グラグラな人生 2013.6.19
2013年 06月 19日
今日もいろいろと動き。8月24日・25日の「合宿セミナーin河口湖(仮称)」の企画にも着手し、ホテルもしっかり押さえました。一応30名の予定で。内容はビリーフチェンジや人生脚本系になると思うけど、今日の夜、一緒に飲んだ常冨さんのウォールになるほどと思うことが書かれてて、それは「人生脚本」の書き換え方について。それは次の三つ。
1、天変地異
2、「勝者の人生脚本」の人と一緒にいること
3、心理療法(ビリーフチェンジセラピーなど)
2の「勝者の人生脚本」とはその字の通り。「人生脚本」って誰にでもあるのだけど、ようはそれで満足かどうかの話。私は満足だし「勝者の人生脚本」だと言えるけど、中には「敗者」だっているだろうし、そうまで言わなくとも、もっともっと満足な「人生脚本」を求める人もいるでしょう。もちろん私も「完璧」とまでは言えません。ちなみに話変わりますが、今日また恐ろしい話を聞いてしまって、先日参加した名古屋でのコーチングのセミナーの受講者が、この10日間で1500万円をコーチングで売り上げたとか。10名に対してなので平均150万円。一人に付き200万円を超えるオファーもありました。その方がどういう人なのかよくは知りませんが、一年契約とは言え、200万円をオファーするマインドは、、、正直なところ今の私にはなかった。
しかし、そのような話を身近に聞き、さらに場を共有できることは、私の「人生脚本」に対しても大きくプラスになると思います。その意味で「2」の「「勝者の人生脚本」の人と一緒にいること」はとても重要な要素であることがわかります。こう言ってはなんですが、コーチングそれ自体にはさしたる専門性はありません。コンサルティングやティーチングに比べてと言う意味で。では、コーチングの特異性はどこにあるのか。それがまさにコーチの持つ「人生脚本」なのでしょう。
もしコーチングを受けるとすれば、お金に対して豊かな人と困ってる人と、どちらがいいですか。その他の要素はすべて同じだとすれば。言うまでもなく「豊かな人」ですよね。こう言ってはなんですが、コーチングを受けるならいわゆる「勝者の人生脚本」を持つコーチでないと意味がありません。これはセラピーも同じ。「存在してはいけない」なるビリーフを持っているセラピストのセッションを受けたらどうなるか。場合によってはとんでもないことが起こります。夜はまた棚田先生の福岡説明会に遊びに行ってたのですが、そこでも言われてました。「プロセラピスト養成講座」はそれなりに回数を重ねてきたけども、メインのテーマはプロの養成と言うよりむしろ、受講生のビリーフなり人生脚本を変えていくところにあった、と。セラピーの技術ばかり学んでも、セラピストの人生脚本が悲惨だったらどうしようもない。
だけど、コンサルティングやティーチングは人生脚本など関係なく、そのノウハウなり技術を教えれば成り立つ商売です。では、特定の技術を身に付けるのと、ふさわしい人生脚本を身に付けるのと、どちらが難しいでしょうか。言うまでもありません。コーチングは確かに誰でもできます。と同時に、誰でもはできません。確かに少しやり方を学べば、ある程度のお金を取ることはできるでしょう。しかし、「ある程度」までであって、それでプロとして成り立つレベルにはなり得ない。それ以上に突き進むにはその人の「人生脚本」なり「人生観」を鍛えることが不可欠なのです。
ここだけの話ですが(・・をブログに書くのもなんですが)、先ほどのコーチングのFBグループには毎日いろんな人が書き込みをしてるのですが、中にはネガティブな人もいます。申し訳ないけど、この人からだけはコーチングを受けたくない、と思わざるを得ないような。その方は先ほどの1500万円のシェアに対して、「私は100%あり得ない」とレスされていました。それに対して私は、「なるほど、アリかも」と思ってしまった。もっとも、そのFBグループでのシェアから実に有益なヒントを頂いたからでもあるのですが。
ようは同じ1500万円に対して「アリ」か「ナイ」かに分かれるのもまた「人生脚本」のゆえなんです。最初の話に戻ります。「人生脚本」を書き換えるには、
1、天変地異
2、「勝者の人生脚本」の人と一緒にいること
3、心理療法(ビリーフチェンジセラピーなど)
