しつこく「あるある探検隊」 2005.2.16
2005年 02月 16日
導師:風邪ひいたんだってな~。俺はいろんな人を行に誘ったけど、行中に風邪をひいた人間は一人もいないぞ。風邪をひいた前後に自分で何をしたのかわかっているのか?
私 :え??、何かしましたか?(酒も飲んでないし、肉も食ってない、オ○○ーだってしてない、、、)
導師:滝を茶化したろう!
私 :え??、別に茶化した覚えは。。。
導師:ホームページの「あるある探検隊」だよ!!(笑)
うわ~!!。導師、そしてお滝さん、ごめんなさ~い。別に茶化すつもりは。。。笑いが、笑いが欲しかったのです。。。でも風邪をひいたのは事実です。素直に反省して今後一切茶化しません。
と、大いに反省をしております、、、が、、、今日のテーマは滝とは関係なく、しつこく「あるある探検隊」にしたいと思います。私のブログって、マイブームになるととことん登場させて、いきなり消えてますよね。最初の頃は、「冬のソナタ」、「窪塚洋介」、「モーニング娘。」、そして秋以降は「のび太」に「ヒロシ」、「波田陽区」など。。。そして今は何と言っても「レギュラー」。あるある探検隊、あるある探検隊、はい!はい!はいはいはい。
しつこいようですが、今の私に「レギュラー」は面白すぎます。なぜこんなに面白いのか。他の若手芸人との比較の上で検証してみたいと思います(ただし個人的に好きな芸人に限ります)。
【レギュラー】
①ネタの完成度 :★★
②インパクト :★★★★★
③センス・ルックス:★★
④多様性 :★
⑤テンポ :★★★★
⑥個性 :★★★★
<総合評価> :18点(30点満点中)
―個性はあるが、「あるある探検隊」しかネタがないと思われる、というかコンビ名が「あるある探検隊」だと思われている。インパクトは大だが、多様性がなく、視聴者を飽きさせることは必至。ネタも誰でも作れそうで「練り」がない。インパクトとテンポだけの「動き芸人」だ。(関西では普通の漫才もやっているようで、面白いらしいが、、、)
【アンガールズ】
①ネタの完成度 :★★★
②インパクト :★★★★
③センス・ルックス:★★★
④多様性 :★★★
⑤テンポ :★★★★★
⑥個性 :★★★★★
<総合評価> :23点(30点満点中)
―個性は認める。今までにいないキャラだと思う。しかしネタ自体は使いまわしが多く、展開もパターン化している。しかしそのパターンが結構面白いのも事実。テンポはレギュラーとは真逆の脱力系だが、これ自体が独特なテンポ感を生み出している。総合的にはラジオで聞いても面白くなさそうという点で、レギュラーと同じ「動き芸人」の部類。
【陣内智則】
①ネタの完成度 :★★★★★
②インパクト :★★★
③センス・ルックス:★★★★
④多様性 :★★★★
⑤テンポ :★★★
⑥個性 :★★★★
<総合評価> :23点(30点満点中)
―ネタは丹念に練られ笑いのツボをきちんと押さえている。特に見た目のインパクトでは勝負せずに、計算され尽くされた「間」と「ひとり芝居」が見事。陣内がテレビにでると、顔が10センチは画面に近づく。本人の葛藤は知らないが、今のところ「飽き」てはいない。
【波田陽区】
①ネタの完成度 :★★★
②インパクト :★★★★
③センス・ルックス:★★★
④多様性 :★★
⑤テンポ :★★★★
⑥個性 :★★★★★
<総合評価> :21点(30点満点中)
―初めて見たときのインパクトは絶大。しかしながら、正直、「ギター侍」以外のネタを想像することは難しい。飽きられたときが最後。ただし、お決まりのフレーズは日常生活でも仕える汎用性があり、そこが売りにもつながっている。流行らせたもん勝ち。逆を言うと、流行が廃れた時が最後。
【ヒロシ】
①ネタの完成度 :★★★
②インパクト :★★★
③センス・ルックス:★★★★★
④多様性 :★★★
⑤テンポ :★★★
⑥個性 :★★★★
<総合評価> :22点(30点満点中)
―久々に出た自虐芸人。「だいたひかる」などと違い、終始無表情なのがよい。次は、次は、と期待させるものがある。ネタが入ると大きいが、外れると辛いときもある。ホストのスタイルとスパニッシュな曲がマッチしており芸人的なセンスは良いと思う。
【南野やじ】
①ネタの完成度 :★★★★
②インパクト :★★★★
③センス・ルックス:★★★★
④多様性 :★★★
⑤テンポ :★★★
⑥個性 :★★★★
<総合評価> :22点(30点満点中)
