不一致は苦しいよね 2013.7.4
2013年 07月 04日

昨日、募集開始した「ビリーフチェンジ個人セッション」と「メンタルコーチング個人セッション」がすべて締切りとなりました。「マネービリーフ」のグループセッションもセッション枠は残り2名。オブザーバー枠はたくさんあります。今年に入ってから、企画するセミナーやツアーがことごとく満員御礼となります。いつの間にやら「集客」のストレスから解放されています。
ちょうど一年前の5月、棚田先生の公開講座に参加したとき、運よくセッションを受ける機会を得ました。「金っすね!金!」が私のテーマだったのですが、そこでお話したのは、「年収2000万円」に到達すること。今の感じだと2000万円は楽勝なので、先日、「3000万円」に基準を上げました。で、そのとき、実は自分の中ではかなり沈んでいたのです。セミナー集客がかなりストレスになってて、商工会議所や企業での研修、経営者に限定したコーチングへとシフトしようと思っていました。
しかし見抜かれたのです。私の「不一致」を。セッションそのものは、おそらく最短の部類であろう10分で終わったのですが、私の中では「大いなる気づき」がありました。その頃も「集客が苦しい」と言いながらも、同業のその他大勢の方々から見れば、かなり成功している方だと思います。それはブログのアクセスがあるから。2007年6月に初めてセミナーをしたときも、25名中24名は私のブログ経由でした。それ以降も、ちょくちょく呼んで頂ける機会は増えたものの、一貫してブログによる集客がメインでした。ちょうどそのとき、セッションを受けた時期、私は「ブログからの集客」を捨てて、別の道を歩もうと考えていました。

