ぽーる 2013.11.15
2013年 11月 15日
滝行21日目。明日で満行。今回の滝行では体重も3キロ近く減ったし、執筆もコアな部分は進んだし、それなりに充実した三週間だったように思います。今年はあと一週間の滝行の必要があるのですが、カレンダーを見ると、12月4日~11日しか空いてませんね。その後、東京出張と帰省だし。今年は最後までなかなか忙しい日々が続きますが、執筆は進めていきたいですね。
ところで今日は2か月振りにメルマガの配信をしました。「経済的に自立する」ってテーマで30分の音声セミナー。なかなか激しい感じになりました、音声自体は11月18日にストップしますので、聞き逃し、取り逃しのなきようお願いします。いつも、後から言ってこられる方がいますが、対応していたらキリがないので、すみませんがスルーさせて頂きますね。
そして今日の夜、ポール・マッカートニーのコンサートに行ってきました。福岡ヤフオクドームにて。初めて知ったのですが、「ヤフオク」ってなんだよ。ヤフーじゃダメだったの。この手のコンサートは2010年に行った矢沢永吉以来かな。ま、よく言ってるのだけど、私の音楽人生において、ビートルズとはまったく縁がなかった。音楽そのものを聞くようになったのは、おそらく中学から。普通にベストテンとか見てて、当時は安全地帯、サザン、杉山清貴、チェッカーズなどが流行ってて、私は安全地帯のファンでした。今でも好きです。で、中三の夏休みから一夜にしてモーツアルトにハマってしまい、それから高校卒業するまでモーツアルトを中心とするクラシックばかり聞いていました。当時はブルーハーツとかジュンスカとかジッタリンジンとかが流行ってたのですが、まるで興味なし。そして1992年にモーツアルト没後200年に合わせてザルツブルクに行きたかったのだけど、浪人で断念。しかも、モーツアルトイヤーとかでにわかファンが多くなり、それに嫌気がさして別のジャンルを聞こうと思って行きついたのがジャズ。クラシックを聞いてたので、楽器中心の音楽はすんなり入って来て、アドリブの面白さにも目覚めました。
それ以降もジャズばかり聞いてて、だけど、周囲を見渡すとビートルズを聞いてる人がめちゃくちゃ多かった。大学の軽音楽部みたいな人たちとしゃべっても、ジャズの話は完全にスルーだけど、ビートルズになるとめちゃくちゃ熱くなる。音楽談義でも必ずビートルズが出てくる。なので、聞いてみようとは思ったけど、どうもしっくりこないんですよ。なんでかな。「ヘイ・ジュード」とか「イエスタデイ」とか、誰でも知ってる曲は知ってるけど、どれもそんなにいいと思わなかった。「イエスタデイ」よりは、クリフォード・ブラウンが吹く「イエスタデイズ」の方がはるかに好きだったし。
そんな感じで、ポール・マッカートニーって人は知ってたし、来日することもニュースで知ってた。だけど、もちろん行くつもりなし。ソニー・ロリンズやウェイン・ショーターが来るときはちょっと行こうと思ったけど、ニューヨークでフィル・ウッズを聴いて失望したので、やっぱ、全盛期をCDで聞きまくってるから辛いかと思い辞めたわけね。で、ポールにしても、元々、ビートルズに興味ない上に、70歳超えてるんでしょ。やっぱ、行きたいとは思わないわけよ。それでも人でごった返すだろうし。
で、それがこないだの日曜日、名古屋在住の高校時代の先輩から、「知人が福岡講演のチケット余らせてるから誰かいない~」って連絡が来たんです。その時、「行け!」って声が聞こえてきたようで、その人はちょうどコーチングのセッションも入っていない。「オレが行きます!」ってすぐに返事して、お金振り込んで、チケット送ってもらったんですね。まあ、ロートルとは言え、世界のビートルズでしょ。世界で最もレコードが売れたグループ。話のネタにはなろうし、何より、世界一の成功者の波動を感じるのも悪くない。そんな不純な動機だったわけです。
で、ドームの近くの駐車場は空いてないだろうから、徒歩20分のとこに止めて行ったら、開演一時間前だけど大行列。おお、すごい集客力、とか思ったりして。較べる相手が違うか。トイレに行こうにもまたも大行列。緊急でもないので、我慢してドームの指定席に座りました。15分ほど遅れてポール登場。バババ~っと前から立ち上がるもんだから、オレも立ちました。ものすごい熱狂。泣いてる人もいます。
