いろいろ感慨深い・・ 2014.7.4

　ほんと、毎日が変化の連続です。今日もとても嬉しいことがあったし、さらに進んだこともあった。頭にあるのは常に出版のことだけど、まだ20日も先の話だ。一説によると、サンマーク出版さんの「サキ読み」の最高件数に肉薄してるとかで、この調子だとおそらく記録を塗り替えるんじゃないか、と。さらには「感想」もかなり返って来てるみたいで、もう、私自身からして待ち遠しいですね。

　夕方はボクシングに行ってきました。今日はコンビネーションの練習。ワンツーフックストレート、ストレートフックストレート、アッパーフックストレートなどなど。運動量も激しくなってきて、汗の量も増えてきました。滝行もそうだけど、ボクシングも日常生活においては決して「絶対必要」ってことでなく、だけども私にとってはなくてはならないものかも。「緊急×重要」よりも「緊急でない×重要」に優先順位を置くことが人生の豊かさに通じる、と言われますが、私にとって滝行やボクシングはまさにそれ。

　と言うわけで、落ち着かない日々を過ごしていますが、この週末はコーチングのセミナー受講。来週は特に大きな用事もないけど、週末はQ州ツアーだね。まだ天気予報は出てないけど、ま、問題ないでしょう。今回は新しい参加者も多く、どんな雰囲気になるのか想像もできない。心配はしてないけどね。もちろん馴染みの人もいるので、どう打ち解けるかも楽しみです。あと一名席がありますので、思い切ってどうぞ。個人的にはツアー中も楽しみだけど、すべてが終わってレンタカーを返してからの打ち上げも楽しみ。前回は二件目でカラオケに行って、三件目にいい感じのバーを見つけたので、そこに行くのも楽しみだったりして。

　そして7月27日(日)の「1dayセミナー」もどしどしお申込みを頂いていますが、今回は50名ですのでまだまだ席はあります。2007年から数えきれないほどにセミナーをやってきていますが、私にとって特に印象的なセミナーがいくつかあります。それ言うならすべてがそうかもしれないけど、記憶に残ってるものとして、2012年9月の東京「引き寄せの法則」のセミナーがいつも話題にもなります。あの時も同じ会場でちょうど50名弱。イスと机の講義形式でしたが、あのセミナーが私との付き合いのスタートだって人がまた多いのです。

　ピストンもあのセミナーで初めてお会いし、懇親会がまためちゃくちゃ盛り上がったね。ピストンの隣に座ってたBCL霊も濃かったなあ。あと、最近よくお会いする方のメールをたまたま見つけたのですが、当時はこんな調子だったそうです。

「私は、先月勤めていた会社を辞めたばかりで、地位も名誉も夢も希望もお金もなくなり、自分が何のために生きているのか分からず、精神的にも追い詰められ、最悪の事態を考えるようになっていました」

　ビックリするなあ、もう。だけど今はまったくの逆。もちろん生きてるといろんなことはあるけども、少なくとも「希望」を失うことは、もうないよね。この方が言うには、この日のセミナーの2日前に私のことを知り、最初は躊躇したけども、最後の最後にお申込みされました。失業中には決して安くない参加費です。この日は懇親会も締切りだったし、あまりしゃべってなかったのですが、それ以来、ちょくちょくと参加されるようになっていました。そしてこの日がすべての境だったと。

　実はこの日のセミナーは私にとってもいろんな意味がありました。今から2年前。実はいろいろスランプ状態でした。もう、自主開催のセミナーはやめにして商工会議所や企業に限定したセミナーで食っていくぞと決めたのがこの年の正月のこと。ちょうど、「商工会議所から呼ばれる講師オーディション」に入選して、ちょくちょくと商工会議所セミナーが決まり始めた時期。だけども、それだけではまだ食っていける状態ではなく、いろいろ悩んではいました。その3月には初めての「沖縄・久高島ツアー」を開催。そして、なんとなく冷やかしで棚田克彦さんの「ビリーフチェンジ公開講座」に参加したのが5月のこと。この日の話は何度もしたと思いますが、まったくの冷やかしが、運よくセッションに当たって、そして翌日には養成講座に申込みをしていた。お金もあまりなかったけど、何とか50万円だけはすぐに支払った。

