拾うが勝ち! 2016.2.23
2016年 02月 23日
後部の荷台に10キロほどの荷物を乗せながらも、思った以上に自転車の乗り心地はいい。すぐにクライストチャーチの街を抜け、国道1号に乗っかります。車が100キロ以上で飛ばすものの、路肩は広いので安全だ。
天気は曇り。ミストのような小雨が降る場面はあるが、晴れ間も見えておおむね天気はいい。走り始めて2時間。次の街でマクドがあったので、ランチ休憩。
あ~っと、マクドにはフリーWi-Fiがある。一応、Wi-Fiルータをレンタルしてるのだけど、一日250メガの制限があるので、あんまり使いまくれない。これは嬉しい。5ドルのセットで日本とほとんど変わらないね。
延々とこんな風景が続くわけです。
ん?何か落ちてる。万能スパナだ。昨日空港で没収されたのと同じのがある。自転車のパンク修理用に工具を買う必要があると思ってたけど、これは神の恵みだ。拾ったけど別にいいよね。必要なものは与えられることを証明。オレの人生そのものだ。これからもこんな感じで行くのだろう。
そんでまあ、再び延々と似たような景色を突き進みます。だけども、牛や羊がいかにもニュージーランドっぽい。道路も快適。
アシュバートンなる比較的大きな街(と言ってもガソスタ、マクド、スーパーくらいしかない)でおやつ休憩。コーラとお菓子2個のセットで5ドル。このお菓子がアホみたいにカロリーが高くて1,000以上ある。今食べるのは1個だけにする。
今回も「夢なにTシャツ」を着て走ります。日本人にはまだ会ってないけど、会うと面白いね。こんなところで会うと、この本は買うしかない。日本よりも宣伝効果は高いかも。
で、この街にはキャンプ場もあったので、ここで泊まるか迷う。まだ夕方の5時でして、太陽はかなり高い。9時頃まで明るく、7時にキャンプできればいい感じだ。と思って再び走る。
ヤバい。めちゃくちゃ田舎のようだ。道路の路肩はなくなり、だけども通る車もめっきり少なくなる。アランデルって街が比較的大きそうだ。なんとか到着したのは7時半。これ以上は走れない。何より疲れている。
見ると、広場にテントを張ってる人がいる。どうやら無料のキャンプサイトのようだ。設備は汚いトイレのみ。これなら外の方がマシ。水道もない。バックパッカーのカップルがヒッチでやってきた。彼らもここに泊まるようだ。オレもとりあえずシートを広げ横になる。気分がいい。
もう、ここに決めた。これ以上走る気力もない。
モンベルのムーンライト1型をサクッと設置。広くはないが、なんとか快適。通気があるので中は涼しく結露もできにくい。
ただ、今日の晩飯はさっきの残ったお菓子だけだ。高カロリーだからいいかと思いながら、ひもじいはひもじい。水もない。ここは我慢の子。
ただ、汗でベタベタが不快だ。ここはウェットティッシュでごまかすしかない。これがまた快適。さすがだ。なんとか汗を拭き、新しい服に着替えて寝袋へ。
ニュージーランドは夏とは言え思った以上に寒い。ダウンを持ってきててよかった。このまま切ない夜を過ごすことになる。ありがとうございました。
---
プロフィール・実績/メルマガ/FACEBOOK/TWITTER/OFFICIAL/お問合せ
アカウント名は「@gix0298a」
【2月23日(火)のログ】
9:57ー宿出発
10:10ー自転車屋~10:20
11:43ー昼食(マクドナルドRplleston)
★自転車走行距離:146.3km
・2.5NZD:自転車部品
・5NZD:昼食(マクド)
・5NZD:お菓子、コーラ
★合計:12.5NZD(1,019円) ※1NZD=81.5円