「生き霊 考」 考 2017.4.15

今日は我が家にとって大切な日でした。1歳半の三男が朝一番の授乳を最後に、断乳することになったのです。最後の授乳、私も立ち会いました。数日前から「ぱいぱい、ばいばい」と言って聞かせ、最後はまさにバイバイのポーズでの授乳となりました。なんとなくわかっているような。この世にはもっともっと美味しいものがたくさんある。いろんなものを食べさせてあげたい。いずれエチオピアのインジェラも。とは言うものの、4人目はないので、我が家にとってはこれが本当の最後で、ちょっとは寂しくなりました。そして今、ほとんどグズつかずに寝ています。やっぱり、わかっているのかな。
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さて、今日も滝行6日目に行き、近所に最近できたコメダに初めて入って2時間ほど仕事。未完だった「② 新サイトの原稿執筆」も一応の形ができ、近々、ベータ版として発表します。ロンドン前には間に合ったな。


ところで昨日の「批判のメカニズム 2017.4.14」という記事に対し、ご質問をいただいたのでそれにお答えしようと思ったのですが、優先したいことが出てきたので、それは明日にします。


最近、お馴染みの「身体軸ラボ」さんが(もうヒトシ君とは呼びません)、示唆に富む記事を書かれていたので、そこにひっかけて書かせてもらいます。「生き霊 考」という記事なので、「人気ブログランキング」から探せばすぐに見つかるでしょう(リンクは嫌がられたのでしませんが)。


どうやら、どこかのブログに「生き霊のエネルギーで大変な目にあったと、、記述した記事」があったそうで、そのブログの方は「マイナスなエネルギーに襲われて気分を悪くされた」ようなのです。それが具体的にどのような症状なのかはわかりませんが、気分を悪くされたのは気の毒なことです。


しかし、この方が気分を悪くされた原因は、生き霊とやらのせいではないでしょう。

そもそもですが、これまで何度か書いてきたように、「霊」や「生き霊」なるものは実体としては存在しません。ただし、いると思っている人にはいるが、いないと思っている人にはいない。先日も「滝場には浮遊霊がいる」などと書かれていましたが、それも滝場に「いる」と思えばいるし、私のように「いない」と思えばいないのです。かなり前に、オカルト好きな人が滝行に来たのですが、気分を悪くされて帰りました。本人いわく、憑かれたとのこと。


そんな方はときどきいらっしゃるのですが、物理的に言えば、身体が緊張し過ぎて首から肩にかけての血行が悪くなったから。この場合、熱いお風呂に入れば一発なんですが、すぐには入れない時は、カイロか熱いタオルで温める、それもできない場合は、誰かに手を置いてもらうだけで緩和されます。これを「手当」と言います。


その方はおそらく「滝には霊がいる」との強い思い込みから、必要以上に警戒し、委縮してしまったのでしょう(なら来なければいいのにね)。正直、その程度のことであれば原因なんてシンプルなもの。そこで「霊」のような説明のできないものを持ってくるからややこしくなる。人間の認知力は思った以上に強くて、根拠などなくとも強い思い込みが身体にも影響を及ぼすものなのです。


では「生き霊のエネルギーで大変な目にあった」方(仮にAさんとします)は、何が原因で具合が悪くなったのでしょうか。さすがにそれは推測でしかないのですが、もしもその方が「生き霊」のせいだと言うのなら、おそらく実在する「生き霊」(仮にBさんとします)への念が強すぎたことでしょう。


ここで間違ってはならないのは、「B(生き霊)さんのAさんに対する念」ではなく、逆で「AさんのBさんに対する念」です。おそらくですが、BさんはAさんのことなど気にもしていない。Aさんが勝手にBさんのことを想って、おそらく嫌いなのか苦手なのかわかりませんが、そのBさんに対するネガティブな念がAさんの身体に影響を及ぼしたのです。


昨日の「批判」の話と同様、対象があるから批判するのではなく、その人の中にある「批判の種」が執拗なまでの批判を生み出しているだけ。この際、対象はなんだっていい。その対象にとってはとばっちりのようなもので、たまたまブログ書いていたとかで、ちょっと気に障るとかで批判の矛先を向けられる。


ですので、Aさんの場合も同様、まず内面になんらかの念のようなものがあり、そこにたまたまBさんが当てはまっただけのこと。たとえば「子宮委員長はるちゃん」って人がいますが、彼女もめちゃくちゃに批判される方で、2ちゃんでも延々とスレッドが立っています。中には、はるちゃんのことを想うと気分が悪くなる、なんて人もいたりします。しかし、当のはるちゃんはその人のことを知りもしない。その人が勝手に想って、勝手に気分を悪くしてるだけのこと。


いずれにしても、勝手に自分で気分が悪くなっているのを、「生き霊」とやらのせいにしている限り、人生は良くなりません。すべては自分次第。

伝説的経営コンサルタントの一倉定さんは「ポストが赤いのも社長(自分)のせいだと思え!」と指導したそうですが、従業員が、景気が、業界が、ではなく会社の業績が良いも悪いも、すべて社長に原因があるんだ!経営とはそう言うものだ!とご指導されました。


本当にその通り。人生も同じ。なんでも他人や社会のせいにするんじゃない。ましてや生き霊みたいな、今時、妖怪ウォッチでもあるまいし、大の大人がいちいち口にするんじゃない!


そもそもだけど、生き霊みたいなのこそエセスピの極致であって、そんなこと言うから、拝み屋とか変な輩が寄ってくるんでしょ。生き霊に苦しんでいるって言えば、そんな輩が「ほな、お祓いしましょか(大阪弁でイメージ)」、みたいな感じですり寄って大金をせしめる。仮にその時は楽になったとしても、すぐにまた憑りつかれて堂々巡り。講演とかで明るく楽しい話して、それで気分良くなって帰ってもらう方がよっぽどいいでしょ。そんな、生き霊みたいなこと言ってるから、スピに苦しめられる人がなくならないんだって!


