オレならこうするね 2013.7.15
2013年 07月 15日
本日は9名連続個人セッションでした。朝の9時から18時までぶっ通し。休憩はそれぞれで5分程度。昼食もその5分でおにぎりを腹に入れる感じ。来週は東京で12名連続セッションが待っています。どんどん基準が上がってくる感じですが、とにかく、できるときにとことんやっておこうって気持ちです。ヘロヘロになるまで大量行動。ガッチガチのリアルセラピーをひたすら繰り返すことで、感覚が研ぎ澄まされる。行けるところまで行きたいと思います。
ちなみに今日は比較的セラピーっぽいセラピーが続いたと思いますが、最近は「ビリーフチェンジ」と言っても、アプローチは使い分けています。一つは、いわゆるトラウマレベルのビリーフ。「存在してはいけない」、「考えてはいけない」、「重要であってはいけない」などで、これらはセラピーで取り除くことができるのですが、もう一方は、いわゆる「できない言い訳」のようなビリーフ。例えば「結婚したいけどできない」ってテーマがあったとすれば、「私なんか好きになってくれる人はいない」ってビリーフ(思い込み)なんかだったら、それはセラピーで取り除きます。「存在してはいけない」とか「愛着を感じてはいけない」とか「(極度に)重要であってはいけない」などのビリーフが関与してるから。
その一方で、「結婚したいんだけど、なんか面倒」とか、「出会いがない」なんてレベルであれば、それも程度問題ですが、単に「現状維持のための言い訳」に過ぎない場合が多く、それはコーチング的なアプローチで取り除く方が適切。例えば「出会いがない」なんてのは本来はあり得なくて、外に出たらいくらでもいるでしょ。ようは「出会える場所に行ってない(自己マーケティングしていない)」とか、「異性に好まれるような外見・内面を磨いていない(商品力を高めていない)」だけのことがよくある。こんな場合は、それぞれの行動に関する「喜びと恐怖(する喜びとしない恐怖)」を刺激して、動くための動機付けに徹した方がいい。なんもかんもセラピーの対象ではありません。確かに、ほとんどすべての人は「重要であってはいけない」ってビリーフを持ってるものだけど、それも程度問題。日常生活で困るレベルであればセラピーの対象かもしれないけど、そうじゃないことも多い。ほとんど取り除く必要のないビリーフを一時間もかけて処理するよりも、単純にコーチングで感情を刺激する方が効果的。
現状維持、動きたくない言い訳を、自分ではどうしようもない「(コア)ビリーフ」に求めても前に進みません。ビリーフ探しにハマっても何の意味もありませんから。同じ「ビリーフチェンジ」であっても、何が効果的かの見極めは重要。棚田先生のところでセラピーを習ったからと言って、すべてのクライアントにヒットするとは限りませんから。何でもかんでもバンバンやればいいってわけじゃないんです。他の例で言えば、よくあるのが「収入をアップしたい」について。収入アップなんて、セオリー通りにやれば簡単。単純化すれば、「何を」、「誰に」、「いくらで」、売るかだけ。
例えば私であれば「コーチング(何を)」を、「ブログの読者さんやセミナー参加者さんなど私に共鳴する人(誰に)」、「50万円」で売れば成立する。この場合、「誰を」が月に2名いらっしゃれば、それだけで月収100万円です。コンバージョン率が3%なら70人集まればいいだけ。めちゃくちゃ簡単な理屈。一方、稼げない人のパターンで言えば、例えば「手作りアクセサリー」を、「とにかく興味ある人」に、「一個1,000円」で売ろうとする。これでもし、月に100万円の売上をだそうものなら、1,000個売らなければなりません。となると、コンバージョン3%とすれば、「とにかく興味ある人」を30万人集める必要があります。確かに世の中には薄利多売的な商売はたくさんあります。日用品などがそう。しかしそれは大手企業など営業力のある「強者」が手掛けることであって、私とか個人事業主のような「弱者」が手を出すところじゃありません。
