人生のゲームは自分で創る 2017.7.4

7月末ではなく、8月頭になりそうな新刊の初稿ゲラに赤を入れまして、編集者さんにお送りました。まあ、順調と言えるんじゃないでしょうか。今回はどちらかと言うと教科書的な硬派な感じ。この後に進んでいる企画はまたガラッと変わる予定で、仏教よりな本にしようかと考えています。そんなこと考えてたら、急に「滝行やれ!導師の元で!」なる声が聞こえてきたので、明日から一週間、やります。これが終わったら14日金曜日からまた出張。


今度の出張は打合せ、河口湖合宿、セミナー参加、そしてバンド練習&アトムカレーです。特にバンド練習については、私は今年お初。コズモクダカも一時はフェードアウトしようと思ってましたが、神様から「やれ!」と言われて、あっという間に企画、段取りが進んでしまいました。ライブハウスも当初は100名定員だったのが、350名まで拡大。今度の練習後は民泊を借りて、そこでアトムさんのカレーコースを堪能するパーティを企画しました。楽しくいきたいね。


さて、河口湖と言えばセロトニンですが、最近、落合陽一さんの本を読んでポンと膝を打つ話がありました。最近の私の関心事と言えば、「一億総ニート時代」の生き方についてで、つまり、AI(人工知能)やBI(ベーシックインカム)が定着したら、私たち人間(まずは日本人)はどう生きればいいか、って話。


ここ数年で一番の本『サピエンス全史』でも書かれてたし、落合さんの本もそうだったけど、結局、人間を支配しているのは「ドーパミン」ってことは人類史が始まって以来変わってない。「幸せとは成長である」と言ったのはイェイツですが、それは哲学の話であって、生理学的には「幸せとはドーパミンである」が正解。


先日の「投資で勝つのは実は簡単なのだ!」ってテーマでメルマガを配信しましたが、これはつまり「損切り」の話。「投資とは損切りである」ととある成功者が言われていましたが、たとえば100万円を投資したとして、5%で損切りするルールを決めておけばアホでも勝てると言うのです。つまり100万円が105万円になったら切り上げる、逆に95万円になっても切り上げる。


しかし、一般の人の脳内はこうなってしまうよう。


・105万円⇒もっともっとの「ドーパミン」

・95万円⇒コノヤローの「アドレナリン」



勝ってるとドーパミンが出て止められなくなる。そして急に大負けする。逆に負けていると、取り戻したいと闘争本能が出てきて、同じく止められなくなる。そしてさらに大負けする。経済は常に緩やかに拡大しているので、5%ルールを徹底していれば自然と勝ってしまうもの。


理屈ではわかってるのだけど、人間である以上、ドーパミンが出てその通りにできないんです。ギャンブルがいい例でして、パチンコにせよ、競馬にせよ、すべては胴元が儲かるようになっています。ほとんどのお客さんは負けるのです、損するのです。もちろんどの世界にもプロはいるので、勝ち続けるお客さんもいるでしょう。ただ、いたとしても1%いるかどうかで、自分がその1%に入ってる保障はありませんし、負けの実績が続いている以上、きっと違うのでしょう。そしてそれも自覚はしてるのです。それでも止められないのはドーパミンが出てしまうから。


落合さんはこのメカニズムを仕事に使えばいいと言います。これまでは割と必要なもの、役に立つもので経済が回っていましたが、AI・BI時代はその手のはすべてロボットが担うようになる。重労働や単純な事務作業から解放され、それでは仕事はなくなるかというと、そうでもない。常に新しい仕事が生まれるもので、ただ、今後はいわゆる生活必需品ではなく、単純にワクワクするものに特化されてしまう。


そこで、「必要だから」ではなく、「面白いから」で仕事ができるようになると、そこに付加価値が生まれ、財が流入する仕組みになるのです。これからの仕事に仕組みはますますシンプル。


