夕立 2004.9.14
2004年 09月 14日
この3日間は朝からとてもいい天気だったのですが、夕方の決まった時間に必ず降ります。こんな天気って、なんだか体が記憶しています。そう、アジアの天気です。
雨季のタイやマレーシアなど東南アジアでは、日中は刺すような日照りと、高い湿度でムンムンしているのですが、夕方の決まった時間になると、バケツをひっくり返したように、落雷とともに大雨が降ります。そうなるともはや傘は効果なく、軒下で雨がやむのを待つしかありません。雨の中を歩いている人、自転車をこいでいる人なんかいません。文句を言わずじ~と雨がやむのを待っているのです。そんな生活のリズムなのです。
福岡でもこの3日間、同じような夕立が降っていますが、見ると無謀にも必死で自転車をこいでいる学生なんか見かけます。雨に打たれるのが趣味ならそれでいいのですが、「もう少し待てばいいのに。ゆっくり行こうよ。」と声をかけたくなってしまいます。私はこんな夕立、大好きです。
しかしちょっと懸念することも。地球温暖化の影響なのか、どうも日本も熱帯化してるような感じがします。今年の夏の暑さなど、完全に東南アジアの暑さでした。この熱帯化の懸念、マスコミなどはとりたてて何も言ってないようですが、もしかしたらものすごい事態なのかもしれません。夕立が好き、なんて実際言ってられないかもしれませんね。
(写真は、ごらん、大きな虹が見えるよ)