では、このケースの場合、「重要であってはいけない」を処理したところで、月収100万円に導くことができるでしょうか。まず無理でしょう。それよりも売るための戦略を一緒になって緻密に練る方がいい。まずは「何を?」、「誰に?」、「いくらで?」を再考する。手作りアクセサリーを捨てて、別の商品を手掛けるか。いや、はやりアクセサリーは愛着があるし、捨てきれない。だとすれば「いくらで?」を変えればいい。私なら、1,000円を一万円にして、そのための付加価値を考えるでしょう。もちろん売り方も変えます。一万円なら月に100個で100万円。だとすれば、単純に3万人の見込み客が必要。となると、仮にネットに限定するなら、平均1,000アクセスのホームページを30個作ればいい。これが大変かどうかは別として、あえて単純化すれば、これで月100万円の売上が成立するんです。もちろんここからさらに因数分解(細分化)して、すべきことを一つ一つあぶりだしていけばいい。これはセラピーではなく、コーチング(またはコンサルティング)の出番になります。
そうやって、すべきことをあぶり出し、そこで「できる、できない」を判断すればいい。もし「できる」ならばそのための行動計画を作成し、行動、習慣化と進めれば間違いなく月100万はいけます。しかし、「できない」と判断したのであれば、また一からやり直し。やり直しはきついけど、現実に月100万以上の収入がある人は、「やる」か「やり直す」かどちらをやってるのです。どちらもせずに、ただ、「ビリーフを取り除いて月100万円にしてください」と言われても、私には出来ません。だけど、別の方法で近づけることは可能だし、そのための方法も知っています。
と言うわけで、今日は連続9名でしたが、比較的セラピーっぽいセッションが続いたものの、中にはガチガチのコーチングになったり、テーマを決めるだけで一時間を費やしたり、いろいろでした。夕方の6時にセッションが終わり、地下鉄で「なんば」に移動して、今日は(も)飲み会。「宇宙となかよしツアー」に参加された方の同窓会のような飲み会。いや~、そこでも飛ばしてしまいました。参加者の一人のフェイスブックより「今日もヤバイ話のオンパレード!わざわざ大阪にきたかいがあった!うほー」ってね。写真はオレ。確かにやせたね。頭も光ってるけど。
で、どんな話かと言うと、例えば「ジョーカーとエースの違い」、「小声が勝つ」、「人生は配分」、「何をするかより、どんな順番でするか」、「21エモンやで」、「金払いたくなるスクリプト」、「絶対に失敗する人の特徴」とかいろいろ。私が何かしゃべろうとすると、なぜか一気にスマホが集まって来て、録音が始まります。すると調子に乗ってしゃべり出してしまう。ま、いいか。これで皆さんがハッピーになってくれれば、それ以上のリターンはありませんからね。そんなとこで、9連続セッション+飲み会の一日でした。明日は10時から大阪駅周辺にてコーチングセッションを二名やってから福岡に戻ります。それではまた。ありがとうございました。
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■7月21日(日)/東京/「マネービリーフ」から解放されて豊かさを広げるグループセッション
え~、知りたいです!!
ジャクリーン・ケネディは小声だったというのは読みまました。
ささやくように言うから皆、耳をそばだてたとか。
でも逆説的で、大物だからかなと思ったりもするんです。
小人がボソボソ話しても、鬱陶しがられるだけかな、なんて。。
どうなんでしょう?
>「絶対に失敗する人の特徴」
音声ファイルで配信希望いたします
人生かかってます じぇじぇじぇ^^;
>「小声が勝つ」
そうなのカナ?特に営業では大声の人の方が成功してる人多いみたいだけど
小声とボソボソは違うんですよね。難しいかもしれませんが、小声でかつ明瞭な声。これが説得力を増すんです。例を挙げると姜尚中、山路徹、そして櫻井よしこなど。
いえ~い!
前もそうでしたが、本気とか、人生かかってるとか、気安く使わない方がいいですよ。言霊の力が弱くなりますので。
確かに。。。