お金の法則の話 2016.11.8
2016年 11月 08日
「お金」の話をする上での前提中の前提が「ある/ない」の図式。
しかし「市場」は違います。日本は資本主義社会であり、市場メカニズムが経済を回しています。もちろん市場の行き過ぎはトータル的に社会不和を引き起こすので、そこに「政府」の調整が必要となり、実際にそうなっています。それでもお金の本質、人間の原理からすれば、「ある」に集まり、「ない」からは離れる。
トマ・ピケティがいみじくも経済学的に論証してしまったように、やっぱり資本の集まるとこに資本は集まり、「お金持ちはますますお金持ちに、貧乏はますます貧乏に」なってしまうのです。しかし、「お金持ち」と「貧乏」を分ける根本的な理由は、最終的に個人の「選択」にかかっています。
つまり、自分自身は「ある」を選ぶのか、「ない」を選ぶのか。
そのメカニズムを端的に示してる記事(漫画)があったのでご紹介します!11月27日にコラボをするタマオキアヤさんのブログで、イラストを描いたのは橘なな子さん。
お金について超絶わかりやすい漫画
お金をお互いに回し合う。これが市場メカニズム。このメカニズムの面白いところは、回せば回すほど全体のパイが拡大して、自分に回ってくるお金が増えるところ。一方、計画経済・社会主義メカニズムでは、お金はお互いに回さず、いったんは政府に預け、そこから再分配してもらうようになっています。
これが資本主義と社会主義の違い。もちろん、現実の資本主義社会では、先ほど言ったように一部(税や社会保障)は政府に預けて、それを最適に分配する「修正資本主義」という形をとっていますが、本質はあくまで「お金の回し合い」がベースになっています。
そして面白いことに、お金はパスすればするほど(使えば使うほど)、利子を付けて返ってきます。逆にパスしてもらったお金を貯め込んで回さないようにすると、漫画にある通り、「こいつにはパスするのやめよう」となって、結果、それ以上入ってこなくなります。だけど、入らなければ困るので、自ら利子を払うことで回してもらうようにする。それを借金と言います。
あと、よくいらっしゃるのが、顔見知りでもないのに、LINEやメールなどで話を聞こうとする人。もちろん気軽に聞いて欲しいと思うのですが、何度も何度も繰り返し納得できるまで聞こうとする人がいます。私も決して忙しくしてるわけじゃないですが、時間の有限さは知ってますし、価値ある使い方を心がけています。もし話が聞きたいのであれば、セミナーやセッションなど門戸を開いていますので、しっかり対価を払った上で聞けばいいのです。その辺、出し惜しみしません。
だけど、基本、「ない」が前提にあり、回し合いをしようとしない人は、まずは自分が得てから、その一部を回すことにしか頭が働きません。話を聞いて、それで実際にお金が入ってきてから払います、なんて言う人もいる。お金の法則ってのは、どこまでいってもシンプルですし、2,500年前からまったく変わっていません。私たちが生きている間に、その法則が急に変わることも考えられません。だったら、その法則の通りにお金と向き合えばいい。それだけのこと。
その法則の核にあるのが、お金は「ある」に集まり、「ない」からは離れる。お金はまず自分で出すことによって、利子が付いて入ってくる。その逆はない、ということです。出すから入るのであって、入ってから出すのではなないのです。
呼吸もそう。窒息とは酸素不足ではなく、過呼吸で吸えなくなって起こるのが大半。窒息を防ぐには、まずは大きく吐くこと。すると、自然と良質な酸素が入ってきます。何よりもまずは「出す」から始める。出さずして入ってくることはない。これが法則です。
しかし、お金に恵まれない人は、とにかく出さずに入れようとすることばかり考える。法則通りにすればいいのに、なぜに逆をするのか。本当に理解に苦しむのです。お願いですから「法則」の通りにやりましょう!
