一歩の勇気だ! 2014.12.25
2014年 12月 25日
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今日は福岡で忘年会でした。今年、私主催のツアー等に参加されたかた数名と3時間半くらい熱く語り合っていました。ちなみにお酒は「お湯+香り程度の焼酎」で過ごしたので、アルコールはあまり入っていません。これくらいがちょうどいいかも。お酒は好きなんですが、年々、身体が馴染まないようになってきまして。カフェインでさえも、先日、一週間抜いたとき、かなり快調でしたもんね。
それにしても、今日のメンバーは2014年、変化が著しい。もちろん私もですが、人ってどんどん変化していくもんなんですね~。それ以外にも私の周辺の人たちは凄まじく変化してまして、例えば結婚、恋人、転職、起業など、いわゆる「人生の大イベント」を次々と経験されています。私で言うと、その辺はすでに過ごしたことばかりですが、5年ぶりの本がそれなりに売れたり、目に見えない内面もかなり変わってきたと思います。
二年ほど前から「ビリーフチェンジセラピー」などを始めていますが、その手法はともかく、私の中心テーマがまさにビリーフチェンジでした。つまり、思い込み、信念を変えること。それで人生は劇的に変わりますからね。人間関係も収入も。では、どうすればビリーフって変えられるのか。もし3つに絞るとするなら、次の3つだと思います。
・本を読むこと
・旅に出ること
・人と会うこと
あれ、セラピーとかってどうなんですか?もちろんセラピーもおススメではありますが、これまで400名近い人にセラピーをさせていただいた結果、言えることは一つ。「変えるのは自分」だって話。セラピーはそのきっかけにはなるでしょうが、「変えてください」と思ってる人に対しては、驚くほどに効果がない。
つまり、「セラピーを受けた→何もしなくても変わる」と思ってる、それを求めてる人は、どうしても変わりにくい。とは言うものの、セラピーを受けるってことは、それだけの費用と時間を費やすので、多くの人はそれなりの覚悟を持ってるもの。なので、私のセラピーに関しては面白いように変化があるようです。単に癒す、慰めるではなく、ときに苦しい決断が必要になれど、「変化」に向けて踏み出すわけですから。ただ、いわゆる「生きにくい」のような状態については、何もしなくても生きやすくはなります。
まあ、端的に言えば収入の恋愛かな。セラピーを受けたからと言って、突然、収入が上がることもないし、パートナーが現れることもない。セラピーを受けて、ビリーフの問題を解決したところで、もう一歩の「勇気」が本当の意味での変化を促すのです。
実際、見ててそうです。今年は多くの人がかなりの前進を遂げたのですが、その方々は昨年に一度以上のセラピーを受けて、その上で行動した人ばかり。そして「行動」とは他ならぬ「人と会うこと」と定義した通り、とにかく会いまくってる人が結果を手にしてるのです。
KFCのカーネル・サンダースは老後、生活費を稼ぐために「フライドチキンのレシピ」をレストランに売ることを思い付き、アメリカ全土をあの白いスーツとワゴンで走り回って、1009回断られたと聞きます。1010回目の営業で商談が成立し、それを機に世界の「ケンタッキーフライドチキン」となったのです。もしかしたらここで二通りの反応があるかもしれません。
「1009回も断られて、カーネルは何と運の悪い人間だろう」
「1009回も断られながら、1010回目で成功するなんて、なんと強運の持ち主だろう」
私は言う間もなく後者であり、むしろ成功するために1009回断られることが必要であった、とも考えます。理想のパートナーと巡り合うのも同じで、さすがに1009回は多すぎだけど、どんなに多くとも100人も会えば、理想の一人に出会うでしょう。結婚相談所等で会いまくって、だけど、実はそうじゃない場所で出会うこともよくある。ならば、結婚相談所は無駄だったかというと、決してそうじゃない。林真理子は「野心のすすめ」の中でこう言ってます。
運と努力の関係をとは面白いものです。自分でちゃんと努力をして、野心と努力が上手く回ってくると、運という大きな輪がガラガラと回り始めるのです。一度、野心と努力のコツをつかむと、生き方も人生もガラッと変わってくる。
(略)
ちゃんと努力し続けていたか、いいかげんにやっていたか。それを神様はちゃんと見ていて、「よし。合格」となったら、その人間を不思議な力で後押ししてくれる。
