インドに行っても人生は変わらない 2014.12.19
2014年 12月 19日
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結局、ほとんど眠れずに朝が来て、何となくボンヤリした一日でした。夜からヨメが外出してたので、子ども二人の面倒を見る。妖怪ウォッチのスペシャルを見て、ご飯を食べて、絵本を読んで寝かしつけ。ちびQはすぐに寝るんだけど、たくちゃんがお気に入りの「白いミニカー」が見当たらず、しばらく騒いでいました。何とか見つかるとそのままバタン。どうなってんだろうね。
そんなわけで、明日から東京。月曜日に帰りますが、2014年はまだ終わってなかった。フェイスブックに投稿した記事を貼ります。
夜中に眠れなくてスマホ開いたらこれ。気が付けば申込んでました。次の瞬間、締切になってました。なんだ、この神タイミング。てなわけで、明日の夜、ホリエモンさんとお寿司を食べてきます。10万円払って寿司食いに来られる他の参加者さんにも興味津々。きっとバカなんだろうな、オレ同様に。明日の午後便で東京にたち、月曜日に福岡に帰ります。一昨日、東京出張から帰って、年末はゆっくりしようと思ってたけど、今年はまだ終わってなかった。
後日談/10万円払って、堀江貴文さんとお寿司を食べるTERIYAKIイベントに『参加した後』の話
ホリエモンがシェアしたためか、すごいページビューだし、よく考えるとこの記事を読んで迷わず申し込んだ気もする。やられてしまったね。この方は「先に結論を言うと4/29のTERIYAKI寿司会を境に私の人生は確実に変化した」と書かれてあるけど、確かにそれくらいの価値はあるんだろう。実際の話、いわゆる有名人と食事するイベントなど、特に海外では盛んらしいけど、あり得ない金額付けてたりしますから。ウォーレン・バフェットと食事するのに億を出す人も多い。もちろんそれだけ出せる人がそれだけいるってことだし、私自身もホリエモンと寿司食うのに10万円プラス交通費等を躊躇なく出せるようにはなっていた。3年前だと見向きもしなかったろう、もったいなくて。
ただ、今回勢いで申し込んでしまったけど、じゃあ私の人生は変わるのかと言うと、それはYESでもありNOでもあろう。って言うか、期待してない。しばしば「インドに行けば人生が変わる」なんて言われることあるけど、正直言って、その再現性は乏しい。さらに言うと別にインドでなくてもいい。アメリカでもイギリスでもタイでもアルバニアでもいい。インドは確かに「それらしい感じ」はするけど、それ以上でも以下でもない。
自分の振り返ると、ダイレクトに人生を変えたのはインドではなく大学4年の夏に行ったヨーロッパかもしれない。所属してた市民オーケストラで演奏旅行に行ったのだけど、どういうご縁か客演がジャズピアニストの山下洋輔氏。その当時の日記にはこうあります。
失意のまま、ある旅を経験することになった。それは当時、所属していた市民オーケストラでのヨーロッパ演奏旅行である。縁があり、その時、世界的ジャズピアニストである山下洋輔氏と共演させてもらった。チェコのプラハだった。夜のパーティは現地の人も交えて賑やかに行われた。その中に1人、異彩を放つある人物が混じっていた。それは、かのスメタナ弦楽四重奏団のヴァイオリニスト、ルボミール・コステツキ氏であった。スメタナ弦楽四重奏団というと、私はモーツアルトの弦楽五重奏曲の録音を何度も何度もレコードなら擦り切れるほどに聴いており、私の最も好きなアンサンブルの一つであった。私は、その時、コステツキ氏につたない英語で、
「あなたの演奏は何年も前から聴いています。ヨゼフ・スークが参加したモーツアルトのクインテットは私の愛してやまないレコードです。」
と言った。すると、ものすごく喜んでくれて、
「ありがとうございます。私はもう引退していますが、そのレコードは私も気に入っています。スークとは今でも時々会っています。」
と返答をしてくれた。その時に、コステツキ氏の英語を通訳してくれたのが、山下洋輔氏である。大感激の場が去り、山下氏が私に言ってくれた言葉がこうである。
「石田君、旅をしているといろいろと信じられない素敵な経験をするものだよ。」
と。その瞬間、就職活動を中断することを考えた。
さらに、帰国後の同時期のことである。日本の書店である本を手にとった。それは10代の私に最も影響を与えた予備校講師、牧野剛氏の著書であり、「浪人せずして何が人生か」とかいうタイトルだったと思う。パラパラと読むと、ある卒業生のエピソードが紹介されてあった。その卒業生は牧野氏の教え子であるのだが、大学卒業後、一年間インドを旅するという手紙を受け取ったということ。それに対し牧野氏が著書の中でこう書いている。
「大学卒業後にインドを放浪することの社会的な是非を問うつもりはないが、確実に言えることは、今後どんなことがあろうと彼の人生がそれによって「面白い」ものになることは間違いないということだ。」
と。失意の中でもあったし、就職活動について疑問をもっていた時期に、こういうフレーズに出会うとは運命的なものを感じ、卒業後の旅立ちに大きく背中を押すものになった。それが旅の動機である。
そして私は旅に出た。牧野氏の言うように、あの時旅に出ていなかったら、今よりも「面白い」人生でなかったかどうかはわからない。「もしあの時」というパラレルワールドを検証することは無意味である。しかし確実にいえることは、あの旅は今の私の人間形成にとって大きな影響を与えているということだ。精神的なレベルについては言うまでもなく、いみじくも今の私の生活を支えている源にもなっているのだ。
