旅の神様、、、いるよね! 2017.4.26
2017年 04月 26日
空港まで徒歩1~2キロだったので速足で15分くらいと見ていました。が、なかなかゲートに着かない。マップを見ると空港の敷地内にはいる。正直、福岡空港より小さな空港です。チェックインのターミナルがわからない。「AIRPORT」なる看板に従って敷地に入ったらこんな感じ。
なんか変だな~と思ってたら、車に乗った係員から呼び止められた。なるほど、そうだよね。違うよね。ターミナルに行きたいと言うと、車に乗れと言う。ああ、助かった。車で送ってくれるんだな。と思ったら、すぐに止まって事務所のような場所へ。オレはターミナルに行きたいんだと言うと、「ちょっと待て、君をサポートするから」と言う。こんなとこにいないで、ターミナルの正確な場所さえ教えてればキックボードですぐなのに。とにかく待てと言う。しだいに人が多くなる。その時点で7時半なのでまだまだ間に合う。
つまりこういうこと。オレがうっかり入ってしまったのが、職員専用のとこで普通は止められるとこ、うっかり見過ごしてしまったんだろう。ようはなぜオレが入ってこれたかを追求するわけで、そこで事情聴取が始まるわけですよ。何時にここを通ったとか、マルタには何をしに来た、職業は何かとかいろいろ聞かれ。確かに普通は大ごとだもんね。ようやくと二台目の車に乗せられ目的とするターミナルに到着。その時点で8時10分。ギリギリかな。そう思ったところ、また「こっちに来い」と。「クルー専用」ってゲートに通され、オレはてっきりここから入れるものと思うじゃない。そしたらまた事務所。そして同じことを聞かれる。テレビカメラでオレがゲートから入る姿を見つけてニッコリ。オレは急いでるっちゅうに!
だけどね、事務所の人も皆さん、「ノープロブレム」って言うんですよ。乗る便も伝えているし、話を付けてくれてると思うじゃない。そしてチェックインカウンターに行ったのが8時25分。フライトの15分前。クルーの人にパスポートを見せると、ちょっと端末をいじって残念そうな顔で「クローズ・・」。え?ノープロブレムじゃなかったの?一緒に行った係の人もいろいろ言ってはくれている。だけど、クローズはクローズ。どことなく、こんなことじゃないかと思ったけど、まさかね。
インドを旅すると「ノープロブレム」って言葉をよく聞く。こちらが何か非を訴えたり、不安であることを告げるとノープロブレムって返ってくる。しかし、この意味するところは、「その人たちにとってのノープロブレムであって、当事者にとってはビッグプロブレム」と言うことだ。インドの教訓として、「ノープロブレムだけは信じるな」ってあるんだけどね、まさかマルタでもそれが生きようとは。
オレを連れまわした係の人、「アイムソーリー、ハバグッドトリップ!」と握手を求めてニッコリ。ははは、笑うしかないよね。次の便は午前はフル。夕方にマルタエアーとLCCのラインエアーがある。マルタエアーは250ユーロ、ラインエアーは100ユーロ。まあ、当日の国際線で13,000円ってのは高くはないな。マルタエアーも内容的にはLCC同然だし、新興キャリアのラインエアーに乗るのも話のネタだ。
そんなこんな最後の最後にひと悶着あったわけですけどね、これはこれでオイシイと思ってる自分もいるんですよ。今回の教訓としては、「空港は徒歩じゃなくタクシーかバスで行け」ってことで、いろんなバッドタイミングが重なってのトラブルだけど、「トラベルはトラブル」の格言の通り、これ自体を楽しんでいる自分がいるんですよね。今まで数え切れないほど旅をしてきて、時には暴漢にあったり、所持金を取られたり、自転車のペダルが落ちてたゴムに絡まって外れたり、いろいろあるにはあった(けど、思い返すとそんなにないとも言える)。
「大難を小難に」と言われると、確かにこれは「小難」だ。だって、無事にロンドンに着けたわけだし、目的的には順調なんです。おまけにですよ、今回の騒動に関連してるかしてないかわからないですが、13,000円と数時間をロスしながらも、その一時間後に4万円ほど得する事件が突然やってきたんです。旅の神様っているよね。なぜに4万円を得することになったのかは、複雑な事情がからんでてブログでは書けないけど、旅の神様ってつくづくいたずらが好きだな~って実感するわけで。
