変わるとき・・・ 2013.4.13
2013年 04月 13日
今日は先月の東京に引き続き、福岡で「婚活・恋活グループセッション」でした。8名の方にご参加頂き、時間いっぱいの濃密なセッションとなりました。通常のセミナーや講演と違って、何が出てくるかわからないセッションは、いつもながら緊張するものです。それでも何とか着地。ビリーフが変わると、それまでとは表情からガラリと変わってしまいます。もちろん誰もが一回ですべて解決するとは限らないものの、それでも確実に何らかの「気づき」をもたらすことができ、タイトルの通り「一歩前進」に例外はないと実感しています。
セッションの後は懇親会ですが、実は8名中2名しか事前の参加表明をされてませんでした。私入れると3名なので、ま、それでもいいかと思いきや、最終的に私入れて7名での懇親会となりました。事前の参加表明は一応の目安であって、当日の参加不参加は問題ありません。今回は初めてお会いする人ばかりだったので、様子を見てからでないとなかなか決められませんもんね。その意味では当日参加の方が多かったのは、それだけスッキリした証拠じゃないかと自己評価。懇親会でもそのようにご感想頂けましたので、今日の段階ではとりあえず第一歩かな。あとは、環境の変化を楽しみ、そしてそのときが来たら、本格的に次に進む決断をすればいいでしょう。昨年11月からスタートしたビリーフチェンジのセッションですが、参加者さんからの報告を見たところ、100日くらいで何らかの変化に気づくようです。もちろん直後の人もいますし、100日以降の人もいるとは思います。とりあえず目安は100日かな、と思っています。そうそう、昨日、セミナー参加者の方から感想を頂いたのでご紹介させて頂きます。3月に東京で開催した「マネービリーフ」のワークショップです。掲載了承済み。
先月のお金に関するビリーフセミナーありがとうございました。実は私には180万の借金がございました。金融会社などから督促状まできて多重債務の自転車操業の手前まできていました。ふとQさんのブログ拝見していましたらお金に関するセミナーの話が。もう「清水の舞台」から飛び降りる覚悟でセミナー参加費 and 懇親会参加費を無理やり工面しての参加でした。
内容は大変充実したセミナーでした、懇親会でも〇〇〇の人などの話聞けて、Qさんからも〇〇のアドバイス、参考にしています。前置きが長かったですけど、実は今日付で「借金完済」する事ができたのです!180万もの借金が。結果が出ました!これでもう(借金から)自由の身です。
セミナーで伝授していただいた事を毎日コツコツと実践していました。結果を果たしたQさんの教えだから疑わずに信じ切って実践したのが結果を呼んだと思います。本当にありがとうございます。このセミナーに出ていなかったら今頃は自転車操業であの世まで走っていたかも知れません。これからは夢を追う事だけに集中できます。本当に感謝いたします。出来ればまたお目にかかった時お礼を申し上げたい気分です。どうもありがとうございました。感謝!
PS 昨年10月頃のセミナーで90日間で願望を実現する「わたしの物語」の文章で1年後には借金完済していますと書かせていただきました。それを今も拝読させていただいています。1年後どころか半年後で借金問題が解決に至ったのです!やっぱりQさんのエネルギーは凄いです!お金に関するセミナーで記入した「請求書」もきっと叶う事でしょう。
ありがとうございます。具体的な話はまだ聞いてはいないのですが、結果を出すコツがあるとすれば、やはり「毎日コツコツと実践」になるのでしょうか。思えば私もそうでした。2009年の夏頃、私にとってちょっとした転機。別の言い方すればピンチがありました。それまで主に生計を支えていた物販を辞め、セミナーやコーチングに絞ってやっていこうにも、参加者が減る傾向にあった時期。このままではヤバいと思って、7月1日から100日間、あることを実践しました。すると、9月には月収100万円を超え、10月には本の出版が決定。などなど。とにかく切羽詰って、わらをもすがる思いが通じたのでしょうか。なので、この方の書かれることは実感としてよくわかります。
そして、これもやはり「時期」なのかな、と。人は変わる覚悟があれば何でもできるし、だからこそ変われるもの。しばしば私のような活動を、無料でとか、慈善事業で、菩薩行で、、、などと言われる人もいますが、今までの経験上、無料でやってうまくいった試しはほとんどありません。2008年4月に東京で「投げ銭セミナー」なるものをやりました。参加は無料だけど、終了後に納得できる金額を無記名で箱に入れる、なるやり方。募集人数80名がすぐに満員になり、25万円もの収益があったので自分としてまずまずと思ったものの、頂いた感想はそのときのが一番「酷評」でした。1円を入れる人もいたし、3名分を申し込んで無断欠席なんて人も。一方で一万円を入れる方も7名いらっしゃったので、身びいきはあれど、トータルとしては成功でした。ただ、その後も同じイベント(投げ銭形式)を大阪や福岡でもやって欲しいと要望を頂きましたが、もうやることはないでしょう。
無料(安価)でやると酷評が多くなる。理由は二つあって、一つは単純に講師の力不足。無料でしかやれない力量で評価されることは少ないでしょう。もう一つは参加者の態度。有料、それもそれなりの金額にすると、参加者は積極的に「学ぼう」なる態度を強めますが、無料・安価であれば、その態度を引き出すのは難しくなります。無料なら参加するけど、そうでなければしない。一方でそれなりのお金を払ってでも参加したい。そこには「態度」があります。つまり、これが「時期」なのです。