一曲目は知らない曲。と言うか、今日の曲では「ヘイ・ジュード」と「レット・イット・ビー」と「オブラダオブラディ」しから知らなかったのだけど。で、その一曲目ですよ。アップテンポのノリのいい曲。ブブブブ~ってハートチャクラが振動し始めて、次の瞬間、目から水滴が。いや、マジで。なんやろ、なんやろ、この感覚。二曲目も同じ感じだったのだけど、ずっと涙流れっぱなし。永ちゃんの時は出なかったけど、なんで、まったく興味ないポールにこんなに涙出るんやろ。もしかして、オレ、感動してるんちゃうか。で、思ったの。ああ、来てよかったって。この感覚を味わうことができて、ほんと、よかった。
場のムードなのか、歌が良かったのか、理由はわかりませんが、とにかくハートが震えて涙が出るって物理現象だけは事実なんです。その後は、お客さんも徐々に座り出して、オレも楽しんで聞いてたのだけど、終盤の「オブラダオブラディ」でまた涙。ああ、世界が平和になればいいな、とかマジで思ってるんですよ。そして同時に、今この瞬間、オレはなんて幸せなんだろう、、、って。そして「レット・イット・ビー」。昨日の発言、訂正します。「そのままでよくね~よ!」じゃなくて、やっぱ、「そのまま」でいいです。はい。
まあ、わかって書いてること、わかって頂いてると思いますが、本質的には「そのまま」でいいんですよ。家の壁にパンチで穴開ける35歳ニート君であっても、宇宙レベルでは「そのまま」でいい。無限の価値がある。これが真理。だけどね、、、3次元には3次元の理ってものがある。壁パンチするあなたは本当のあなたではない。本当のあなたに戻ろうよ。だから、あなたは「そのまま」でいい。
それはともかくですね、不覚にもここでも涙してしまって。結構涙もろい性質のようでして。それにしてもさ、音楽ってすごいね。何の理屈もなしに、一発で感動させるんだから。やっぱ、これは何の先入観もなく、ポール・マッカートニー、そしてビートルズってのは、ロックミュージシャンと言うより、一つの「ジャンル」だね。ジャンルを確立した本物があそこにいる。そう考えた、そう感じただけで、オレはなんて幸せなんだろう、って思うしかないじゃん。それこそビートルズのコピーバンド、それもそっくりそのまま、かなりのクオリティで再現するバンドは世界にナンボでもいるし、昔住んでた筑豊にもいましたね。だけど、どんなに上手くても本物の前にはね、、、当たり前の話だけど。
もっとも、これを機にビートルズマニアになることもないだろうけど、オレの中で何かが弾けたのは事実。世界を目指せ、なんて大それたことは言わない。だけど、同じ人間として、同じ表現者として、オレも何かをやってきたい。多くの人を感動させたい。感動を共にしたい。涙を流したい。それなんですよ。人生って、、、やっぱ、感動でしょ。感動してナンボでしょ。社会的な立場がなんであれ、収入がどうであれ、「感動」のない人生ってやっぱクソじゃん。そして感動できるって人間の特権じゃん。人間らしく生きていきたい。そして自分らしく生きていきたい。自分らしい表現で伝えていきたい。
と言うわけで、やっぱ、言ってよかったです。来週、半年ぶりに名古屋でセミナーして、その後、伊勢神宮にも行きますが、チケットを回してくれた先輩にも会う予定。何かがつながってますね。そういえば、マッカートニーって名前、どっから読んでもアイリッシュ系ですね。McとかMacとかO’ってのが典型。ウィキで調べてみると、リヴァプールって街の大半がアイリッシュ系で、ビートルズの4人も、リンゴ・スターは不明らしいけど、他の3人はアイリッシュってね。う~ん、先日、アイルランドに行ってきたばかりってのもあるし、これまた何かがつながってますね。来年はアイスランドに行きますけど。
さあ、明日で21日滝行も満行だし、張り切って行ってきます。来週の名古屋、、、やっぱり何かが起こりそう。22日のイブニング、23日のオブザーバーはまだ受付中です。波動を感じてくださいね、波動を。それではまた明日。ありがとうございました。
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そのカリスマ性が怖くてスルー。
でもなんだろう・音楽のことは知らない私でも
彼らの音に たましいが入っていることは?わかるんです。
レット・イット・ビー
すごい曲ですよね。いけたQさんはすごい強運ですね。
ほんと、行けてよかったです。
ですね。