適正のマトリクス 2005.2.22
2005年 02月 22日
こういう仕事はおよそコンサルタントらしからぬ仕事なんですが、売り上げを伸ばすためにはどうあっても取っていかなければなりません。正直面白くない仕事ではあるのですが、このデータがある県の基礎データになるので、間違いは許されない緻密な仕事です。しかし、私は一方で同時進行にいろんな仕事をせねばなりません。電話もよくかかってきます。
そんなこんなをしているうちに残業時間も更けてまいりました。今もひたすらデータとにらっめっ子。アルバイトの作成したデータの誤りを見つけてはそれを修正しながら、チマチマと仕事を進めます。近頃、午前様に近い時間に帰り、さらに休日もありません。しかも次の給料から減額が始まります。お~、まいが~!。しかも今日は徹夜が確定しております。
話は変わりますが、先日、コーチングの研修で面白い話を聞きました。「DISC理論」というやつです。「DISC」とは、人間の行動傾向を「D、I、S、C」の4つのパターンに分類したものでで、「D」は主導型、「I」は感化型、「S」は安定型、「C」は慎重型を意味します(英語の頭文字ですがスペルは省略します)。 自分がどの行動傾向パターンであるのかを、簡単な設問を通じて理解し、その上で自己と他者への認識を深め、職場の中での役割行動を認識し、上司や部下、クライアントとの意思疎通を円滑にするため人材育成ツールのことです。
大まかに言って、人間の行動特性を「①モノ指向型-②ヒト指向型」と「③すぐやる方-④じっくりやる型」に極をとります。「①モノ指向」とは仕事をする時にどちらかとうとセオリーやツールを利用するやり方で、「②ヒト指向」とは文字通り人を動かしたり人に会ったりしてやるやり方です。③と④はそのままの意味ですよね。
そして「DISC理論」によると<①×③=D主導型>、<①×④=C慎重型>、<②×③=I感化型>、<②×④=S安定型>となります。<主導型>は何でも率先してするリーダータイプ、<慎重型>は分析などを得意とするアナライザータイプ、<感化型>は人をうまく取り込んでことを成すプロモータータイプ、<安定型>はじっくりと人と協力し合うサポータータイプに分けられるそうです。これを測定する時は心理テストのようにいろんな設問に答えながら自分の属性が分類されるそうなのですが、単純・直感で私はどこに入るかと考えると、どう考えても<感化型>に属する思われます。
もともと人と会ったり話したりするのは好きですし、人に対する影響力も強いと思っています。しかし、コーチングの先生の直感では私は<慎重型>に入ると思っていたようです。要するに論理立ててチマチマした作業を得意とする人と思われたようです。しかし私のことを知っている人にいわせると、何をやっても大ざっぱだし、直感頼りに動くことが多いのです。ですので仕事的には本当は営業なんかが向いている、と言われることもしばしばです。
何でこんな話をしたかというと、「今やってるこの仕事おもしろな~い!!」と言いたかっただけです。数字とにらめっこしてあ~だこ~だという仕事。おもしろくな~い。でもです。自分では気づいていないだけで、コーチングの先生の言うように意外とこんなのも向いていたりして。面白い面白くないは別として。
しかしこんな仕事もやってて損はないはずです。近い将来、独立するときなどは、「これは苦手」なんて言ってられません。とりあえず一通りできなければなりませんよね。その意味で、今のこの仕事もいい練習の機会なのでしょう。う~ん、なんてツイてる!
というわけで仕事再開。
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