昨日の拓巳さんの話にもありましたが、陸上競技で速いタイムを出すには「法則(コツ)」のようなものがあり、その通りにやれば間違いなくタイムが伸びる。それと同じようなことがビジネスの世界にもあるんだ。そしてその通りにやれば、その通りの結果が出る。だったら、あとは愚直に続ければ結果は出放題。
何度も言うけど、「お金」の法則なんて、そんなに複雑じゃない。「お金のブロック」なんてのも、変なワークを受けるだけで取れるものじゃない。それは「実践」を通して初めて体感できるもの。アヤさんが言われる通り、
今日はお金の話をしようと思っていたのですが、1番言いたかったのが、「わたしは豊かだと現実にたたきつける行動をしているか」ということ。
これはどういうことかというと、いくらアファメーションして「わたしは豊かだ」と言って自分に言い聞かせても、
・請求書の支払いを渋っていたり
・スーパーでも値段を見て買っていたり
・行きたいセミナーの値段で迷っていたり
こういうことってよくあると思うんですが、これって現実世界に「わたしはお金ないんです」という事実を知らしめていることになるんです。
なんです。
お金が「ある」になるにはどうすれいいですか?そのような質問をよく受けますが、それは「ある、ある、ある・・・」と10万回言ったところでそうはなりません。そんなことより「ある」の振る舞いを一回する方がよっぽど確実。以前、こんな質問を受けたことがあります。
「懇親会に参加したいのですが、VIP席でないとダメですか?」
まさに「ない」の考え方。昨年辺りから、セミナーの懇親会はそのための席を先着順で設定しています。そしてVIP席は一般席に比べてある程度は高額です。差額イコール懇親会費ではないので(ほぼそうなることも今まではあったけど)、懇親会だけ考えたら、一般申込をして懇親会を実費で払う方が安い。だけど、セミナー後の懇親会はただの飲み会じゃなくて、そこで人生を揺るがす話が聞けたり、まさに人生レベルに出会いがある「可能性」を含む費用なんです。
27日にもVIP席を設けているのですが、アヤさんにとっては初めての試みだそう。ですが、最初、「それがグループコンサルのような形になるには最低8万円でお願いします」と言われました。おお!と思いました。ただ、今回に関してはガチのコンサルではなく、飲みながらお食事しながらプラスアルファの話と交流をする「ゆるい会」なので、今回の値段で納得していただきました(笑)
しかし、ここにも本質があります。実のところ、私にとって最高なコンサルとは、「短い時間で最大の効果が得られるコンサル」です。極端な話、一回電話するのに50万円払って、それで500万円が得られるようなコンサル。30万円で10日もセミナーに通って、500万円のリターンなど勘弁して欲しい。
そして人生が変わるのは決して「長さ」ではなく、「一言」であることが多い。私の人生を変えた最初の言葉は、2003年12月のサラリーマン時代、なけなしの4,000円で参加したビジネスコンサルのセミナーでした。90分の話は中国株がどうとかってちんぷんかんぷんがほとんど。だけど一つだけ理解できる話があった。それが「目標設定しよう」なる言葉。4,000円の元を取るために実践した。そして人生が激変し、翌年には会社を辞めた。
「目標設定しよう」の一言が人生を変えたのです。なので、私のコーチングやセラピーも、その一言をいかに与えられるかに注力しています。その意味で言うと、VIP席でしか聞けないような「一言」をいただくのに、その差額は決して高いとは思えません。2011年に一緒にインドに行った麻井ちゃんも、私が旅の間に何気なく言った「毎日とほぼ毎日は千倍違うから」の一言で独立後の軌道に結び付いたと公言しています。
その意味では、本来は最低8万円のグループコンサルを、もしかしたらそれ相応の一言を得るために、飲んで食ってのその値段でどうでしょう。と言いながら、今の段階でラスト2名となっていますが。もちろんVIP席に限らず、一般席でも3時間の中で、自分の人生を大きく変える一言に出会いに来て欲しいですし、間違いなく全員にその「一言」をプレゼントできると思っています。でなければ、やりませんし、これまで続けてこられません。
■11月27日(日)/東京/タマオキアヤ&石田久二 コラボトークライブ~次世代スピリチュアルへの幕開け~
と言うわけで、「法則」ってシンプルながら、それでもその通りにする勇気がなかなか出てこないならば、そこは専門家の手を借りてください。そして12月10日のトークライブも同様、私が「一言」で救われたような「一言」を1,200人全員が受け取るステージとなるよう、頑張ります!楽しみます!
■12月10日(土)/東京/「どんよくTalk Live」 in 世田谷区民会館(1,200人講演会&ライブ)
これからも、法則通りに、「ある」のモードに入ってやりたい放題やりましょう!ありがとうございました。
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