ユーミンを聴きながら 2013.5.30

ユーミンを聴きながら 2013.5.30_b0002156_2221823.jpg今、ユーチューブでユーミン(松任谷由実)を聞きながらこれを書いています。天才だよな、やっぱり。これほど「気持ち」をガラッと変えてくれるアーティストは他にいるかなあ。特にファンってこともないのだけど、たまに聞くと「いいな~」って素直に思える。もちろん、ジャズもいい。マイルス・デイヴィス、ミシェル・ペトルチアーニ、レッド・ガーランド、スタン・ゲッツ、などを聴くといつも「ええな~」って思う。モーツアルトを聴くと「美しいな~」って思う。アイリッシュを聴くと「ああ~」ってなる。だけど、ユーミンは「いいな~」って感じ。今日はそんなモードでブログ書きます。


今日は明日のセミナーの資料の作成と印刷。テーマは「人生脚本」ですが、昨日のブログからメールを何通か頂きました。最近、読者特典の申込みを含め、読者さんからの感想をたくさん頂いています。音声セミナーについての感想もありがとうございます。何回も聞いて頂いている方もいらっしゃるようで、これからも調子に乗ってどんどん発信しますね。ぶっちゃけ、世間一般的なセミナー内容と比較しても、十分にお金を取れる内容だと自負していますので。で、「人生脚本」の話ですが、読んでハッとなったとか。確かに、同じパターンを繰り返してる!


本当にそうなんですよ、本当に。このことは「人生脚本」なんて言葉を知らないときから気づいてましたが、いつもいつも同じパターンを繰り返す。私もにもあります。あ、さっきにフェイスブックに書いたので、その部分だけ引用します。

実は私もあります。それは「マトモにやってできないシナリオ」です。例えば就職とか進学とか、マトモにエントリーして、試験を受けて、面接まで進んでってパターンだと間違いなく落ちるのです。第一印象が悪いとか思ってた時期もあるけど、どうやらそんな単純でもない。思えばずっとそうなんですよ。なんでかな。小中高は内部進学だし、大学は浪人の末、最後は小論文。もちろん小論文が悪いわけじゃないけど、いわゆる英語とか数学とか一般的な科目ではいつも失敗して、ちょっと横道の方法で残るって感じ。

就職もそう。大学4年ときは誰でも内定取れる営業系の会社以外は全滅。本命もダメ。結局、そのときは卒業後に世界一周するため就職活動自体やめてしまったのだけど、その後、28歳で会社員になるときもそう。マトモにエントリーしてもダメって気がしてたので(実際ダメだった)、知人に手紙を書きまくってコネをフル活用。その結果、バイトから契約社員、正社員って感じで進んで、一応、社会人になった感じ。

2005年に会社辞めてからも同様。起業するなら普通は資格取ったり、会社員時代のスキルを生かしたり、いわゆるマトモなやり方があるはずだけど、どうなったかは何度もブログに書いた通り。パワーグッズ売ったり、何となくやってみたセミナーがウケてここまで来たり。いつも、人とはちょっと違う道から入る感じ。ただ、私はそのような「人生脚本」で困ってない。むしろそれでいいと思ってます。これからもマトモにやろうとは思わないし、だからこそそうじゃない方法で生き残れる。競争しても負けるに決まってるから、競争しないやり方で残る。それでいいのです。


このように、私の場合は「マトモにやったら失敗する」ってシナリオが確かにある。常に横から。ズルい、せこいと言われようと、それが私の人生。そうやってしか生きられない。正面からぶつかって勝てるほど強い人間じゃないですから。それは素直に認めます。だけど、人生のパターンって人それぞれ。私はどんなやり方でもハッピーであればいいと思ってる。だけど、人によっては正面から行かなければ価値がない、と思ってる人もいます。その典型が昔の兄でした。勉強ができまくって、常に評価される。大学、大学院とストレートに進むも、その先のポストで挫折。なかなか空かないので、国家公務員一種を受験し、トップの成績で通過。しかし、そこから先は「人間関係」が大切。大学の恩師や先輩、誰かからの紹介などで、すでに決まっていて時すでに遅し。理不尽だと叫んでたそうですが、私からすれば理不尽でもなんでもない。社会に出れば、真正面からだけじゃ立ち回れないのが現実。