確かに最少の努力で理想の結果を得るのが理想。だけど、現実はそうなってない。多くの成功者が言うのだから、素直に耳を傾けていい。理想の結果を得るには、一見無駄と思えるほどの努力が必要なこともあるのです。それくらいのエネルギーが結果を引き寄せるのです。もし仮に、カーネル・サンダースがたまたま運よく一回目の訪問でレシピが売れたとしたら、今のような大成功はなかったかとさえ思います。
そう考えると、一回一回の「失敗」などは、本当の「成功」に向けたエネルギーチャージでしかないのです。だから、セラピー受けて心が少し軽くなったら、もう一歩進む「勇気」が欲しい。最終的には「勇気」なんです。どことは言わないけど、とあるセラピスト養成講座において(言ったようなものですが)、自分のビリーフばかりを探り合って、「楽になったような気がする」と言い続けるだけで、まったく現実が変わってない人のなんと多いことか。ほとんど仲良しサークルのようになってしまい、むしろその「仲良し」から脱出するような現実をつかむことが目的だったはずじゃないのか。
もちろん人には段階があります。だけど、必要以上に自分を卑下することはないじゃん。「私はまだまだ達してない」と思うことなく、ただ一歩の「勇気」を思い出せばいい。それだけで大きく現実を変えることがある。最後は「勇気」なんですよ。具体的に言うと、理想のパートナーと巡り合いたいなら、待っててもダメ。あらゆる手段を通じて、人と会いまくるしかない。決して恥ずかしいことじゃない。恥ずかしいのは、みっともないのは、何もせずに指をくわえて待ってる、その姿ですから!!!
「本を読むこと」はとても大切。もちろんブログでも雑誌でもいい。新たな「情報」を得ることで、人生が飛躍することもよくある。私自身も今まで何度も本に助けられた。10年前、斎藤一人さんの「ツイてる」を本で読まなかったら、人生はぜんぜん楽しくなかったかもしれない。それは一例で、いろんな本に助けられた。だから、オレもそんな本をどんどん書いていきたいと思う。だけど、言うまでもなく読むだけでは何の意味もない。実践、行動あるのみ。
「旅に出ること」、これも本と同様に情報を広げることだけど、その効果は文字ベースの情報とは比べ物ならない。11月に「肉まんアトム」を開業したアトムカンフーさんは、例えば「中国の肉まんは美味しい」と本で読んだところで、それっきりだったでしょう。だけど、実際に現地に行って、たまたまかもしれないけど肉まんを食って感激した。その経験が動く原動力になったのです。
そして「人と会うこと」は言うまでもない。もう一度言うけど、「行動とは人と会うこと」です。人前に出ることです、人と触れることです、人と交流することです。人を磨くのは、そして大きく変えるのは「人」を通してでしかありません。今年一年、私自身も多くの人と会ってきました。そして磨かれました、成長しました。だから来年はもっともっといろんな人と会いたい。ホリエモンと会ったのは、そのことを確認するためだったかも。例えばですが、先日、「東浩紀と行くチェルノブイリツアー」なんてあったようですが、そんなのにも行ってみたい。東浩紀ってフランス現代思想から独自の思想空間を広げてる思想家(哲学者)なんだけど、そのデビューを鮮烈に覚えています。吉本隆明・柄谷行人から浅田彰・中沢新一と日本の思想業界の次の世代を受け継ぐ注目の人物として。何より同年代ですから、本は難しくともその言論にはずっと注目してきた。そんな人と一緒に旅ができるなら、40万円なんて安いものだ。同様に、これからもいろんな人と積極的に会ってきたい。ろくでなし子さんみたいな人とも会ってみたい。
人と会うことの強烈なパワーを、エネルギーを痛烈に感じたここ最近でしたから。と同時に、私も皆さんとどんどん会っていきたい。もちろん私自身ももっともっと勉強して、経験して、パワーアップしますので、それを少しでも皆さんにシェアできればと思い、来年もさらに積極的に活動を広げます。そして今年は「ブログ開設10周年」でしたが、2015年は「独立10周年」となります。節目としては、こっちの方が大きい。2005年5月。これは私がインドに3週間行った月。その翌月の6月からフリーランス生活がスタートして、以来、一度も雇われずによくぞ10年間も突き進んできたものだ。来年はどんな一年になるかまったく未知数。もしかしたら大きな事業とか手がけるかもしれないし、わからない。いずれにせよ、面白くなることだけは間違いない。
そんなとこで、今日も楽しい飲み会でした。土曜日に大阪に帰るのですが、そこでもう一回飲み会があり、アトムカンフーさんも来られるし、かなり濃いひと時となりそうだ。来年もまた楽しみ。何が起こるだろうか、ワクワクワクワク。それではまた明日。ありがとうございました。
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