PANARIの神様にお会いした 2017.6.23

いよいよメインのパナリです。すべてがメインと言われながらも、今回のツアーはパナリのために組んだもの。許可なく上陸はできず、まして泊まることはごく選ばれた人にしか許されていない。それもそのはず、パナリに泊まるのは親戚や親友の家に泊まるようなもんで、オープンな世界ではないのです。

先月、新潟でセミナーした時、八重山に詳しい方が参加されました。「新城島って行けるんですか?しかも泊まれるんですか?」と不思議がられ、その場て申し込み。私のことを知ったのもその二日前とかで、完全に呼ばれてるわけですね。


ともあれ、西表島も最高でして、絶対また来ると決意しながらホテルの送迎バスに乗ります。私以外はスーパーに寄り、私は港で一人で荷物番。ビール飲みたくなったけど、黒糖アイスをお供にしました。
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ここから10分ほどでパナリ(新城島)です。いいお天気だ。猛烈に暑いけど。
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チャーター便なので、我々メンバーのみ。パナリ観光の通称ぱぴぃがお迎えに来ました。
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西表島、さようなら。また来年!!
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パナリに上陸。すでに泣いてる人もいた。わかります、わかります。
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3月よりも海が透き通っている。絶好のシュノーケリング日和だ。
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美しい、美しすぎる。最後の楽園と言う人がいた。それもそのはず。この島にはハブ(蛇)がおらず、農薬もないので自然の植生かそのまま残っている。パパイヤやノニも自生しており、夜になるとヤシガニが這い出て来る。オオゴマダラを始め蝶々の楽園でもある。しかし何よりこの島を楽園に足らしめているのは徹底した入島規制だ。
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唯一の集落、、、と呼べるものでもないパナリ観光の敷地に到着。暑い。ジリジリする。それが素晴らしい。
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島内散策がスタート。パナリの神様の化身であるぱぴぃにご案内いただく。久高の神様の化身が苗さんだとすれば、パナリは完全にぱぴぃだ。この島の雰囲気そのもの。

その実、一般の人が電話で申し込む際、雰囲気で断ることもあるそうです。時々、他の島から来たツアー客が無断で港を出たりすると、見つけ次第、つまみ出す。そこまで厳しく排他的でありながら、認められていったんこの島に入ると、最もゆるい楽園が待っている。
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もちろん島内には入ってはならない場所も多く、その数と意味深さは久高島に匹敵する。だからしばしばここは「神の島」と呼ばれることがある。
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神の島には何があるのか。
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その昔、領海に不審船が入って来たら、八重山の狼煙ネットワークで石垣島に伝達していた。ここが通信施設となっていました。
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パイナップル、ではなくアダン。内地の人はすぐにパイナップルと言うが、まったく別物。茎は炒め物になるし、実はほんのり甘みがあってオヤツにもなる。ヤシガニの大好物。
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言葉にならない。楽園。
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神様から選ばれたメンバー。
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島内唯一の郵便ポスト。もちろん使用されている。この島には売店も自販機も診療所も交番もない。あるのは数件の民家と御嶽だけ。
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散策の後はお弁当。午後からシュノーケリング。海の透明度は八重山一だろう。普通は他の島から船でシュノーケリングにやって来るところ、選ばれた人たちは島からシュノーケリングを体験できます。
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イエーィ👍
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シュノーケリングの後は各々シャワー。当然、水シャワーが気持ちいい。この時点ビールも解禁。新鮮なお刺身もいただきました。
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ぱぴぃの滝行。西表島から海底パイプを通って送られた水。
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中はこんな感じ。ここが寝床にもなる。
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夕暮れを見に港へ。最高!人生最高!幸せ!いかなる場合においても照れや羞恥心が役に立つことはない!!みんなで叫びまくりました。
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泣いていいっすか?
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釣り人。
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大阪のおばちゃん、ではなく、ウツボが釣れた。食べると美味いらしいが、リリースされた。
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オレたち。青春。
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シュノーケリングの後もなんやかんや食べてたので、日没後にバーベキュー。世界一美味いミサキ牛だ。
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これはちゅら豚。これも美味い。
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この後、みんなで星を見に港に行きました。街灯をすべて消し、真っ暗闇でみんなで寝転んで夜空を見上げました。プラネタリウム以上星空。新月なので月明かりもなく。流れ星がたくさん。願い事は特にしていないけど、もっともっと幸せになるし、夢も叶う!!すでに幸せのピークだが、これからも人生、もう大丈夫。

30分から小一時間は星を見ていたと思う。これからもうしばらく飲み直す。こちらは男部屋。お祭りのときくらいしか使われない民家で寝るのもレアな体験だ。座敷わらしがいる。
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こちらは女部屋。三日目だけに打ち解けた雰囲気。ここにゴザを敷いて並んで寝るのだ。
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パナリの夜。日本で一番ぜいたくな夜だ。何もないけどすべてがある。ありがとうございました。


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by katamich | 2017-06-23 23:39 | ■沖縄 | Comments(0)