一つのシステム 2014.4.27
2014年 04月 27日
昨日は懇親会にも参加せず、家に帰って風呂に入ってすぐに寝ました。朝5時まで全力で飲んで食って語った後、ホテルで一瞬寝た後に一日セラピーのお勉強ですからね。気持ちよく眠りに落ちることができ、今朝の目覚めもスッキリ。そして今日もセラピーのお勉強でした。前段、「モテる女(男)になるには」って話があり、いわゆる「三大願望」の一つである「恋愛・結婚」については、永遠のテーマであり、過度に一般化はできないものの、納得できる話でした。
ようは、世の中には「美人だけどモテない女性」、「美人じゃないけどモテる女性」ってのがいて、それぞれビリーフのメカニズムからある程度は説明できる。簡単に言うと、やっぱり家族、特に両親から受けた影響が大きくて、モテない女性(男性)の多くは、、、ってな話からスタート。それはそうと、今日もいろいろと深いセッションを見せて頂きました。最近は一見するとオカルト系に走ってるように感じながらも、徐々にわかってきた部分もあります。いわゆる「オカルト」や「スピリチュアル」と言われるアプローチであっても、ときに効果が高いのも事実。だけど、それを単なる波動とか天使って言葉で終わらせるのではなく、再現性のある「理論」で説明し、実践できるようにすることが重要。
その点で言うと、コーチングや再決断セラピーはフレームもハッキリしているし、かなりの高い再現性があります。が、昨日も説明した「システムアプローチ」は手順がどうもよくわからない。結局、試行錯誤を通しながら感性を研ぎ澄まし、これをしばしば「チャネリング」なんて言ったりしますが、まさにその時その場での対応力・柔軟性こそが最大限に求められるとこ。だけども、システムアプローチの大原則は、すべての成分を内包するシステム(系)を一つの「有機体(生き物)」として見るところにあります。
例えば人間の身体には、目、鼻、口、耳、頭、手、足・・・など「名前」の付いた部分があります。だけど、これらは最初から「ある」のではなく、名前がついて初めて存在を認められるようになっただけで、元は「人間」の全体性にあるだけのもの。それを各成分に切り離して処理するのが、いわゆる「西洋的」と呼ばれるもの。目が悪いときは目を治す、または切る、なる発想。だけど、実際には肩こりから目の疲れをもたらすこともあり、実際に、肩をほぐせば視界がハッキリするケースだって普通にある。だけども、その肩こり自体の原因が肩ってこともありえず、それは仕事のストレスだったりする。そのストレスさえも幼少期に培われた心の癖が原因だったりする。そのような心の癖さえも両親の癖をコピーしてるだけかもしれない。と言うことは、単なる目の疲れさえも、両親の問題に起因することがあって、どこまでさかのぼるかの判断は必要でしょうが、いわゆる「根本治療」を目指すのであれば、時空を超えた「全体」にアプローチする視点は決して無視してはならない。
棚田氏のセラピー手法(これまでの)が一定の成果と再現性を担保しうる理由の一つに、「原因とその対応をデジタルに処理していた」ことがあるでしょう。ビリーフを24種類に分類して、その各々で決まった処方を当てはめるなるやり方。それなら、見立てさえ間違わなければ誰だって再現可能です。私もこれまで何度もその効果に驚かされたことがあります。もちろんそれは、「具合が悪いから薬を飲む」のような単純なものでもなく、それなりの学習と経験によって効果に違いが出てくるのも確か。だけど、「原因がその対応方法」が明確であることが前提であり、その限りではおよそ誰であっても再現は可能でしょう。しかし、言うまでもなく、それだけでは限界がある。
なので、最近の棚田氏のアプローチは8割がシステム論。目が悪いのを、足の親指に原因を見出すようなもので、だからこそ、周りで見てると何のとこやらわからない。だけど昨日今日と見ていて、私なりに理解できたことはいくつかあります。一つは「とにかく、あれこれやってみること」の重要性。目が悪いのは疲れが原因。これはわかりやすい。だから疲れを取ればいいのだけど、そもそもその疲れにも原因がある。その場合、手に聞く、耳に聞く、肩に聞く、腰に聞く、足に聞く、、、など「あれこれ」やってみる必要があるってこと。そうやって探って行く中で、水脈を掘り当てたかのようにどハマりすることがある。まるで宝探しのようだけど、これまた経験を積み重ねることで、その宝のありかが直感でわかったり、さらにはそれを教えられるかもしれない。とにかく、やるしかないんです。
そしてもう一つは、当たり前の話だけど、「すべて必要」ってこと。もちろんその濃淡はありますが、システムとは一つの有機体である以上、何か一つでも欠けては成り立たない。だけど、問題の多くは、その欠けた部分にあり、それを補おうとするいわば「犠牲者」の役割をするとこにある。その場合は、「自分は犠牲者ではない」という気づきをもたらすことができれば、それが着地となる。なので、このアプローチでは「それ、意味があるんですか?」なる疑問は完全に野暮。すべて意味があるところからスタートするのだから、「木」だけでなく「森」、そしてすべての生態系にまで身を行き届かせる必要があるんです。
とにかくも、まだ完全に言語化できる段階ではないですが、わずかながらわかりかけた部分もあるので、5月6月の東京・札幌でのグループセッションでは1つ2つ実験的にやってみたいと思います。もっとも、実験台にされた人はたまったものじゃないので、きちんと「押さえ」はやりますのでご安心ください。
ってことで、難しい話になりましたが、ま、難しいですよ。だけど、これをどこまでシンプルに説明して再現できるかがこれからの課題。精進させて頂きます。セラピー講座の後は、久々にジャズを聴きに行ってきました。博多の「リバーサイド」で竹内直のテナーサックス、片倉真由子のピアノのディオ。二人とも世界的ミュージシャンだけに、ものすごい演奏でした。やっぱ、一流に接するのが、自分の仕事を高める上でも効果的ですね。そしてサラリーマン時代はこうやって週に1~2回は必ずジャズを聴きに行ってたことも思い出し、一昨日の飲み会からそうですが、私のある種の「成分」を確認することができました。今はセラピーやコーチング等を生業としていますが、私と言う一つのシステムを見た際、ジャズの成分は決して無視できない。ジャズを聴き込んだ経験が今に生きていることも改めて実感。これからも機会を増やしてまた生演奏に接したいな~と思いました。ありがとうございました。
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