それに対して、私は常に横入り。勉強もできない、印象もよくない、根性もない。そんな私が社会でやっていくには「横入り」しかないのです。ただし、法的にも同義的にも問題ない範囲で。それはそれで私の生き方。それを良しとする人もいれば、「真正面からじゃないとダメだ」という人もいる。だけど、それもまさにビリーフです。人はまず、両親からの「愛」を得るためだけに生きる時期があります。幼少期がそうですよね。しかし、本来は「無条件の愛」こそが求められるところ、しつけや教育の名の下で、「愛」に条件が付いてしまうのです。その代表がいわゆる5つのドライバー。


つまり、「完璧であれ」、「努力しろ」、「人のためにあれ」、「急げ」、「我慢強くあれ」の5つ。完璧でなければ愛されない、努力しなければ愛されない、以下同文。「真正面からじゃないとダメだ」は、おそらく「完璧」と「努力」からくるビリーフ。その点、私は弱い。完璧は目指してない、努力は嫌い。だから、横入りはOK。「急げ」は強いかもしれませんが。ビリーフチェンジの肝もそこになって、つまり強すぎるドライバー(拮抗脚本)を弱めること。真正面ばかりにこだわってると辛いでしょ。昔の兄貴がそれ。今は違うけど。一方で私は横入りばかり。結局、いい意味で自分の能力を見限ったことで、横からの「世渡り力」を身に付けたのでしょう。高校卒業して土方のバイトしてるとき、現場の兄ちゃんから「石田、オマエ、世渡り上手やな~」って言われましたもんね。そのときも密かに「これや!」と思ったりもして。バカで根性なしのオレだけど、世渡りで生きていこう、、、なんて思ったりもしてね。そうじゃなかったら、就職活動も辞めてないし、もちろん会社を辞めてないでしょう。今にして思えば、世のシステムに対して力の抜けたところが、いい感じの「人生脚本」を作ったのかなあ。


すみません、、、せっかくユーミン聞きながら書いてたのに、ツイッターでちょっとした論議になってしまい、せっかくの「いいモード」が途中から消えて、いつも通りの口数多いオレに戻ってましたね。もう一度ユーミンに戻ります。ツイッター見たらお分かりと思いますが、オレってすぐにつっかかる。バカだよな~。さてと、ユーミン、ユーミン。


ほんとは書こうと思ったのはね、もっと自分を大切にしたいよね~ってこと。さっきそんなメールを頂いたのです。幼少期に作った「人生脚本」に「自分を粗末にする」ってのがあったら、やっぱりそんな現実を引き寄せちゃうでしょ。だけどね、粗末な人間なんてこの世に一人もいないんですよ。矛盾して聞こえるかもしれないけど、幼少期に自分を粗末にすることで、両親から愛を勝ち取っていた、、、なんてことがあると、それがそのまま「人生脚本」のベースになってしまう。具体的に言うと、両親からひどい言葉をかけられ、大人ならば自尊心を傷つけられたことで「怒り」を発するのだけど、子どもにとって親は絶対的な存在。「怒り」を抑え込み、それを正しいこととして受け止める、つまり「信じる(ビリーフを持つ)」ことで、「自分は粗末だ」との脚本を書いてしまう。でも、それってとてもつらいこと。


そんなことはないよ。大丈夫だから。そのままでいいんだよ。自分の中の幼い子ども(インナーチャイルド)をしっかり抱きしめて、本当の無条件の愛を注ぎ込む。ふとした瞬間、涙が出てきて、ビリーフが氷解する。つまり「人生脚本」が書き換えられる。そうやってどんどん幸せになっていこう。大丈夫。絶対いける。


ユーミンを聴きながら、そんな気分でブログ書きました。明日は早いです。8時40分のフライトなので、7時には家を出ないとね。昼前に名古屋に着いて、ブラブラと街歩きでもします。そして夜は名古屋では初めての「宇宙となかよし塾」です。どんなセミナーになるかなあ。今のところ参加者は30名弱ですが、当日飛び入りでも大丈夫です。フォームからお申込みの際、「まだ席ありますか?」などの問合せは不要です。てなわけで、明日お会いする方、どうぞよろしくお願いいたします。ではまた。ありがとうございました。
Commented by y at 2013-05-31 10:34 x
人生脚本のセミナーまたやってほしいです!
昨日のブログもよかったです。
Commented by katamich at 2013-05-31 14:39
■yさん!
一応、6月28日の夜に東京でする予定です。
by katamich | 2013-05-30 23:39 | ■人生哲学 | Comments(2)