残すもの 2014.4.21



 今日からまた一週間。忙しい時期が過ぎ、ホッと一息してるとこだけど、これから決算に向けていろんな雑務が発生します。今日はその一環、ってことでもないですが、保険の話を聞いていました。高校の吹奏楽部の先輩から。私が中1の時の高2の先輩で何かと頭が上がらない。まあ、お世話になるならご縁の深い方がいいですもんね。個人はヨメさんの方でやってるので、今回は法人で加入する保険。最終的には(わざわざ書かんでもいいことだけど)、損金処理できる掛け捨ての生保と、保険じゃないけど、お金を貯めために個人で投資信託を購入することになりました。最近は掛け捨てよりも積立が流行ってるらしいけど、損金処理できるのはデカい。法人化しててよかった。税金で取られるよりも、その分を補償に充てた方がお得ですもんね。後は政府系の退職金積立制度を活用して法人税を抑えたいと思います。それにしてもまあ、そんなことを考えられるようになったのはありがたい話です。

 ただ、いろいろ話をしていて気付いたことですが、「生命保険」ってのは、あくまで期間中に死ぬことを前提とした補償。なので、掛け捨ての場合はその期間に死亡しなければ基本的に戻ってこないことになります。だったら、死亡した方がいいかと言うと、もちろんそうじゃない。だけども、一人ならともかく、家族、特に子どもがいる場合は万一に備えておくことは必要。この先どうなるかなんて誰もわかりませんから。その場合、いくら残すかが重要になるのですが、少ないと確かに困る。だからと言って、たくさんかけて、たくさん残してもどうかと思う。仮にありない金額だけど3億円の保険に入って、それが降りてきたとしましょう。それならば、当面、と言うか子どもの学費やら成人するまでの費用としては十分でしょう。だけど、それで子どもが本当に自立して幸せになるかは別の話。

 一方、保険に入ってなくて、何も残らないケースがあったとしましょう。そうなると母子ともに生活が困窮することは想像できる。母子手当や生活保護などを受けて生きていくことは可能だとしても、最小限度の生活になる。少なくとも今のような生活にはならない。だけど、それで子どもは不幸になるかもまた別の話。重要なのは「将来」であって、貧しい幼少期を過ごして、そのハングリー精神で成功する人だってたくさんいるわけですから。私のメンターである営業の神様・加賀田晃氏なども小学生の頃から新聞配達をして、給食さえ食べられなかったと言います。だけど、ハングリー精神がそのまま成功に結び付く保証もないし、逆に裕福だから甘ったれになるとも限らない。

 じゃあ、何が大切か。最終的には「考え方」しかなくなります。お金があってもなくても、「考え方」さえしっかりしていれば、どんな風にでもなれます。例えばお金が必要だとしましょう。その場合、稼ぐのが手っ取り早い。何やって稼ぐかはいろいろあるけども、目標とする金額があったとして、それを満たすには、やっぱり「考え方」がベースになければならない。では、その「考え方」はどうやって子どもに伝えることができるのか。私の場合はすでにあります。そう、このブログです。

 仮に今、私が死んだとしても、このブログは残ります。なんかの都合で残らずともバックアップは取ってるので、印刷して読むことはできます。また、著書もあります。そしてもし、子どもたちがある程度大きくなって、理解できるようになれば、このブログを最初から読めばいい。それこそ、自分自身が登場するシーンも出てきます。2009年5月27日、2012年9月1日がそう。お父さんとお母さんが結婚した日の記述もある。2007年10月27日・28日。ほとんど何もなく会社を辞めた話もある。そんな状況から、いかにして人生を切り開いていったか、ボクのお父さんがどんな風に生きていたのか、何を考えていたのか、すべてこのブログに書かれてあります。自分の父親の文章なら一生懸命に読むでしょう。そして読んで、理解して、実践できることは実践していくと、間違いなくハッピーになる。金銭的にも豊かになる。それくらいの自信はあるし、読者さんからもそう言った話はよく聞きます。

 単に心が癒されるとかじゃなくて、現実的に「お金が儲かる記事」もたくさんあります。それこそ音声だってあります。そのような「考え方」のベースを作る情報こそが、私が子どもたちにしてあげらる最大のギフトだと思ってますので、まあ、保険はそこそこでいいかな、と。まずは〇千万円もあれば大学に行きたくなったときに、お金を理由に諦めることもないでしょう。あとは、今後、私の稼ぎ(売上)に応じて、節税もかねて額を増やしていけばいいわけですしね。もちろん個人の学資保険は別にありますけど。

 そんなわけで、ブログを書いてて本当にとよかったです。もっとも、私はこれを88歳までは書き続けますので、保険にお世話になることはないだろうなあ、とは思いながらある程度の安心料ですね。綱渡りするにも、安全ネットがあった方が大胆に演技できますから。そんなとこ。

残すもの 2014.4.21_b0002156_9471487.jpg 話は変わりますが、6月のQ州ツアーが満員になりました。お申込み頂いた方は5月からまたご連絡させて頂きます。キャンセル待ちも発生していますので、もしかしたら7月26日~28日にも開催するかも。リクエストの声が多くなったら開催する可能性は高まります。その頃は本も出てるだろうし、どんな感じになってるか未知数ではありますが。あと、9月のアイスランドツアーの宿もちらほら予約を始めています。1泊目はレイキャビク、2~3泊目はゴールデンサークルど真ん中の宿を予約。天然のスパもあり、乗馬もでき、何よりオーロラ観測にうってつけのロケーション。じわじわと楽しみです。そんなとこで、生活も堅実に進めながら、ロマンも大切にしたいものですね。ではまた明日。ありがとうございました。

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Commented by なり at 2017-11-27 22:42 x
素晴らしいことです。子供の生まれた時の、お父さんの文章がよめるなんて子供にとっては最高のギフトです。尊敬します。真似させてもらいます。
by katamich | 2014-04-21 23:39 | ■人生哲学 | Comments(1)