つまり「集客が苦しい」なんて表面的な障壁から、それまでずっと続けてきた主にブログ読者さんに対するセミナーを極力減らしていこうと思ってたのです。それは「意識」と「無意識」の完全な「不一致」でした。それが「カチッ」と修正されて、すぐに福岡でセミナーを企画したのですが、いきなり30名が満員御礼。そのセミナーに東京から来られたある女性の方と、7月1日に東京飲み会でご一緒したのですが、「あれから一年ですね~」とお話ししました。その方とはずいぶんとよく会ってるし、今度のアイルランド旅行の「アブダビの部」でもなぜかお世話になることに。それはともかく、確かに5月のセッションと、そして7月頃からいきなり変わってきたような。それ以降、「やりたいこと」がどんどん加速的にできるようになって今もさらに加速中なんですが、ようするにですね、「不一致」が原因だったんです。うまくいかない原因。
この「不一致」ってのは大なり小なり誰もが持っているもの。「意識」ではやりたいのに、「無意識」ではやりたくないと思っている。逆に「意識」ではやりたくないのに、「無意識」ではやりたいと思っている。この「不一致」を修正すれば、す~っと突き進む。それは実体験と、事実を通して体感したので、だからこそ、人の「不一致」にも最近は敏感になっています。私がそのときに受けたセッションはセラピーというより、コーチングに近かったのかも。ただ、「不一致」を指摘するには、卓越したキャリブレーション(観察)能力が必要で、その点ではセラピーのリソースが生かされたのでしょう。
ですので、今回、新たに募集した「メンタルコーチング」でも初回は「対面」にしています。または一回きりのセッションでも「対面」にしています。それはしっかりと観察するため。「不一致」を見極め、それを修正できればと思って。ちょっとした一言で人生は大きく変わる。そんな風に実感しています。
ところで、昨日募集したビリーフチェンジとメンタルコーチングですが、見ての通りセッションを大量に詰め込んでいます。二つ理由があります。一つは単純に「求められるから」です。東京に来る機会は多いとは言え、福岡に住んでますので、出張したときはできる限り受け入れたいと思っているから。もう一つは私目線ですが、「感覚」を磨くため。よく中華包丁の例を出されるのですが、その一本をときどき使って、別のも使ってなどしたら、器用にはなれど中華包丁そのものスキルは磨かれません。それよりも一本の中華方法をただひたすら握り続けることで、どんどんスキルが磨かれます。その結果、私自身のセッション能力が向上し、クライアントさんに貢献できる度合いも高まります。
船井総研が昔、コンサル眼を磨くために、新任当初はとにかく大量に店舗を周らせたと聞きました。常軌を逸するほど店舗周りをさせる。当然、毎日ヘロヘロになります。しかし、ヘロヘロになると、段々と頭で考えるよりも、「感覚」が研ぎ澄まされるようになり、言葉で説明できない「何か」が見えるようになる。経営でもなんでも、重要なのは言葉で表現できる範囲ではなく、無意識に隠れた領域にあるんです。言葉で解決できるなら自分で本読んでやればいい。しかし、実際はそうじゃない。本人に気づかない、言語化できない領域に「本質」があるとすれば、それをしっかり見抜く目を持ったコンサルにお願いする意義があるんです。それはコーチングやセラピーでもまったく同じ。先ほどの「不一致」だって私には気づかなった。だけど、棚田先生にはわかっていた。それにより、たった一言で人生が変わる経験までした。だからコーチングやセラピーは価値が高いのです。下世話な言い方すれば、金額が高いのです。12時間かけて移動する鈍行列車よりも、2時間でひとっ飛びする飛行機の方が値段が高いのと同じ。
ですので、私も結果重視である以上、一時間のセッションを次々と繰り返す方が効果的だと実感しています。棚田先生が言うには、セラピーは短ければ短いほど効果が高い、とはまさにその通り。だからと言って、手を抜けってことじゃありません。時間がかかる方もいらっしゃいます。段階によっては。だけど、あるセラピストが2時間かかって解決するのに対し、別のあるセラピストなら30分で解決できることもある。私は圧倒的に30分のセラピストを選ぶし、私もそうなりたいと思っています。とにかくも、今度の個人セッションに参加される方は、当然こと、お一人お一人が真剣勝負ではありますが、私自身がぐいぐいに「感覚」を磨くプロセスを体験して頂くのもまた貴重だと思います。
とにかく楽しい。めちゃくちゃ楽しい。こんな風に連呼してると、「あなたは人の気持ちがわからないんですね」なんて言われたりする。実際に、「あなたにはわからないんですよ!」と言われたことが過去にありました。そのときは、「そうだ、オレにはわからない・・・」と素直に受け取ったのですが、以前、棚田先生にその話をすると、「わからなくていいじゃん」と一言。そうか、その通りだ。もちろん理解はします。だけど共感はしません。苦しいことに共感して欲しいだけなら、わかってくれる人はたくさんいます。そうだよね、わかるよ。だけど、それで何が解決するんでしょうか。単に寄り添って欲しいだけ、わかって欲しいだけなら、私には役不足です。それを求めるなら別の人のとこに行ってください。
私が提供したいのは単に「共感する」ってことじゃなくて、「解決する」こと。「楽しい」ってどんな感覚か、「豊か」ってどんな感覚か、「安心」ってどんな感覚か、そして「悟り」ってどんな感覚か。私はそれらの「感覚」を知ってるからこそ、その領域に導くことができる。そう自負しています。なので私自身ももっともっと制限をかけずに楽しみます、求めます、そして幸せにどっぷりひたります。それでいい。そして誰もがそれでいい。ハッピーになることに制限をかけなければならない理屈はどこにもない。もっともっとハッッッッッッッッピィ~~~~になっていい。そんなとこでございます。ありがとうございました。
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「安心」ってどういう感じなのでしょうか? 心の底からの安心感ってやつを味わってみたいです。ブログ真剣に読ませて頂いて、小さな行動、大きな決断で早くその境地へ辿り着きたいです!

ありがとうございます。
安心とは宇宙とつながるってことですね!
おっしゃる通りです。