親から受け継いだものって 2013.4.4
2013年 04月 04日
4月に入ってから明らかに空気変わりましたね。新年度なので、世の中ではいろんな変化があるのでしょうが、私は相変わらず淡々と過ごすのみ。会社としては4月決算なので、5月から新たな第四期がスタートします。最近は弥生会計を見るのが楽しい。まだ三期とは言え、確実に売上が増えているから。2月の時点で昨年の売り上げを超えたので、3月、4月はなんとなく消化試合的な感じ。来期もさらに上回り、これからも右肩上がりを継続していきたいと思います。
いくつかご案内。まず、今月13日は福岡で「婚活セッション」を開催しますが、こちらはまだセッション枠も空いています。とりあえず「婚活・恋活」をテーマとしていますが、もう少し幅を広げてもいいと思っています。つまり、婚活や恋活ではないのだけど、逆に離婚や人間関係に課題を持っている人もOKだし、さらに広げて仕事や性格に関することでもいいです。何をテーマにしようとも、行き着くビリーフは同じですからね。ただし、今回は女性限定でお願いします。
それから、その翌週21日の大阪での「婚活セッション」のセッション枠は埋まりましたが、オブザーバー枠はまだあいています。20日の「マネービリーフ(ワークショップ)」もまだ席はありますので、この機会にどうぞお待ちしております。あと、6月8日~10日のQ州ツアーもまだ席はあるものの、いつものように早期に満員になる可能性高いので、ピンと来た方はぜひご参加くださいね。で、次回の東京出張ですが、5月の予定です。まだ、日程はハッキリしないのですが、平日の夜に「宇宙となかよし塾」、土日に「婚活セッション」と「マネー・セッション」をしたいと思っています。「婚活セッション」は3月にやった通りですが、今度は新たに「マネー・セッション」を開催します。ようは、「マネービリーフ」のグループセッション編ですね。もちろん参加は男女問いません。
昨年の5月、何となく冷やかしで参加した、棚田克彦先生の「ビリーフチェンジ公開セッション」に参加し、私は運よくジャンケンに勝ってセッションを受けることができました。二日間で10人くらいセッションを受けたと思うのですが、そのときは私以外は全員女性。それもなんとなく深刻なテーマが多かったような。生きにくい的な。その中で私が選らんだテーマは「金っすね、金」でした。ビリーフは主に家庭環境(主に両親との関係)によって構築されるもので、例えば両親が「お金がない」ばかり口にしていると、「お金はないものだ」なるビリーフが植え付けられ、大人になってからも「お金がない」を実現してしまいます。「ビリーフチェンジ」とはその「お金がない」なる思い込みを潜在意識レベルから取り除くことが目的。
実際、親の収入と子どもの学歴・収入とは相関関係があると言われて久しいですが、確かに収入の多い家庭だと、それだけいい教育を受ける選択肢も豊富にあります。しかし、それ以上に重要なのは、親から受け継ぐ精神的なビリーフです。どんなに経済的に恵まれていても、「オマエはダメだ」と言われて育つと、そのままの人生を選んでしまいます。よくありがちと言えばありがち。お父さんが医者や弁護士、大企業の社長や重役とかだったら、確かに経済的には恵まれているのでしょうが、それだけ要求水準も高くなって、それに応えられないと「ダメ」のビリーフを植え付けられてしまう。逆にさほど裕福でなくとも、適度な厳しさはあれど、常に親から承認されて生きていると、それだけ自己承認力も高くなり、物事に対して前向きに対応できるようになります。もちろん勉強もできるでしょう。
私の家庭環境で言えば、親は私立学校の教師なので、決して貧しい思いはしてこなかったものの、飛びぬけて裕福でもなんでもなく、ま、過不足なく普通に暮らしていたと思います。私は男三兄弟の二番目なんですが、兄と弟はとにかく学校の成績がよかった。特に理系科目。父親が数学教師なので、その血筋なんて言われることもありましたが、血筋だけなら高校時代に数学のテストで0点を取ったことある私の説明が付きません。そして兄も弟も特別な英才教育を受けたわけでなく、塾や習い事などもなかったはず。それでも成績だけはよかった理由に、家庭環境は確かにあると思います。とにかく家には本が大量にありました。そして父親は常に本を読んでいました。数学教師なので自然科学系の本も多かったと思いますが、今見ると圧倒的に多かったのが歴史もの。
私は高校卒業までほとんど本を読まずに過ごし、浪人して突然、哲学書を中心に本を読み始めたのは、今思うと突然変異でもなんでもなく、本に囲まれた環境が無意識に何らかの影響を与えていたのでしょう。今、私の部屋には本棚や押し入れに本がビッシリあります。自己啓発や心理学系の本が多かったのですが、最近はなんと、、、「歴史もの」が浸食しつつあります。今は日本史もの。最近、教科書を一般向けにリニューアルした「もういちど読む山川日本史」ってのを買ってみたのですが、教科書ってこんなに情報が少なかったのか~とビックリしています。
