冒険してもいい頃 2013.8.19
2013年 08月 19日
今朝、起き上がると急に立ちくらみ。大阪でちょっと食べ過ぎた気もあったので、土日と炭水化物カットして野菜と果物中心にしていました。わかった。低血糖だ。なので、本当は今日も炭水化物カットするつもりだったけど、お昼にご飯を食べました。すると、みるみるパワーが出てきて、今は絶好調。やっぱりね、当たり前の話だけど、炭水化物も必要なんですね。だけど、炭水化物をカットすると見事に体重が減るので面白いです。私の場合は。ちなみに今日も体重減を更新しました。あと、二キロちょいで目標達成。
明日から一週間の出張ですが、今日はコーチングが二件あり、とにかくバタバタでした。出張前にやらないといけないことがいくつかあって、その中の一つにアラブへの送金がありました。来月のアイルランドツアーのトランジットで立ち寄る国。丸々二日は滞在するので、現地の旅行会社にいろいろと手配をしてもらい、その料金の支払いです。日本の銀行からUAEの銀行に送金するので、行員の人も不慣れなためかかなり時間がかかりました。一時間弱はいたんじゃないかな。何とか送金完了。また前進しました。
それにしても、今年の初め、まさかUAEに行くことになるなんて、まったくの想定外でした。アイルランドは前から行こうと思っていた。どの飛行機で行こうか。オランダのKLMでアムス経由で行くのがスマートか、と思ってたら、アブダビ経由のエティハド航空が断然安い。しかも、公式サイトから直接買えば、トランジットでも長く滞在できる、値段も変わらない。だったら、寄るしかないじゃん。当初はさして行きたいとも思ってなかったけど、いろいろ調べてると、ガンガンに行きたくなってきた。アラビア半島随一の観光立国だけど、周りは完全なる砂漠。いいじゃん。日本にいると砂漠なんて行けないし、メンバーの中には砂漠、砂漠って言ってる人もいます。アラビアンナイトに浸りながらも、やっぱり豪華絢爛な世界も楽しみたいじゃないですか。待ってろよ~。
この写真はウィキから取ってきたのだけど、ペルシャ湾からの写真かな。と言うことは、出光の「日章丸」もこの辺を通ったんだあ。本を読んだばかりってのもあり、何となく感慨深いねえ。アブダビでもこの海を見ながらたっぷりと浸りたいと思います。とにかくさあ、旅っていいよね。旅と言うか、冒険と言うか、探検と言うか、そう言えば昔から好きだった。
私が小学生の頃、よくやった遊びと言えば、てい球野球、鬼ごっこの派生型、体育館でプロレス、キン肉マン、仮面ライダーごっこ、自転車でウイリー、ファミコン、、、とかいろいろあったけど、中でも比較的比重が高かったのが「探検」でした。高校のグランドの横にちょっと小高い崖があって、登っていくとちょっとした世界があったのです。ちょうど、ドラえもんに出てくる「のび太の裏山」のような。そこに基地を作ったり、パセリの種をまいて育てたりしてた。そこでお菓子を食うと格別。今考えると、何かと危なっかしい遊びではあったけど、当時はめちゃくちゃ楽しかった。せーちゃんととしやくんといつも遊んでた。今思うと、後にユンボですべて撤収されるくらいの小さな山だったと思うのだけど、オレ達にとっては「世界」があったのですよ。春夏秋冬、いろんな場面を見せてくれたし、親や大人から干渉されないオレ達だけのワールド。そして行くたびにいろんなものがあって、とにかく探検しまくった。水曜スペシャルとかが流行ってたこともあり、「その気」になって動き回ったものです。ちなみに今でもそのワンシーンが夢に出てくることしばしば。
だけど、よく考えると、今も同じようなことをしている。結局、私が旅好きなのは、「冒険」がしたいから。24歳で世界一周に出たとき、一つ、驚いたことがあります。それは、旅先で会うバックパッカーの博学なこと(もちろんそうじゃない人もたくさんいる)。基本的に歴史が好き、地理が好き、世界遺産が好き、文化が好き、建築が好き、みたいに何かにとても詳しい人が多かった。それ言うなら、私は「音楽が好き」ってことになるんでしょうが、マニア度で言えば、私の比じゃない人ばかり。その人たちと話をしててもしばしばついていけなくなる。特に歴史の話とか、全然ダメ。だからこそ、帰国してから歴史の本を読むようになったのだろうけど、その彼らに比べると、私にはテーマらしいテーマもなかった。だけど、今ならこう思う。単に「冒険」が好きだったんだと。まだ見ぬ世界に憧れたんだと。