「インプット⇒アウトプット」


ここでのインプットが行動で、アウトプットがドーパミン。報酬はドーパミンを直接刺激する上で、「お金=ドーパミン」の図式はある程度は維持されます。そうでなければ「承認=ドーパミン」でもある。パチンコの場合は玉を入れる(インプット)ことで、もしかしたらお金が出てくるかもしれなくて、それがドーパミン(アウトプット)の回路を刺激します。いつもいつも出てくるようではドーパミンは出ないけど、たまに出る、またはそれなりに工夫して出る、くらいがちょうどいいわけです。


でも、結局、仕事ってこれであって、商品開発にせよ、営業にせよ「インプット⇒アウトプット」がしっかり回っていると、そのサイクルからお金が発生するわけです。接客、対面式の営業であれば、どのようにお客さんにアプローチするかを工夫し、それで上手くいったら売れてドーパミンが出る。ただ、断られることもあるわけで、それがストレスとなって営業を避ける人もいるでしょうが、工夫の結果、それが売上に反映されるのであれば、まるでゲームのように楽しく、そしてどんどん豊かになるのです。


仕事ができる人は、この「工夫」に余念がないわけで、それが上手くいくってのは、パチンコや競馬で大当たりするようなもの、いや、もっと大きいのかもしれません。大きな仕事でなくとも、コンビニのレジなども同じ。たとえばお客さんの「笑顔やありがとう」を自分の報酬とするルールを設定する。そこで、どのように対応すれば、笑顔や感謝が増えるのかを工夫する。笑顔が出ればドーパミンが出て快感となる。それれレジが楽しくなり、そのコンビニの顔みたいになるのだけど、その仕組みを知ってしまえば、もっと大きな仕事に移っても成功するわけです。


私の場合で言うなら、ブログ、メルマガ、LINEなどを配信する。すると、なんらかの反応をいただくと嬉しくなる。それが報酬となって、ゲームを楽しむことができるのです。つまり、ゲームは自分で作れる


タロットも同様、たとえば相談に対して直感が走ったとします。タロットを引いてみて、その直感通りだったらドーパミン。違っていても、どこが違うのかを確認すること自体が楽しみにつながることも。


つまりは、AI・BI時代はこれまでのような「必要なこと」が極端に減るので、自分でゲーム(ルール)を作れる人しか先に進めない。もちろん月8万円の保障で楽しく過ごせるわけで、先に進むことが人生の勝者ってわけでもない。だけど、自分のゲーム(ルール)を楽しめれば、そっちの方がいいとは思うのです。


私は割とマジで真剣に「JAZZレーベル」を創ろうと考えていて、私財をはたいて一枚のCDを作ったとします。それが社会にどのように影響するか、それもゲームの一つ。すでに『そらのレコード』など自分で作ってますが、それも自分にとってはゲームなので、どうなっても楽しいんです。12月1日のトーク&ライブもそう。それまでのプロセス、そして本番、その後。一連がすべてゲームであり、社会にどう役立つかわかりませんが、それでも楽しいからやるんですね。


そうやって、これからはいかにして自分のゲーム(ルール)を作るかが、人生において重要になる。そんな話をこれからもやっていきたいと思います。「夢かな心理学」はセミナーもしますが、その前に動画、メルマガ、音声なども無料で配信していきます。それもまた私にとってはゲームであり、そこに参加する皆さんにも楽しんでいただきたいと思うのだから。


と言うわけで、ドーパミンの話でしたが、それが出過ぎると中毒や依存症になって、生活の質は低下する。そこで重要なのが「セロトニン」でして、合宿ではトータル的に人生を楽しむゲームを二日間で展開したいと思います!割引価格ももうすぐ終了です!

■7月16日(日)・17日(月)/河口湖/夢をかなえる伝説のセロトニン合宿

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8月の新刊もゲーム、ブログもメルマガもゲーム、引っ越しもゲーム、9月の自転車も、なんもかんもゲームなのです。ゲームを自ら作れる人がこれからの求められるわけ。そんなとこでまた明日。ありがとうございました。

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by katamich | 2017-07-04 23:39 | ■ビジネス・事業 | Comments(0)