例えば「壬申の乱」と聞いてすぐに説明できる人は、現役で歴史好きでもなければ、ほとんどいないと思います。恥ずかしながら最近まで私もそうでした。もちろん学校で習ったので言葉としては知っているものの、説明ができない。教科書では半ページ。だけど、巷には「壬申の乱」だけで無数に本がありますし、昔読んだ手塚治虫の「火の鳥太陽編」なんてそのまんま。歴史の中の出来事一つとっても、読み始めると止まらない。だから面白い。ま、それはともかくとして、今さらながら、にわかに歴史オタクになろうとする今日この頃。自分の本も進めないといけないのに、つい歴史の本に手が伸びてしまう。そんなのも、今思うと、歴オタだった父親の遺伝子と言うか、環境をそのまんま受け継いでるんだな~って実感させられます。
もちろんそのこと自体はとてもいいことでしょうが、逆もありますよね。私に関して言えば、まず、親が教師、つまりサラリーマンだったため、長らく自分もサラリーマンでしか生きていけないし、当然、それなりの収入しか得られないと思っていた。それでも、途中から落ちこぼれてしまったのが幸いしてか、サラリーマンさえできなくなり、自分で何とかする方向にシフトチェンジしたのが2005年のこと。あの時期はいわゆる親からのビリーフを超えた、「大丈夫」なる宇宙的真理につながってしまったので、確かに「大丈夫」で今までやってきていました。なんだけど、今一つ、思ったように収入が上がらない。なんとか生活はしていますし、これはこれで満足ではあるのですが、何か「制限」があると感じていたのです。それを取っ払えればいいな~と思って、軽い気持ちで「金っすね、金」と言ったのが、昨年5月の公開セッションでした。ふう、ようやく、話が戻った。。。
で、他の人のセッションを見ていると、テーマこそ違えども、親からの影響って大きいんだな~と実感させられることばかり。そうやって見ながら、自分自身でもセルフセッションをしてたのですが、あっと気づいたことがあります。大学に入ったとき、奨学金もあれば助かるので申請してみました。そのとき、親の収入の書類を提出する必要があり、そこで初めてそのときの親の年収を知ってしまったのです。そのときは多いとも少ないとも思わず、こんなものか、、、と思ったものの、私の大学は決して大きくはなく、奨学金をもらえる定員も限られていました。そして公立大学だったのもあり、どちらかと言うと苦学生的な人も少なくなかった。そのとき、親の収入要因で外れてしまったのです。そのとき、意外と多かったのか~と思ったのですが、昨年の決算の数字が、まさにそのときに見た数字より及ばずだったのです。接近はしているものの、何か超えてはならない的なビリーフがあったのでしょうか。
まずそれが一つ目の気づきでした。で、実際のセッションもそんな感じになるのかな~と思ってたのですが、「金っすね、金」と言った後、まったく違う流れで、わずか10分ほどで終わってしまったのです。だけど、そのわずか10分のセッションは私にとってとても有意義なものとなりました。だからこそ、50万円の養成講座にも参加することになったのですが、結果的には本当に受けてよかった~と思っています。その10分で何が起こったのか。前も書いた通りですが、自分自身の「不一致」に気づくことができたんです。
つまり、自分としては「やりたい」と思っていた方向がありました。そのときは商工会議所や企業などを中心として、つまりビジネスセミナーを広く展開したかったのです。だけど、実際はそこまでやりたくもなかった。これまで通りにブログで集客してセミナー続けるのもつらいな~とか思ってて、なので、最初から集客してくれるビジネスセミナーに進みたいとか思ってたんです。要するに自分で集客することの辛さから逃げたかっただけ。ビジネスセミナーなんて、もちろんできるし、何度もやってきたわけですが、私が本分を発揮できるのは必ずしもそこじゃなかった。そのことに気づいてからどうなったか。加速しました。そして今、第三期の決算についても、大学時代に見た親の収入を抜かしている状態で、私の中でも一つ弾けたようなのです。ただ、厳密に言うと、私のは「年商(売上)」であって、実際の「年収」としては、まだ超えるわけじゃないですが、それでも自力で当時の親の年収以上には売り上げることができたのは大きいじゃないですか。しかも、私の場合は「年商」と「年収」とそこまで変わらないものですし。
と言うわけで、昨年5月にセッションを受けてよかったのは、実際にビリーフが外れたことだけじゃなく、外そうと思えば外れる事実を知ったこと、かな。そんなわけで、5月にやろうとしている「マネー・セッション」についても、直接ビリーフを外して加速的に収入が上がれば楽しいですもんね。そう言うわけで、沖縄の余韻もそろそろ抜け出て、かなり平常に戻った感じかな。今やってる一週間の滝行も気分を切り替えるのにいいきっかけになっています。それではまた明日。ありがとうございました。
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