パキスタンでは、誰かが「ハラッパ」に行きたいと言うのだけど、私には「原っぱ」に聞こえた。どんな原っぱなんだろう。行ってみたい。そんな程度なんです。所詮は。だけど、それでも誰かが行きたいと思う場所ってどんなとこなんだろう。単純にそんな関心だけがあった。そして行ったら何もなかった。だけど、行ってよかったと思うし、これからも行きたい。さすがに8か月半も旅してると、いろいろと新鮮さもなくなって、本当ならネパールのカトマンズから何とかチベットに抜けて、陸路で上海まで行ってフェリーで帰国しよう、なんて思ってけど、結局、テンション下がってカトマンズから飛行機でバンコク、そのままマニラ経由で帰国しちゃったわけですね。そんで、もう二度と海外は行かない、日本が最高、なんて思ってたら、その翌年、発作的にアイルランドに飛んでしまったわけで。それが1999年の夏。
それでわかったのは、やっぱり私は旅好きだってこと。その後も何かと短い休暇をまとめては海外に出てました。そして行けば行くほどに行きたくなる。ああ、好き勝手に旅ができる仕事ができればな~とか思い続けてたら、いつの間にかそうなってるじゃん。もっとも、今は子どもも小さいのでちょっと遠慮するところはあるけど、正直な話、お金も時間も完全にクリアしてる。実現してるじゃん。旅し放題の人生を。子どもがもう少し大きくなったら、さらに本格的に旅しまくれるね。だけど、一人だけで行くのはそろそろむなしい。やっぱり、価値観の合う仲間と行ったらどんだけ楽しいんだろう。そしてそれも実現しまくってる。旅先で最高の体験したりして、
「なんで、涙が出てくんねやろ・・・」
なんてクサいセリフも誰かが聞いてるからカッコ付くものでして、そんな自分に酔えるもまた、仲間がいるからでしょ。何が起こるかわからない。だけど、何が起ころうとも「オレ達の人生は最高」ってことだけはわかってる。わかってるからこそ、次に進みたくなる。どんどん進みたくなる。そして気が付けば、ずいぶんとたくさんの「冒険」をしてきたことがわかる。それは単なる場所の移動に限らず、知的な冒険、収入が上がる冒険、仲間が変化したり増えたりする冒険など、とにかく「変化」そのものが私にとっても「冒険」なんです。9月のアラブ・アイルランドの「冒険」でもまた、いろんな変化がやって来ると思う。それでもちょっとした恐さはある。レンタカーだって初めてだし、言うなれば10名で自由旅行をするようなもの。標高4000メートルのラダックも、確かに見るからに「冒険」ではあったのだけど、現地の日本人旅行会社がしっかりとアテンドしてくれてた安心感はあった。だけど、今度は、ない。
それでも、それだからこそ「最高」なんです。来週の河口湖だって、私にとっては初めての合宿セミナー。今までの合宿セミナーは講師を呼んで裏方に徹してたけど、今度は自分がメインであり裏方でもある。何よりコンテンツもまた初めて。初参加の人も多い。未知だらけ。だけど、だからこそ面白い、最高。参加者の方も、きっと見知らぬ人たちといきなり混じって、どうすればいいかわからない状態でもあろう。そんな人ばかり。だけど、それこそがまさに「冒険」なんです。そしてその「冒険」を通過した人だけがわかる世界があるんです。そろそろ「冒険してもいい頃」なんじゃない?
そんなわけで、明日から東京出張です。火曜水曜はセミナーを受講して、木曜は昼から夜までセラピー、金曜は「めざめランド」でお金のワークショップ。そして土日が河口湖。来週の火曜日に福岡に帰るのだけど、どんな「冒険」が待っているやら、そしてそんな「冒険」を通過した一週間後のオレはどうなっているのか。ああ、最高。これから一週間、東京、そして河口湖で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。
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