ちなみに霊なり生き霊なりの正体は心理学的にはすでに明らかになっています。それは「なんとな~く、嫌な気分」がそう。それをクオリアと言ったり、サブモダリティと言ったりもしますが、いわゆる除霊とかお祓いってのは、心理療法でいう「サブモダリティチェンジ」のこと。詳しくは検索を。視覚・聴覚・体感覚のうち、視覚優位の人は見えるような気がすることがあり、聴覚優位の人は聞こえるような気がするだけのこと。

ただ、実際に見えている人も中にはいて、それも心理学的には「統合失調症」という名前がついています。今は統合失調症のいい薬もあるので、それを飲めば霊など一発で消えます。統合失調症は遺伝的要素が強く、てんかんや一型糖尿病のように、適切に薬を飲んでさえいれば通常生活はまったく支障がありません。なので、もし霊が見えると言う人がいれば、まずは心療内科の戸を叩くことをおススメします。それでかなり楽になります。


話を戻しますが、この「身体軸ラボ」さんの記事は、「生き霊」の存在を前提としていること以外は、全体的には間違ってことは言っていません。ただ、「性格的には「粘着性」が強い。また、プライドもあるのでしょう。悔しさが何度も頭の中をフレーズする → その度に生き霊が発生する」とあるのは、相手(ここではBさん)が発生させているのではなく、Aさん自身が勝手に発生させて、勝手に自滅しているだけ。そこはきちんと正確に書く必要がある。


あと、嫌な気分がするなら、そんな奴には「触らぬ神に祟り無し」でいいし、「相手側が勝手に嫉妬・やっかみとか、、マイナス念をぶつけてくる」(と思っている)のであれば、「先ずは拍手を叩いて邪気払いをして、、(以下、略)」でぱっぱと振り払えばいい。ここは正しい。


そしてそんな奴のことをもう考えないことだ。仮にブログとかあっても見に行かないことだ。話題にもしない。そんな奴のことは人生から完全に消去することだ。いつまでも、そんな奴に人生を振り回されてどうするんだ!


オレだったら、そんな気分を悪くするような奴のことは絶対に相手にしない。ブログがあっても絶対読まない。仮にネチネチやってきても、コバエのように振り払えばそれでOK。ちょっとでも頭をよぎったら、それこそ柏手叩いてキャンセル、キャンセル!そのAさんもそうやって生きていけばいい。もっと楽に生きていけばいいんだよ。自分の人生は自分で面倒みる。すべては自分次第。いつまでも変な奴に振り回されないこと。そんな人生とはもう決別だよ!


ついでに言うと「身体軸ラボ」さんもそうだよ。もう10年以上もよくぞそんなに批判ばかりできるものだ。確かにそんなのを面白がる人もいるけど、あなたにはもっといい記事が書けるはずだ。もちろん書いてるし、ファンも多い。その人たちの人生が良くなるような、そんな記事でいいじゃないか。ま、それもお節介だからご自由にとしか言いようがないけどね。


だけどね、もうエセスピとか相手にしなくていいんだよ。どんなに書いたところで、本当に声を届けたいところには届かないから。先ほどの子宮委員長はるちゃんだって、2ちゃんなりブログなりで、どんなにdisったところで、彼女の数万人のファンには関係ないんだ。オレも会うまでは怪しいと思ってたけど、実際会うと「いい奴」ってことはすぐにわかるし、あれだけ人気があるのも当然。はるちゃんのおかげで幸せになってるのもたくさんいる。


同じように、エセスピ、エセスピって言っても、それを楽しみにしてる読者もいて、それ読んで、ハッピーな気分になって明日も頑張ろうって感じになる人も多いんだよ。それでいいじゃん。何がアカンの?

ほっとけばええやん。仮にいなくなっても、次から次へとやってくるからキリないって。そんなのいちいち相手にせんで、あなたなりのいい記事を書けばいいんじゃないの?みんな待ってるよ!


と言うわけで、まあ、こんなにまともに相手にするヤツもラボさんには珍しくて、調子狂ったかもしれないけど、まあ、ほどほどにしときますよ。あと一回くらいは出てくるかもだけど、いろいろわかったし、勉強させられたり、いいネタもデータも取れたので、オレ的には万々歳。ランキング移動してよかったです。と言うわけで、また明日。ありがとうございました。

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Commented by GODです at 2022-12-29 13:57 x
私は中村ヒトシに酷いめに合された被害者です。

ヒトシは貴方がおっしゃる通りくだらない人間です。

多分中村は霊媒体質で自分が手なずけたつもりの悪魔に憑りつかれているみたいです。
その悪魔がヒトシ君を操っていると思います。

ヒトシのサロン内部は自分で作った魔除けシールだらけで気持ち悪かったです。

私の被害は以下の通りです。
体調不良なのに過度な食事制限を要求され衰弱させられました。また、体調不良で私が仕事が出来ないのが原因(50%)で妻が乳がんに成ったと言われました。そして、妻に私の側にいると癌が再発すると吹き込み離婚に追い込まれました。
遠隔治療を約10年受け240万円(月2万円)以上騙し取られました。

中村ヒトシは大阪西成付近に住んでおり親から引き継いだ古い集合マンションを持ち管理しています。妻と子供がおりこことは別な場所に住んでいます。

私はインスタグラムに公開アカウント「uni_genki」を持っています(これで信用してもらえますか)。
何かありましたら私のインスタグラムにDM下さい。

よろしくお願いします。
by katamich | 2017-04-15 23:39 | ■精神世界 | Comments(1)