ヤバい島でヤバい一日を過ごす 2016.3.29
2016年 03月 29日
この島に渡るには島民の入島許可が必要で、特別な場合のみ不定期船により上陸することができます。この島のことを初めて知ったのは24歳のときなので19年前か。ハンガリーはブダペストの安宿で離島マニアなる男性から聞かされました。それ以来、この島に行きたくて仕方なかったけど、昨年、なんとか行けることがわかってツアーのオプションで上陸したのであります。
荷物を降ろして「ぱぴぃ」のガイドで島内散策。この島も久高島と同様、いや、それ以上に立入禁止の場所が多くて、ガイドは絶対です。それゆえに入島許可が必要となるのです。一応、許可を得て神社の鳥居の外からの撮影は許されますが、この先は撮影はおろか立入は禁止。島にはそんな場所が無数に存在します。
かつての島の通信手段である「狼煙(のろし)」を上げるための高台から。この島には農薬がないので、ほぼ手付かずの自然がそのまま残されています。
高台は広くないので、二度に分けて上ります。下から撮影。
健康食品として知られるノニ。東南アジアや南太平洋の原産で、最近では沖縄でも栽培・加工されているのですが、この島には自然に大量の自生しており、濃度100%のジュースを絞ることができます。奇跡のフルーツと言われながら、不味いことでも有名。
ものすごく良い香りのする花。沖縄は全体的に良い香りが漂ってるけど、この島は農薬もないので、自然な状態で広がっています。
巨大なトックリヤシ。「ありがとう、あいしてる、ごめんなさい、ゆるしてください」のホオポノポノでは、金運の上がる木として知られていますね。
別の展望台からの眺め。今年も恐ろしく天気がいい。スーパー晴れ男・晴れ女が集まってるから当然のこと。
ああ、心が解放される。今年も来てよかったよ。
信じられないくらいキレイなビーチだ。
オレたち。中央の「Y」のTシャツを着てるのが、happyさん。「神の島」に呼ばれてしまったようだ。
オオゴマダラ。美しい。大きい。この島にはウヨウヨ飛んでいます。蛹が黄金色なため、見るだけで金運アップするとか。やったね。
ランチタイムを挟んでシュノーケリングタイム。ランチではビールを飲みたくて仕方なかったけど、海に入るので我慢しました。ちょっと風が冷たい感じはあったけど、入ってしまえば温かい。さすがは南国だ。
国内ではこれ以上に美しい海はないとも言われる。
ちなみに右はアトムカンフーさん。肉まん屋店主にして引き寄せ界のスターの一人でもある。このツアーではたくさん笑わせてくれました。存在自体が大いなるボケとも言われながら(笑)
数年前にオニヒトデが大量発生して、かなりのサンゴがやられたと言われるけど、それでも色とりどりのサンゴ、熱帯魚とたくさん戯れることができました。オニヒトデの大量発生の原因は台風が来なかったから。自然災害とは言われながら、地球の活動にとっては必要なこと。ようは、大難を小難にすることが大切で、そのために「祈り」があると久高島の苗さんから教えてもらいました。
シュノーケリングの後は庭に戻ってシャワーを浴び、ようやくとお酒が飲める。いきなり泡盛の水割りから。おつまみなどもサービスしていただき感激だ。昨年はここまでのツアーで、夕方の便で帰ってしまった。泊まりたくて仕方なかったのが、今年はそれが実現したわけだ。
釣りに行く人もいる。
黄昏る人も。どこからともなく「幸せ~!」との叫び声が聞こえてきた。
ちょっとお散歩。本当に来てよかった。感動ですらある。
ヤギ。これは飼われてるヤギだけど、島内には野生のヤギもウヨウヨいる。
男性陣の宿泊所。ここを使わせていただくのはあくまで「特別」なご配慮であって、普通は島に泊まることさえもできません。テント泊などもっての外。島民の全責任の元で特別に泊めていただけるもので、それだけ神聖な場所であり、勝手な行動は厳に慎まれます。
なんだか懐かしい香りがした。こんな一枚に男が5人並んで寝るのも青春だ。
そろそろバーベキュータイム。
石垣島の肉の専門店までわざわざ買いに行っただけに、筆舌に尽くしがたいほどに美味かった。これほど美味い肉をかつて食べたことがあっただろうか。そして今後も食べられる自信もない。これはこの「場」も影響してるんだろうな。石垣牛は舌の上でとろけるが、アメリカ牛とのバランスも絶妙だった。
島に自生しているアシタバのようなハーブ。素晴らしい香りと苦みが肉とマッチしていて、もう、考えられないくらい美味かった。なんなんだ、この世界は。
こちらは女性陣の寝床。宿泊施設ではなく、民家に泊めていただくような形。
どんどん夜が更けゆく。そうだ、港に行こう。灯りもないので、星がきれいだろう。happyさん主導にてUFOを呼ぶ儀式。みんなで円になって手をつなぎ地面に寝転ぶ。「ゆんゆんゆん」と波動を出しながら、UFOを呼び寄せると、次々と驚きの現象が。流れ星も鮮やかに出現するが、明らかに星でも飛行機でもない光が蛇行しながらオレたちの前に姿を見せる。
「なんかもう、どうでもいいよね」、、、そんなメッセージが聞こえてきた。それは決して投げ捨てる意味ではなく、あれこれ考えずにやりたいことやったらよろしいやんって意味に受け取れた。ほんと、そう。4月からいろいろあるけど、家庭とのバランスを大切にしつつも、これからもやりたいことだけガンガンにやっていこうね。
再び庭に戻ってきて、メンバーの一人がワインを提供。なんて贅沢なんだ、なんて幸せなんだ。宴はまだまだ続くのであります。
ただただ、感謝しかない。12過ぎにはようやくと寝る準備に入り、男性陣は別のとこに移動。歯を磨き、着替えたりして布団に横たわります。眠いのだけど、そっからまた30分ほど語りが始まった。それが濃かった。そして笑った。最高と言う以外にない。ありがとうございました。
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