そう、変わったと言えば変わった。だって就職活動を放棄するきっかけになったのだから。では、他の旅はどうか。比較的インパクトの薄い旅としては、例えば2006年のベトナム、夫婦で行った韓国などもあるけど、行く価値がなかったかと言うと、それはまったくない。(もちろん価値は大いにあるか
「インドに行ったけど、人生が変わるなんてことはなかった」
もし仮にそう言う人がいれば、それは二つの理由。一つは「期待が大きすぎた」、もう一つは「変化に鈍感である」こと。一つ目については、例えば「インドに行けば価値観が変わって、、、月収100万円になる」なんて期待のこと。もちろんここまで極端でなくとも、何らかの期待を持ってインドに行く人は少なくない。そんな期待など普通に裏切られる。二つ目については、実はどんな旅であれ、出会いであれ、人は必ず何らかの「変化」を経験している。ベトナムでも韓国でも、ヨーロッパやインドほどの「インパクト」はなかったとしても、行く前と行った後とでは、確実に「何か」が変わっている。
私の特技が一つあるとすれば、それは「人間の変化について敏感」なことだろう。まずは自分自身について敏感。セラピーやコーチングを受けても、すぐにその変化に気付くことができ、そして育てることもできる。2年前の5月だったかに、棚田さんのオープンセッションを受けて、お金に対するビリーフが変わり、そこから経済的な飛躍があった。これは今まで何度か言ってきたけど、それはオレ自身の「感受性」がそうさせた側面は大きいでしょう。その時のセッションでは私自身の「不一致感」に気付くことができた。そこから「不一致感」を解消する工夫や行動をしたからこそ、現実生活でも大きな変化があったわけ。
セッションを受ければ、インドに行けば、、、自分は何もせずとも「勝手に変わる」と思ってる人がいたとすれば、それはご自身の「感受性」の乏しさを反省した方がいいでしょう。「変化」とは「する」ものではなく、「気づく」もの。そして人は毎日、何らかの「変化」を必ずしてて、このブログでは10年間、私自身の変化、成長を毎日つづってきたもの。インドに行ったら劇的に変化した。それは事実だけど、厳密に言うと、「インドに行ったら劇的に変化したことに気付いた」が正解。大なり小なり、間違いなく「変化」していて、そのことを文章にしてるだけ。それも毎日。
さて、ホリエモンとの寿司会に参加するけど、これはもう、間違いなく「変化」するでしょう。先週もホリエモンの右腕として働いていた現役マーケッターとお会いして、その方も高校時代からビジネスで数千万を稼ぐほどの力の持ち主だけど、その彼をしても「堀江は天才」と言わしめるほど。別に堀江さんから何か教えてもらおうとは思わない。だけど、一緒に寿司を食うことで、何かを感じたい。そしてできれば、それを言葉にしてみたい。そのためだけのために行ってきま~す。
そんなわけで、20日は午後の便で東京に行き、その日はホリエモンのイベント。翌日は昼にR1対策のコンサルを受けて、夜はあれ。
「【9名限定】Qさんとワインを飲みながら語るだけの奇特な人達が集まる望年会(笑)」
■日時:12月21日(日) 18時30分~
なるべく遅刻のなきようお願いします
■場所:東京都心部
決まり次第メールにてご連絡します
■費用:20,000円
現地でお支払ください
■美味しい料理・お酒を楽しめる
■「夢なに」等の著者と酒飲みながら話せる
■何でも質問できる
■マル秘トークが聞ける
■2014年の有終の美を飾れる
■2015年が生涯最高の一年になる
■行動力が高まり大きく成長できる
■ある種のビリーフが解除される
■運が爆発的に良くなる
■宇宙となかよしになれる
■「意識高い系(笑)」の交流ができる
■パートナーができる(かもしれない)
など
思い付きで告知したけど、いわゆる「奇特な人」がすでに6名も。。。今のとこ男女3名づつ。あと一人でホリエモンの「限定7名」に並ぶけど、それくらいでもいいかもね。今回の会は皆さんとしっかりお話することが目的ですから。当然、寿司会のレポートも熱く語ることになるでしょう。何だかんだ言って、ホリエモンには聞いてみたいことがたくさんあるし。会までその質問をまとめておこう。なんだか楽しくなってきた。そんなわけで「奇特な望年会」もフォームが閉じるまでお待ちしています。一応、場所は永田町です。先週使ったのと同じとこで、たまたま予約したホテルが近いってこともあり、それでは、2014年を飾るよくわからない東京出張に行ってきます。ありがとうございました。
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新刊記念「インドへの旅が教えてくれた『ほんとうの自分』の見つけ方」感謝キャンペーン
■1月30日(金)/東京/夢なに・Q&Aセミナー
■1月31日(土)・2月1日(日)/熱海/宇宙とkokokaraコラボワークス2015
予約していた「インドの・・・」が「雪の影響で遅れます、入荷日は未定です」と留守電に入っていた。ちょっと前の私なら「未定っていつよ!来年か!」と怒っていたと思うが、全く怒りが湧いてこなかった。ありがとうと言えるチャンスだと思えた。これも変化か?と思う今日この頃です。
ではでは
直感で生きるのって勇気がいるんですよね。インスピレーションてたいがい常識はずれのことばっかりだし^^:
すぐ左脳が働いて、お金は? その後どうするの? とかうるさいんですが、結局やるしかないんですよね。
ちっぽけな自我より宇宙の意思というコトバに勇気づけられました!
はい!
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直感はかなりヤバいですね!ストレスかかりまくり。けど、間違いないです。