そんなとこで、腹も減ったのでカフェでチキンのサンドイッチと変なジュース。適当に注文したら豆をミキサーしたような甘くもさわやかでもないジュースで、これはこれでまずかった。最高。その後は場所を変えて別のカフェでコーヒー。ここでヨメさんにトラブルの電話をしたら、「なんだ、そんなことか。最後まで気を抜かないように」と言われるだけで平然としている。そんなもんなんだよ。
それにしてもまた仕事がはかどった。早くロンドンに着いたら着いたでウロウロするだろうし、仕事しろってことでこの時間もまた貴重だ。4時45分のフライトのチェックインが始まったのがちょうど2時。真っ先にチェックインしてラウンジへ直行。
そうそう一つアナウンス。5月18日(木)の夜、面白いコラボセミナーをします。先日、インドと沖縄にご一緒したゆっきーとのコラボでこんなの。
■5月18日(木)/東京/石田久二&Yukkyコラボトークショー~日本人の99%が知らない旅で自分を見つける極意~
サンクチュアリ出版の主催になるけど、旅をテーマにしたスピリチュアルなセミナーにしようかと。まだどんな話をするか考えてもいないけど、オレのこれまでの旅の、成功も失敗もいい思いも良くない思いも、いろんな経験を土台にした、とっておきの「旅テク」もいろいろご紹介します。Qさんはなんでそんな変な旅ができるのか。オレのモットーは「濃く安く」で、オレの旅ってとんでもない経験がいろいろできるんですよ。それも格安で。
たとえばマルタのラウンジ。オレも昔は空港ラウンジなんて別世界と思ってたけど、実は誰だって利用できるんです。このマルタのラウンジはアルコール含むドリンクも飲み放題で、スナック類も種類が多く食べ放題。これだけで一食は軽く浮くわけで、こんなのが世界各地にある。これらを利用するには「プライオリティパス」を取得すればいいけど、普通に買えば年間3万円ほどするところ、ほとんどのゴールドカード以上に無料でついてくるので、わざわざ買う必要はない。
ただ、ゴールドカード以上って年会費がかかるんじゃないか。確かにそうで、いろいろあります。私のアメックスカードは年会費16万円。マイルは貯まるし、いざという時のためのコンシェルジュとか、保険が手厚いとか、他にもいろいろサービスはあるけど、カードで年会費16万円は普通は高すぎる。
そこで最強コスパのゴールドカードをご紹介します。それは「楽天ゴールドカード」です。楽天カードの審査の通りやすさは折り紙付きで、ニートでも通るとも言われるため、デートで使うと恥ずかしい。ゴールドカードはちょっとは審査はあるだろうけど、ニートはともかく、普通に働いている人であればだいたい通る。その年会費が1万円。これにプライオリティパス3万円が無料で付くので、実質、2万円の儲け。他にも楽天ポイントが貯まりやすい、スーツケースの空港からお届けとか、お得なサービスがたくさん。月にして千円弱。これで世界のラウンジが使い放題、いや、国内もセキュリティの外のカードラウンジが使えるので、飛行機によく乗る人は持ってて絶対に損はない。私はVISAの楽天ゴールドとマスターのオリコカードとアメックスのANAカードと3枚持ちで、これだけあれば困ることはない。出張時のホテル予約はだいたい楽天なので、ポイントもたくさん貯まって何回かに一回はホテルが無料になる。
こんなのは旅テクの初歩だけど、他にもいろいろあるんです。なので、18日のセミナーはその手の情報を聞くだけでも次の旅の元くらいは取りますので、ぜひご参加くださいませ。
と言うわけで、ロンドンに着きました。
明日からいよいよアンソニー・ロビンズのUPW4日間。正直、何も期待していません。誘われたノリでいつの間にか手配してたのが、誘った相棒は直前のキャンセル。オーマイガーと思ったけど、相棒の代わりに参加する人が現れ、その方はなんとプロの通訳さん。当たり前だけど英語バリバリなわけで、なんかオレってもってるな~って思うわけ。もちろんずっと通訳するわけじゃないけど、大事な話は聞けるじゃない。
その方、プロの通訳として活動する傍ら、ハイレベルな英語を教えてたりするわけでしょ。そんな人と4日も一緒なわけで、それだけで授業料が発生するレベルだよね。旅の神様も、セミナーの神様も、いや、「人生の神様」がいろいろやってくれてます。正直、言葉はほとんどわからんだろうけど、神様を感じる4日間にしたいと思います。ありがとうございました。
■夢なに日本一周チャリンコトークライブ:北関東信越編(新潟7・長野10・東京15)~願いが叶うとき、心はどうなっているのか?
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