Qさんと行く奇跡のチャダルツアー初日~レーに無事到着~ 2017.2.12
2017年 02月 12日

空港に到着し、昨日と同様、「IWA→LWA」の手続きに少々時間がかかりましたが、全員、無事にチェックイン。朝早くてお腹が空いていたので、空港のフードコートで朝食。ベジタブルコロッケのビリヤーニ(ピラフ)で、まあまあ美味い。

いよいよ搭乗だ。今だから言いますが、実はこの時期の「デリー⇔レー」の欠航率は極めて高い。3~4日に一回は欠航するが、降雪などが続くと、場合によっては一週間丸々飛ばないこともある。事実、先週はそうだったらしい。そしてもし、欠航になったとしても航空会社からのフォローは一切なし。各自でデリーのホテルをすぐに予約し翌日を待つも、代替機に振替えられるのが原則ではあれ、本予約が優先されるとのこと、満席だったら乗れないことも。
つまりは「運」しかないのだ。今回のように「運」がよければスムーズにレーに行けるが、運悪く欠航となると、貴重な旅行期間を「待つ」だけで消費することも。人によってはレー行を諦めて、その辺の観光に泣く泣く振り返ることもあるとか。
冬のラダックに行く観光客のほとんどは我々同様にチャダル目的のようですが、日本からは1~2社が企画するものの、天候次第では普通にキャンセルになる。ちなみに日本からチャダルに参加する人は、例年10人~20人程度のようで、それだけレアなツアーとなるわけだ。ともあれ、飛行機が飛んでよかった。

6,000m級の山々のスレスレを飛ぶ飛行機。これを見るのは三回目だが、こんなに真っ白なのは当然初めてのこと。2005年は5月、2011年は9月だったから。感動するしかないよね。

無事に到着!マイナス20度が直撃する!

荷物の受け取り、入境手続き等に30分ほどかかりまして、前回と同様、お世話になりますサチさんとヤンペルさんと再会!早くも感動だ!!!

空港からホテルに移動しまして、本日の宿。ちなみに室内とは言え、めちゃくちゃ寒い。マイナス10度くらいは普通にあるだろう。

食堂に移動し、チャイをいただく。安定の激甘!インドではこれが美味い!ましてやこんなに寒いところでは、どれだけありがたいことか。涙出るよ。。。

ランチタイムだ。見ての通り焼きそばですが、立派なチベット料理でチャウメンと呼びます。味は優しいソース焼きそばそのもの。

こちらもチベットでは普通に食されるチャーハン。どちらも美味なり。

宿の屋上から眺む。旧レー王宮と、、、12年前に悟りを啓いたナムギャル・ツェモだ!

小休憩の後、車で市内観光。ここだ!ここが悟りを啓いたナムギャル・ツェモだ!

そうなんだよな。2005年5月、所持金が5,000円しかなく、やることなくてあの先端のとこで般若心経を1,000巻唱えた。その820巻目辺りでやってきた。この世の仕組みがわかり、人生は完全にOKになった。当時は職も金もなく、生きていく術をまったく持っていなかった。それでもOKだとわかった。この「OK」から出発し、12年が経った。やっぱり「OK」だった。
何があっても大丈夫。6年前にも来たけど、今回もまた「大丈夫=OK」を確認することができた。ここが原点。オレにとって最大の聖地なのだ!
ナムギャル・ツェモからレー市内を一望する。12年前、ずっとこの景色を見ていたが、もちろんこんなに白くはなかった。

下りまして、レーのメインバザール。牛も普通に歩いている。おばさんたちが野菜を売ってるのだけど、冬は取れる野菜は限られていて、根菜か豆かしわしわのキャベツくらい。夏はもっと豊富にあるそうだ。この寒い中、ありがとうございます。

インド人の食堂でサモサを食べる。サモサとはカレー味のポテトを生地で包んで揚げたもの。美味い。

6年前はこんな感じじゃなかった。車が入れないようになったとのこと、レーの街並も少しずつ変わってきたようだ。

宿に戻って夕食。テントクというチベット料理。いわゆる「スイトン・だご汁」のようなものか。冬場だけに野菜が乏しいのですが、味は抜群。心も身体も温まる。

そんな感じで無事にレーに着きまして、標高3,500mにゆっくりと身体を馴らします。デリーで高山病の予防薬ダイナモクスを買い、昨日から飲んでいました。指先がしびれる副作用はありましたが、頭痛など高山病の症状はなく、朝までしっかり眠れれば大丈夫かと。ただ、めちゃくちゃ寒くてシャワーも浴びれないし、トイレも簡単じゃない。夜は分厚い寝袋に包まり朝を待つのみ。寝袋は温かいのだけど、となると出るのが大変だ。
ハッキリ言って寒いです。ハンパないです。言うまでもなく人生初。しかも北海道のように室内は温かいとかでなく、容赦なく寒い。明日からのチャダル、どうなることやら。ありがとうございました。
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