この季節になると毎日、花粉の話題ばかりでワンパターンですね。今日の滝は昨日よりは冷たくて、冬眠から覚めたヘビさんもビックリだったかも。ヘビは弁財天の遣いであり、財運をつかさどります。今年はアベノミクスでデフレ脱却の期待もあるし、個人的にもどんどん稼ぎたい一年ですね。さて、財運と言うと、17日の「マネービリーフ」のセミナーの話ばかりで恐縮ですが、今回はいつもと違う傾向があります。それは男性が多いこと。前日の婚活セッションは女性限定にしてますし、先日の熱海も、そして今月末の沖縄も圧倒的に女性が多いのですが、17日だけは男性が多い。やっぱり「お金」がテーマになると男性率は上がるのかな。ただ、言うまでもないですが、別にビジネスセミナーをやろうと言うわけじゃありません。「お金」は誰もが生きていく上で不可欠なツール。ただ、これほど「いろいろある」のも面白くて、その日を境に「お金」に対する接し方がいい意味で変わればいいな~と思っています。ちなみに昨日紹介した、お金を使うときの「ありがとう~、お友達連れて帰っておいでね~」も、それを習慣化するだけでかなり財運が上がりますので、ぜひ実践されてくださいね。
とにかく、何だかんだ言っても「お金」があった方が絶対に楽しいのは事実。理想的なのは、必要なこと及び本当にやりたいことを我慢しないでいいレベルをキープすることでしょうか。私がセミナーで着地したいとこもまさにそこで、秒速で億を稼ぎたい人は別のセミナーに行けばいいでしょう。ところで、前日は「婚活」のセッションになるのですが、「お金」と「恋愛(結婚)」には大きな共通点が一つあります。それは「受け取り上手」が得をするってこと。それは同時に「与え上手」でもあるのですが、私の周りを見渡すと、「受け取り上手」になることが課題な人の方が多いような気がしています。
つまり「お金」も「愛」も、そして「豊かさ」もまずは「受け取り上手」になることが大切かな。もっとも、「受け取るのは上手だけど与えるのは下手~」って人もいるにはいますが、とりあえず見たところ「受け取り上手」が課題の人が多いのでその話。
なぜ受け取ることが下手なのか。それはそのまんま「ビリーフ」です。つまり自分自身のことを「受け取るに足りない人間だ」と思い込んでいる状態。一言で言うと「自信がない」ってことなんでしょうが、何度か書いたように、「自信」なんてのもまさに幻想。そもそも「自信がある」なんて状態はなくて、単に「自信がない」があるだけ。赤ちゃんを見てると思いますが、赤ちゃんはいつも「自信」があることもなく、ないこともない。単に「自然」に生きているだけで、やりたいことやってるだけ。だけど、悲しいかな、成長につれて外からの汚染により減点法的にどんどんセルフイメージが低くなってしまう人がいる。とりわけ、生れてから15歳前後までにその「イメージ」は完成してしまい、その後の人生はずっとその状態のままに送ってしまう。これもまた「人生脚本」なんですが、「自信がない」ままの「不自然」な状態でいると、お金も愛も受け取るのが下手、受け取っては申し訳ない、受け取るほど価値がない、、、などと思ってしまうもの。
つまり「自然-不自然」が「減点部分」であり、制限となるビリーフなわけです。そこで、どのように「減点」されてきたのかは、いろんなパターンがありますが、主として両親から投影であることが多い。両親が「受け取り下手」だったら、それをそのまま子どもにも受け渡してしまう。つまり、「私の子どもなんだから、優れているはずがない」などと思い込み、もちろん淡い期待こそしていても、心の奥底では自分に対する「イメージ」をそのまま子どもにも受け渡して、無意識的にそのような態度で接しまうもの。この絵は「闇金ウシジマくん」から「フリーターくん」の話ですが、ババア(母親)は自分のすることに何かとイチャモンつける。
「俺がもみあげ伸ばしたとき」だって、それが似合ってようが似合ってまいが、「いいじゃん」の一言が言えない。それはババアもまたその両親から「いいじゃん」と言ってもらってなかった、その世代連鎖なんですよね。この漫画はそんな登場人物ばかり出てきますので、心理セラピー的にも勉強になる部分は多いです。ただ、この登場人物もそうですが、「自信がない」と言ってる人たちについて決定的にダメなとこが、自分の人生をすべて人のせい、人任せにしてるってこと。
私がやってるビリーフチェンジセラピーでも、最終的に「自分の人生は自分次第」ってことに着地するわけですが、結局、自分が不幸なのはすべて自分以外の人とか環境のせいにして、そっから脱出しないところに問題の根っこがあるのです。ただし、それはそれで本人にとって「楽(ラク)」なので、何だかんだ自分の人生に不満を言いながらも、やっぱりそのラクから抜け出すことができないでいる。「ババアのせいなんだ」と言っておけば、確かに愉快ではないですが、少なくともそれ以上自分が傷つくことはない。その繰り返し。
お金も恋愛も人生も、すべては自分次第。このことが本当に腑に落ちて初めて自ら「人生」を切り開くことができるもの。その瞬間、「自信がない」なんて「不自然」な状況から脱出して、ごくごく自然な感じで「受け取り上手」になることができるんです。ちょっと厳しい言い方になったかもしれませんが、「すべては自分次第」ってのは、わかってしまえばこんな楽なこともありません。だって、他人や環境からコントロールされることがなくなるんですよ。ものすごく自由じゃないですか。「自分次第」と「自由」とは完全に同義語です。やりたいことをやる、行きたいところに行く。それは自分次第だから実現できるもの。「マネービリーフ」から解放されるってのも、ようするに「自由」になろうってことなんです。そんなとこですね。
そう言えば昨日
メルマガで配信した音声セミナーの感想をいくつか頂きました。メルマガだすとそのまま反応を頂けるので楽しいですね。その中の一つをご紹介します。
音声セミナー拝聴しました。○○在住のメルマガ読者○○と申します。
老眼が進み、文字を読むのがキツくなってきた身には、大変有難い【音声セミナー】でした。
ありがとうございます。Qさまのお声も柔らかで心地よく、集中して伺うことができました。
正直、初めは【お金】のことかぁ~と、引き気味だったのですが、聞き始めからグイグイ引き込まれ、最後は自分の思い込みの正体が、うすぼんやりで はありますが、見えた気までいたしました。
自分の奥深いところにある、本当は稼ぎたい(獲物を狩りたい)(社会的に認められたい)という焦燥感に、あえてふたをして、金銭に関してはタッチ しない、やりくりの範囲で暮らす、清貧結構のポーズをとっている。ウソっぽいですよね(^^;)
ここ最近は、お金万能主義・拝金主義の論調と、お金イコール悪の元凶だとバッシングする論調の極端な流れを感じていました。もっと、いい意味で の、力の抜けた【お金】との付き合い方ってないのかなと思っていた時でしたので、今回の音声セミナーには、感謝いたします。
ありがとうございます。そう、力抜いていいんです。とかく善か悪かの両極端に偏りがちですが、「お金」ってのは本来は無色透明で、だけど、その人の価値観、ビリーフがかなり色づきやすいのも事実。そもそも無色透明だってことをベースとすれば、もっともっと自由で気軽な付き合い方ができるんじゃないかな~と思っています。お金との付き合い方もすべては自分次第。だったら、やっぱり楽しく付き合いたいですもんね。てなとこで、また明日。ありがとうございました。