お金持ちになるための心理学 2017.3.12

今日は午後から「宇宙となかよし塾plus」ってセミナーでした。急な告知、準備不足もあって人数は少なかったですが、それだけ濃い内容になったかと思います。今日も「記録」を取っておけばよかったと思うほどの内容がいくつかありまして、近いうちにまたLINEでも話しようかと思います。かなりヤバい話もありましたからね。

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さて、昨日の薄井先生とのコラボでいろいろまたシナプスがつながり始めまして、いろんなインスピレーションがやってきています。マズローの「人間性心理学」に基づきつつ、「超心理学」や「トランスパーソナル」の領域まで進もうとしている今日この頃。

ちなみに心理学には4つの勢力がありまして、第一がフロイトなどの「精神分析」、第二が人間を動物のように単純に取り扱う「行動主義」、そして「人間性心理学」はマズローが第三の勢力と打ち立て、さらに自己実現を超える「自己超越」の理論を体系化させる必要があるとして始まったのが第四勢力の「トランスパーソナル心理学」です。


今回の東京出張は14日・15日の、これまた心理学のセミナーにあわせて組んだものですが、とにかく学びの多い日々を送っています。12年前、独立した当初、とある成功者の言ってた言葉が思い出されます。


「成功したければ、心理学の勉強をしておくといいよ」


その時に具体的に教えてもらった心理学はNLP(神経言語プログラム)だったのですが、現実にはあまり使えないことは後々にわかりました。重要なのはやはり使える心理学。最近では『嫌われる勇気』からアドラー心理学が流行っていますが、アドラー的な考え方って実はとても自己啓発的。


「精神分析」だと無意識や過去のトラウマ、心的原因に着目しますが、アドラー心理学では「過去」はむしろタブー。精神分析では「うつ」はたとえば両親の虐待とか幼少期のいじめなど過去のトラウマに原因を求めますが、アドラー心理学では「うつになるにはうつになりたい目的がある」と解釈します。たとえば外に出たくない、人と会いたくない、働きたくない、など。その考え方は実に自己啓発的。


成功できないのは、過去のトラウマに起因するのではなく、あなたが成功しないことで得られるであろう「目的」があるからだと解釈する。過去なんか関係ない。あるのは現在と未来だけだ。確かにそうなんですが、ただ、現実として過去のトラウマが生き辛さの原因になってることも普通にある。どの心理学が使えるかは「人による」としか言いようがないのでしょうが、できる限り万人に通用するグランドサイコロジーを開発したいと思いますし、その糸口もある程度はつかめています。


今日のセミナーでは心理学の話もたくさんしましたし、願望実現のとっておきの話もしました(繰り返しますが、これはLINEでお伝えします)。またパチンコなどギャンブ中毒の原因とその脱出方法についてもお話しましたし、もちろん「お金」の話もできる限りしまくりました。ちなみに心理学的にお金を引き寄せる方法は実に簡単で、常にお金が「ある」と思っていれば、それを証明するための現実が引き寄せられます。


あ、そうだ、これはセミナーでもしゃべってなかったので、ついでにここに書いておきましょう。名付けて「お金持ちになるための心理学」ですが、まず大前提として「ある」と思うこと。もちろん「ない」という欠乏感から頑張ってお金持ちになることはできますが、どんなに稼いでも満足することはないので、精神的には貧乏なまま。


お金の心理とは、通帳に記帳された残高を言うのではなく、心の「豊かさ」のことを言うのです。なのでもし、預金残高が20万円であっても、心が「豊か」であればその人はお金持ちだし、10億あっても「豊か」でなければ貧乏になります。


もっとも、現実的に全財産が20万円で「豊か」に思える人は少ないと思いますので、そこは仕事してしっかり稼ぐ必要はあります。ただ、現金は持ってないけど、自分には人気と信用があるってことで、人から住まいや食べ物をもらって生きてるような人もいて、その人はお金持ちと言えるでしょう。


その意味では私(Qさん)はお金持ちだと言われることがよくあります。実際に資産1億とか10億とか持ってる人からそのように言われるのは、「好きなことだけやって生活しているから」だと。つまりは資産10億を持っていようと、自分の好きなことで生きていなければ、心は「豊か」でないし、貧しいだけなんです。仮に私が今のままの資産で、今のままの生活スタイルを維持し続けるのであれば、生涯、お金持ちだと言えるでしょう。もちろんもう少し欲しい気はしますが、なくても困りません。
お金持ちになるための心理学 2017.3.12_b0002156_237156.jpg


つまりはこの12年間、「ある」と思っていたし、現実もそのことを証明しています。でも、実際には全財産5万円だし、好きなこともしていない。毎日ストレスためながら仕事をして、決して満足な給料をもらっているわけじゃない。それも現実でしょうが、そのような状況でも「ある」に転換することはできるし、それはそんなに難しいことじゃない。


簡単なこと。今のこの状況で「楽しい、ワクワク」の感情を選択することです。そのためには「メタ認知能力」を使うことが重要。今日のセミナーで矢沢永吉の話をしました。矢沢がある地方のコンサートで、その日に泊まるホテルに行きました。当然、その町で一番いいホテルの一番いい部屋を手配しています。しかしその日、ホテル側の手違いで一番の部屋が空いていませんでした。そこでホテル側はおそるおそる矢沢に二番目の部屋でいいかとお願いしましたところ、矢沢はこう言いました。


「オレはいいけど、、、矢沢はなんて言うかなあ~」


この瞬間、同レベルのホテルをすぐに手配し、そこで一番いい部屋に案内したとのこと。確かに「オレ」という人格は二番目の部屋でもよかったのでしょうが、「矢沢」というあるべき人格はそうじゃなかった。「矢沢」が二番目の部屋に泊まってるなんて、どう考えてもおかしいでしょ、みたいな。


それと同じように、今この瞬間の「感情」に目を向ける。私で言うなら「オレ」が「Q」を見てる感じで、


「オレはともかくとして、Qはそのフィーリング(感情)でいいの?」


と、問う。まあ、確かにBADなフィーリングに浸りたい日もあるだろうけど、それってQの人生的にOKなの?

もちろんNGです。そこで、だったらOKなフィーリングを選ぼうぜ、、、みたいな話になるわけです。そこで「はいGOODなフィーリングを選びます」と宣言すれば、それでOK。「オレ」はともかくとして、「Q」はこれからGOODなフィーリングを選ぶんだから、そうなるでしょ。別に具体的にいいとか悪いじゃなくて、「GOODなフィーリングを選ぶ」と決めたら、心理学ではそっちに向くの。


その「メタ認知」をせずに、「ああ、気分が悪い」とハマっていると、いつまでたってもGOODなフィーリングにならないし、ある意味、他人任せになりますもんね。GOODかBADかは自分で決めるのであって、他人とか環境かじゃないの。


そうやってGOODで楽しくて、ワクワクな感情を選べば、そのまま心は「豊か」になる、お金も「ある」になる。その感情(フィーリング)を維持し続けている限り、貧乏になることはできません。そして現実的に豊かでお金持ちなのを証明するため、預金通帳の額も増えていくわけです。

と言うわけで、今日もごちゃごちゃ書きましたが、使える心理学をもっともっと探求していきたいと思います。ありがとうございました。

 
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by katamich | 2017-03-12 23:39 | ■お金 | Comments(0)