　その翌月の福岡セミナー（引き寄せの法則）は30名満席。その前日は鳥栖商工会議所での営業セミナーだったのですが、その日、ある人からいきなり電話がありました。

「どうしてる？明日セミナーなの？福岡かあ、行けないなあ。最近のブログいいね。そろそろ原稿書かない？」

　実はこの電話の前、ある出版社の女性編集者からメールを頂いていました。ブログを読んでます、よかったら企画を出したのですが、、、と。しかも東京からわざわざ福岡のセミナーにも来られ、懇親会にも遅くまで参加されました。そのときは、出版関係の付き合い程度で終わるだろう、、、くらいに思ってたのですが、どうでしょうね。もう2年になるんですね、その方と知り合ってから。こないだおっしーたちとフィリピンに行ったあの方ですよ。ああ、また感慨深くなってきた。

　で、「そろそろ原稿書かない？」と電話してきた人がそう、下野さんでした。ああ、まだ気にしてもらってる、と思いとにかく書き始めました。とりあえず一冊分の原稿を書きました。だけど、内容は悪くないとしても、どうかな、、、的な反応。う～ん、これでは出版社に持ち込むのもな～、と言葉では言われなかったものの、雰囲気は感じていました。

　だけど、せっかく書いたのだから、私の方で心当たりある編集者もいるので、下野さんに相談したうえで二名の方に連絡。一名はC出版の女性編集者。何度かお会いしてたけど、一度、その編集者の企画で落ちたことがあったので感触はよくない。もう一名はお会いしたことはなかったけど、メールのやり取りとツイッターでフォローをしてはいた。見ると、どうやらきちんといらっしゃるようだ。それがサンマーク出版のKさん。過去に『鏡の法則』などを手掛けた敏腕編集者。一度お会いしましょうってことになり、それから一年、いろいろあって今にいたります。もちろん今度の本もKさんの編集です。

　最初の原稿を読んだとき、「内容は悪くないと思うけど、、、例えば主語を『オレ』にして書いてみては・・・」などとアドバイスを受け、「オレ」にしました。つまり、いつもの調子で書き直してみたら、それが書ける！書ける！「サキ読み」ページでもそれっぽい一言になってますね（笑）

　話を戻しますと、、、福岡でのセミナーは大成功。同じ内容で8月に大阪と名古屋で。そこでも今に通じる出会いがあり、しかも、名古屋は午後からだったので、突然、栢野さんが「名古屋の午前中、何してるの？移動？もっと早く来れない？セミナーするよ！」と連絡があり、栢野さん、私、そして麻井克幸さんの3人でセミナーとなったのです。麻井さんはそれが実質的なデビュー。大阪も名古屋も大成功で、その翌月9月の東京がそう。話が戻りましたね。

　ほぼ満員状態でして、最後の最後に申し込んできたのが、そう、「最悪の事態を考えるようになっていました」とメールを頂いたその方。そしてその方は先日、「魔法堂」に行き、下野さんから「ウサギちゃん」と呼ばれたそうな。ああ、またまた感慨深くなってきた。つまりですね、

「オレって、なかなかいい仕事してるのかもな～」

と改めて思ったりして。セミナーもして、そして本も出版し。オレとしては、単にブログを毎日書いてるだけで、会社を辞めるときは本当に何もなかった。だけど、「なりたい自分」の姿はどこかでも持っていて、そして「思い込み（考え方）」でどれくらい人生が変わるのかを証明してみたかった。結論。やっぱ、思い込みですよ、考え方ですよ、人生は。

　今、いろんなことばぶわ～って思い出して、かなりヤバい状態。もしかしたら今度の本で、いろんな人をハッピーにできるかもしれない。いや、間違いなくできる。先ほどの「ウサギちゃん」にしても、セミナーの2日前に「宇宙となかよし（本の方）」をブックオフで見つけて、それからの付き合いだし。今度の本はもっともっとエネルギーに満ちている。私だけでなく、編集者、出版社、エージェント、その他たくさんの人たちのエネルギーが詰まっている。決して石田久二だけが書いた本じゃない。いや、私などはほんの1パーツでしかありません。
　
　とにかくも、この本を読んだ人は、どんどんハッピーになるしかない！人生は大丈夫だ！願えば叶う！いつからでも遅くない！もう、これを世に広めることはオレのミッションだ。なんだか今、泣いてしまいそうな自分がいます。。。

　と言うわけで、今日はこの辺にしておきます。ありがとうございました。