのことで実際に結婚に結びつくかは未知ですが、少なくとも状況は悪くならない。少なくとも相談者にとって良い結果しかもたらさない。それでも待てない。さらに押したい。そうするとどうなるか。

「力・逆」が出てきた。やっぱりそれじゃダメ。思いやり、慈愛をもって相手に接すること。相談者にとっていわゆる「女性性」をより育むためのトレーニングなんでしょう。


ま、架空なのでその辺くらいしか言えませんが、ここに「対話」が入るとさらにダイナミックになる。ただ、そう言いながらも、「当てる」ことにも多少興味があるので、やってみなくもない。時期などもわかる。そこは「タロット+ビリーフ+インスピレーション」に頼るしかないですが、結論から言うと、ドラえもんがのび太の未来を変えたように、タロットで潜在意識を読み解き、その情報を変えて、つまり望ましい未来を創造することは「可能」だとの結論です。実際、少数ながらすでにセッションをした方は状況がどんどん好転しているようです。


7月15日、一週間切ってしまいましたが、タロット使って何かやります。今の段階では説明できませんが、何か面白そうだと思う人はぜひご参加ください。河口湖もまだ受付中です。

■7月16日(日)・17日(月)/河口湖/夢をかなえる伝説のセロトニン合宿


そんなわけで、未来を創造するツールがどんどん出揃ってきました。最近はタロットブログにようになっていますが、ま、自由に書くのは私のスタイルですので、興味ある人はお付き合いくださいませ。ありがとうございました。

 
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by katamich | 2017-07-09 23:39 | ■占い全般 | Comments(0)