の三通りあります。「1」の天変地異は説明の必要はないでしょう。震災・津波など人生を揺るがすような出来事に直面したら、その人生脚本に対して無関係では決してありえない。「3」は私や常冨さんがやってるようなセラピーがそう。もちろんビリーフチェンジに限らず、その他の心理療法でもNLPでも同じ。だけど、私はこの三つにもう一つ付け加えたいと思っています。それはちょうど「2」と「3」の中間に位置することかもしれませんが、「4」ないし「2.5」番目として「モデルとなる『人生脚本』を持つ人からコーチングを受けること」を付け加えます。例えば今、私がコーチングを受けている福岡の白石コーチはいくつかの面で大きなモデルになります。一つは私から見て理想的な体型を維持していること。私は「食べたら太る」というビリーフを持っていますが、彼は「食べても太らない」どころか「太れない」なるビリーフがあるそうです。それはそれでいろいろあると思いますが、少なくとも私にとってはモデルにしたい「人生脚本」です。それ以外にもコーチングで人並み以上に豊かな生活が実現できているし、ビジュアルもいい。50万円を支払う価値が十二分にあるのです。
そこで、私自身の「コーチ」としての資質を鑑みたとき、果たして「モデル」となりうる人生脚本を有しているだろうか。それは私が自分で判断することでなはなく、クライアント及び潜在的クライアントが決めることだろうけど、自分自身の評価は決して低くはありません。でなければ、コーチとしての適正な価格をオファーすることもできなければ、そもそもこのような活動をする価値さえないでしょう。私とコーチングとの出会いは、会社を辞める直前の2004年末辺りだったと思いますが、市民向け講座になんとなく参加して、何となく勉強してみて、何となくブログから無料コーチングを呼び掛けていたのが、出会って一年後の2005年末。翌年から有料化するようになり、いろいろ試行錯誤しながら続けてきたけども、一年前にその情熱を失い、と言うか、セラピーやセミナーの方に関心が傾き新規クライアントの募集を停止していました。それがひょんなことから、7月にコーチングに関する講演のご依頼を頂き、さらに4月末に冷やかしで参加したセミナーで恐ろしい話を聞き、居ても立っても居られずに講座に申し込んだのがつい先日のこと。
何だかんだとコーチングに舞い戻ってしまいました。これって、そもそもの最初の出会いからして、やっぱり運命なのかなあ。今、第4期に入った弊社も「株式会社アンサー」なる社名で、これは雲黒斎さんがロゴも含めてプロデュースしてくれたのだけど、この発想は「Q&A」から来てるんです。Qは私の名前で「質問」を意味するし、「A」はそのまんま「答え」のこと。つまりは、コーチングに由来した社名でもあるので、これもまた運命なんでしょうね。その意味で、まずは私自身がコーチとして、ある種のモデルとしてふさわしい「人生脚本」を身に付けた自負がありながら、スキルとしてもコーチングはもちろん、ビリーフチェンジセラピーの技法も身に付けたので、より幅広セッションが可能となりました。うん、やっぱり導かれてる。そう思うのです。
と言うわけで、先ほどの3つないし4つの「人生脚本の書き換え方」はかなり的を得てると思うし、逆に言うと、何もせずに変わることはほぼないってことも知っておいた方がいいで。むしろ何もしなかったら強化される一方。いつもいつも同じことの繰り返し。「ほら、やっぱり」の連続。「天変地異」を待つのも一つですが、自分でコントロールできることじゃない。何らかの決意、決断が必要なのです。あと、あえてもう一つ付け加えるなら「旅」もいいかな。ただし、行ったことのないとこに限り。旅に出ても確かに視野は広がるかもしれないけど、通常は人生観が変わるような経験にはなりにくい。もし本当に人生観を変えるような旅がしたければ、カルチャーショックを受けるようなとこ。とことん非日常であること。9月のアイルランドは多くの人にとって非日常だし、実は来年のインドも始まろうとしています。それはともかく、自らの「人生脚本」を解体する作業ほど楽しいこともないわけで、これからもグラグラな人生を歩んでいきたいと思います。ありがとうございました。
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