正直な話、人を変えることはできません。正確に言うと、変わろうと思わない人を変えることはできません。だけど、変わろうと思ったとき、適切にそのお手伝いをすることはできます。そしてそれこそが本来の仕事です。ビリーフチェンジのセラピーでも、最終的に「本人の決断」を尊重します。変わりたいと思ってやってきても、いざセラピーの場では「変化」に対して強く抵抗するシーンもあります。いや、普通は抵抗するのです。それが潜在意識の性質だから。そしてセラピストである私自身も、クライアントの「変化」を意図的に抑制しようとすることがあります。「変わりたいですか?」と聞くと、普通は「はい」と答えますが、私はさらに様々な条件、つまり「変化」における恐怖心をあおるような投げかけをして、「変わりたいですか?」について「いいえ」を意図的に引き出そうと努力することさえあります。
だけど、本音は違います。心を鬼にして、「変化」を抑制しようとしながら、本心では「勇気を出して決断してくれ!頑張ってくれ!」と祈るような気持ちなんです。今日も何度かそんな場面がありました。「はい」と言っておけば、とりあえず次には進んで、とりあえずセッションは終わります。だけど、それが本心からの「はい」なのか、何となく空気を読んでの「はい」なのかは、全神経を鋭敏にしてきちんと判断する必要がある。本心からの、無意識からの「はい」であると確認できた時点で、ようやく「変化」の段階に進めるのです。
その一方で、逆に「変わりたい」という意思が強くない場合、、、残念ながらセッションを中断することもあります。そのときはハッキリ言います。「まだ変わる準備ができていないようです」と言って、だけど、その説明とフォローはしっかりとします。それがいいか悪いはわかりませんが、どうにか「納得」してもらうとするのは、まだ、私が未熟なのかもしれません。細木数子のように相手を一言で突き放して「はい、お金返して」と5秒で10万円を受け取るような勇気はないので、どうにか説明をしてしまいます。それがいいか悪いかは、今後の活動でわかってくることでしょう。
いずにせよ、グループセッションは全エネルギーを注ぎ込むので、一つ終わるごとにヘロヘロになります。なので、たいてい、セッションが終わった休憩時間は私らしからぬ無口になります。それでもシーンとするのは辛いので、何とかしゃべるんですけどね。とにかく一つやって休憩、一つやって休憩。そうやってエネルギーを調整しながら進めていくのも、回を重ねるにつれてかなり馴染んではきました。とにかくスリリングなので見てる方もハラハラドキドキ。それだけに、一つのセッションがきちんと着地すれば、場全体がスッキリするので、ほっと一息つくところ。懇親会に不参加予定だった方も、思わずビールを飲みたくなるのでしょう。
懇親会の席である方が、こんな一言を言われました。「〇〇さん、、、気になるなあ」、と。その気持ちはすごくよくわかります。他人のセッションを見ていると、そのビリーフが重なるときなどは、まるで自分を見ているような気にさえなってくる。その人が幸せになれば、私も幸せになれる。逆に自分が幸せになれば、その人も幸せになれる。純粋にそんな気持ちが芽生えてくるのです。そしてそこに自発的に「祈り」が生じます。普段は自分や家族の幸せを祈っているのだけど、グループセッションでは、頑張ってビリーフと向き合った目の前の人を、心から応援したくなるもの。そして何も言わずとも、心からその人の幸せを祈ることができるのです。それは私だってもちろんそう。確かに参加者やクライアントが成功して幸せになることで、私の「サービス」それ自体の価値が上がり、商売上も有利になるのは事実です。だけど、それはそうとしても、一方で、純粋に参加者の幸せを願う自分もいるのです。
セミナーやセッションが終わって、布団に入って思わず考え事をするとき、目の前にその日の参加者の皆さんの顔が浮かびます。正直、全員が全員に対してではありませんが、印象深かった人、気になった人に対しては、「どうか、〇〇さんが幸せになりますように」と心から祈ってる自分がいるのです。それは普段からもそう。最近は自分のことよりも、他人の幸せを祈ることの方が多くなってきました。ブログではクソとか言ったり、人をdisってばかりの私ですが、純粋に他人の幸せを祈る瞬間だって、決して少なくないのですよ。
だからなのかもしれません。自分で言うのもなんですが、私は幸せです。そうか。人の幸せを祈るってことは、自分を幸せにすることなのか。まさに「情けは人の為ならず」なのでしょう。久高島の真栄田苗さんも言っておられたように、まずは他人から。そうやってみんながみんな、他人のことを祈り合うことができれば、それ以上の幸せはありません。懇親会の席でも最後に「では、今日はセッションを受けられた方の幸せを祈って寝ることにしましょうか」、、、なんていつになく「いい話」で締めくくることができました。自分よりも他人の幸せを祈ることの尊さ。そんな「気づき」も頂いたグループセッションでした。来週は大阪です。ありがとうございました。
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