―まだ一回しか見たことないが、インパクトはあった。ネタも良かったが、多作が難しいかもしれない。正直未知数だが期待の意味もこめて高めの点数をつけた。
【青木さやか】
①ネタの完成度 :★★★
②インパクト :★★★
③センス・ルックス:★★★★
④多様性 :★★★
⑤テンポ :★★★
⑥個性 :★★★
<総合評価> :19点(30点満点中)
―「どこみてんのよ~」という決めフレーズはあるが、近頃はお笑い芸人よりは、マルチなタレントとして活躍している。お笑い芸人としての評価はともかく、タレントとしての評価は高い。
【長井秀和】
①ネタの完成度 :★★★
②インパクト :★★★
③センス・ルックス:★★★★
④多様性 :★★★
⑤テンポ :★★★
⑥個性 :★★★
<総合評価> :19点(30点満点中)
―不思議と青木さやかと点数が一致した。それぞれ西の雄・東の雄、男大関・女大関、といった位置付け。素直に笑えないネタもあるが、青木と同様、タレント志向が強くなってきた。
【だいたひかる】
①ネタの完成度 :★★★
②インパクト :★★★
③センス・ルックス:★★★
④多様性 :★★
⑤テンポ :★★
⑥個性 :★★★
<総合評価> :16点(30点満点中)
―ひとりで笑うところがいただけない。年末の生番組でカミカミだったのを見てから、ちょっとハラハラするようになっている。そこがテンポのなさにつながっている。個人的には頑張って欲しいと思っているが。。。
【名前忘れたけど女子プロレスラーの格好の人】
①ネタの完成度 :★★★
②インパクト :★★★★★
③センス・ルックス:★★★
④多様性 :★★★
⑤テンポ :★★★
⑥個性 :★★★★
<総合評価> :21点(30点満点中)
―女子プロレスラーの格好して、巷の女供をマイクパフォーマンスで滅多斬りにするネタ。パターンはギター侍と同様、「いうじゃな~い」が「は~」に代って、「斬り!」でマイクを叩きつける。その意味で波田の亜流だが、斬る対象が「女供」に限定され、インパクトが強いのが良い。今後の展開に期待。
(以上)
と、10人の若手芸人を評価してみました。なるべく客観的につけたつもりですが、20~23点あたりに評価が固まっています。件の「レギュラー」については、「だいたひかる」に次いで評価が低い結果となってしまいました。にも関わらず、私はそれでも「レギュラー」が一番好きなのです。
言えることは「好き嫌いに点数は関係ない」。しかしこれを言っちゃ~、評価した意味がありません。ここからあえてレギュラーの魅力を言うと、各々の評点が★1つから5つまでと幅広いことが言えます。つまり、他の要素を犠牲にしてでもインパクトやテンポだけで勝負する潔さが共鳴するのでしょうか。
それからもう一つ。芸人には本来不要な要素かもしれないのですが、彼等のスタイルには「癒し」があります。まず、ネタで人を傷つけることがほとんどありません(あえて言うなら、「ぶさいくなのにいいにおい」)。そして終始無垢な笑顔を振り撒いてくれます。通常笑わせる方は笑ってはいけません。「だいたひかる」などはそれで評価を落しています。しかし、レギュラーに関しては、終始笑っていてもそれがマイナスにつながらない笑顔の力があります。しかもお互いを貶しあうこともなければ、どつきあうこともありません。
最近のお笑いは、とかく誰それを犠牲にして笑いを取るスタイルが多く(波田、長井、だいた、青木など)、時として失笑を買うこともあります。しかし、(アンガールズもそうなんですが)レギュラーには特定の人を傷つけることなく、純粋な「ネタ」として「笑い」を誘い出しています。自らの身体的特徴まで笑いの対象とします(アンガールズも同様)。
オーム事件や阪神大震災をはじめ、近頃でも戦争や自然災害、子どもを取り巻く惨たらしい事件、リストラや自殺など社会問題等、昨今、多くの人々の心が傷ついている状況です。
そんな最中、レギュラーの「笑顔」には真の「癒し」の力が宿っています。導師からは「あるある探検隊」で滝を茶化したとで注意を受けましたが、レギュラーには滝と同様、「究極の癒し」が備わっているのです。そうです。頑張れ、レギュラー。負けるな俺。満行まであと9日だぞ。。。と言うわけで、
「お滝に はまって さあたいへん」 ←これで本当に滝ネタは最後です。。。すいません。。。
はい!はい!はいはいはい!
あるある探検隊!あるある探検隊!
どうもありがとうございました~(ブログランキング)
青木さやかは女子アナ出身なのでルックスと弁はたちますよね。
今となってはお笑い以外の仕事のほうが多いみたいですし。
でも、顔はでかいですね。