脳の筋トレ 2014.1.27



脳の筋トレ 2014.1.27_b0002156_1125035.jpg インフルエンザによるタスクの遅れも取り戻し、この一週間で執筆を一気に進めなければなりません。滝も写経もしばらくはお休み。2月1日・2日の大阪のことも当面は考えなくていいし、2月7日からの東京・熱海までは執筆に専念できますね。そしてあっという間に2014年も12分の1を過ぎようとしています。1月は頑張ったね、オレ。R-1に出たのははるか遠い昔のような。正月なんて記憶の片隅にもないと言えるくらいに大昔。2月からまた「月間計画」もガラリと変えます。写経、秘伝、天使が消えますので、その代わりとなるものを導入。今やりたいと思ってるのが、「一日一ネタ」です。ネタ帳にどんなジャンルでもいいから、話のネタを書くのです。それこそお笑いでもいいし、もちろん講演・セミナーネタでもいい。酒飲みの与太話でもいい。そうやって「ネタ脳」を鍛えて成長するんです。

 先日も書いたように、「意図して鍛える」ってものすごく重要。ハートに従う、直感を信じる、とか言う人いますけど、正直な話、ほとんどの人にとってめちゃくちゃ危険な考え方です。何度も言うように、多くの人が感じるハートとか直感ってのは、過去のプログラムに過ぎないわけで、判断基準が単に「安心・安全」にあるだけ。つまり、ハート・直観に従うとは、「過去の経験から安心・安全だと判断されるものに従う」という意味。自分自身の成長を抑制するように働く。

 実際、本当の意味でのハート・直観とはかなり厳しいもの。つまり、自分を成長させるためのメッセージなんだから、目先の「安心・安全」なんてのは超えてしまってる。だけど、実は大丈夫なんですけどね。以前も書いたと思うけど、私は意識構造を次の三層に分けて説明してます。つまり、「顕在意識」、「潜在意識」、「超意識」の三層。これらは、次のような対応関係にあります。

・顕在意識=子ども
・潜在意識=母親
・超意識=父親


 もちろんメタファーだし、家庭によっては父母の役割が逆の場合もあるでしょうが、一般的な対応としてこうしています。「子ども(顕在意識)」はただ純粋に「やりたい」と望む。それに対して「母親(潜在意識)」は子どもを危険な目にあわせたくないから止めようとする。何もせずに今のままでいて欲しいと望む。しかし「父親(超意識)」は普段は無口かもしれないけど、多少は危険であったとしても、子どもの成長を願って果敢にチャレンジすることを求める。これは実際に私に両親がこんな感じでしたが、大学卒業して世界放浪に行くと言ったとき、母親は止めようとしたんですが、父親は静かにそれを認めるような姿勢だった。そして言うまでもなく行ってよかったし、行った人生と行かなかった人生は間違いなく別物。行った方が後悔もなければ、今の自分の重要なリソースにもなっている。

 先日のR-1 にしても、潜在意識はめちゃめちゃ止めようとするんだけど、超意識がどうしても出させようとする。普段は潜在意識の方が声が大きくて強いのだけど、最終的には顕在意識、つまり自らの「意思」に任される。そしてその安全領域を取っ払って出場した。惜しくも一回戦敗退だったけども、出てよかったに決まっている。

 ようは、ハート・直観に従うなどとよく聞くのだけど、それは「潜在意識」のことなのか、それとも「超意識」のことなのかってこと。オレのハート・直観は「超意識」だけど、世の中の9割以上は「潜在意識」に従おうとして、結局、成長のないままに安全領域に留まってしまっているわけ。

 オレの場合はいつも「超意識」からメッセージをバンバン受け取っているので、時には自分を思いっきり律してでも進むしかない時がある。それだけストレスにさらされるのだけど、だからこそ成長するんですね。「ネタ脳」の話からだったけど、R-1に出たことで、今まで以上に人前でしゃべることの楽しさと、そして楽しませるコツみたいなのが実感できて、だからこそ普段からネタをたくさん作っておこうと目覚めたんです。

 ブログを毎日書きたいと言いながら途中で挫折する人は多いと思いますが、それは「ブログ脳」が鍛えられてないから。脳にはいろんな役割があると思うけど、その中に「ブログを書く脳」ってのが当然あって、筋トレするようにその部分を鍛える必要がある。私の「ブログ脳」はかなり鍛えられてるので、毎日長文を書いてもまったく平気。じゃあ、どうやって鍛えるかって、そりゃもう、毎日書くしかない。ハートに従って「違う気がする」なんて思うのは、単純に「ブログ脳」が疲れてるだけで(筋肉痛なだけで)、それを乗り越えたら楽になるのにね。同じように、今の私には「ネタ脳」がまだまだヒヨヒヨなんで、とにかくウンウン唸りながらでも、一日一つはノートにネタを書く。お笑い芸人の人たちが、なぜにあんなにネタを持ってるかと言うと、結局、ネタのことばかり考えて、「ネタ脳」が鍛えられてるから。

 と言うわけで、2月1日の大阪は延期になりましたので、R-1以降の初セミナーは7日の東京イブニングセミナーになります。「ネタ脳」や「話術脳」を鍛えてるので、今まで以上に「面白い」と自分にプレッシャーかけてのぞみます。テーマは願望実現とか人生脚本なんだけど、それをいかに面白おかしくネタっぽく話せるかがオレの課題。やっぱ、楽しくなきゃね。そして、笑えなきゃね。今から来年のR-1を意識してネタを育てていきますが、単にバカやるばかりじゃなく、私の専門や哲学と整合したネタじゃないと意味ないですもんね。7日のイブニングは東京にしては少な目の30名で、まだ少し席がありますので、満員になるまで受付中です。どんなセミナーになるのかお楽しみに。私もまたどんどん成長するのです。

 そんな感じかな。熱海の準備も私の方は進んでますし、今回は講師2人を合わせて32名のうち、男性が7名、女性が25名でいつものように女性の大所帯。3月の沖縄も本日、参加者の皆さんに連絡メールを送ったのですが、今回は私入れて21名のうち、男性8名、女性13名と、いつもよりは男性参加者が多いです。と言っても、やはり女性の方が多いんですけどね。先に楽しみがあるってのは素晴らしいです。ガンガンにテンション上げていこうと思います。今日はこの辺で。ありがとうございました。

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by katamich | 2014-01-27 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)