実は最近、夜の9時過ぎには子どもたちが寝て、そこから自分の時間が始まっています。一緒に寝ようとしても、夜中にたくちゃんに起こされる時期。だったら、今の時期はむしろ積極的に夜更かしして、2時や3時に寝ることが続いています。それはそれで誰にも邪魔されない時間なので、いろいろはかどっています。でも起きるのは7時から7時半くらい。昼寝などもほとんどしないので、一日の睡眠時間は決して長いわけじゃないです。たくちゃんの寝るリズムが落ち着いてきたら、また、早起きをスタートしたいと思っています。そんなわけで、朝食後、9時には滝行に行き、今日で21日目。写経も21枚目。今年も年間100日の滝行と、108枚の写経を完成させたいと思っています。
そして今日は見事に雪が降ってきました。よく考えたら、よく考えなくとも、今は真冬。雪が降ることだってある。こんな日にもただ淡々と滝に打たれることできる時間と健康には、ほんと感謝しかありません。人間にとって最も大きな幸せとはどんな状況か。これは「感謝」しているときだと断言できます。なので「幸せになるには感謝すればいい」なる自己啓発もありますが、それは確かに100%正しいものの、それができないから苦しいのもまた事実。そこで「ツイてる」、「ありがとう」、「感謝します」と口にすれば、潜在意識がどんどん感謝モードになって、幸せを感じることができる。そう教える人もいますし、これまた正しいこと。
私自身、本当に人生が変わってきたことを実感したのは、2004年5月に読んだ斎藤一人さんの本との出会いでした。単純な話。「ツイてる」と言えば運がよくなると書いてある。これには衝撃を受けまして、それから「セルフツイてる教」を開宗し、どんなことにも「ツイてる、ツイてる」と言いまくっていたら、本当にいいことがどんどん引き寄せられてきたのです。もちろん「ありがとう」でもいいです。とにかく「ありがとう、ありがとう」と言いまくる。車を運転してるときも、「ありがとうございます、ありがとうございます・・・」と唱えまくっていました。するといわゆる「感謝神経」が太くなって、どんな事態に対しても「ありがとう」と言えるようになる。会社員時代の最後の一年は、ちょうど社員がたくさん辞めて、業務も増えて、いろんな意味でつらかったはずなんですが、精神的には一番楽な時期ではありました。それはまさに「感謝神経」のおかげだと思っています。そしてそのまま会社を辞めて、何だかんだ悪態付きながらも、ベースの「感謝神経」は弱ってないので、基本的にいつもハッピーです。
「感謝」のすごいところは、感謝モードに入ると、「感謝したいこと」しか引き寄せられなくなること。わかりやすく言えば、感謝モードに入っていると、お金はバンバン入ってきます。異性からもモテますし、いい友達、人間関係にも恵まれます。正直なところ、私も今は、何の不満もなく感謝して幸せに暮らしていますが、実際、お金も人も環境も、ものすごく恵まれてると思います。秒速で1億円は稼げませんが、過不足なく、ある程度やりたいことをやりながら平穏に暮らしています。今でこそ、それが当たり前になっていますが、一昔前は決してそうではありませんでした。特に会社員時代。それをハッピーな方向に転換できたのは、「ツイてる」とか言いまくって無理やり感謝モードに切り替えたのは大きかったと思います。ですので、今もミクロレベルではいろいろ嫌なことがありますが、そんなときこそ、「ツイてる!ありがとうございます!感謝します!」と車の中ででも言いまくってたら、その嫌な気分がどっかに吹っ飛んで、気が付けばいつの間にかミラクルが起こってたりします。
ですので、これから本当にハッピーなモードに入って、どんどん引き寄せを体験したいのであれば、まずは三日間、一切の不平不満を言わず、何ごとも「ツイてる!ありがとう!感謝します!」って言いまくる決意をすればいいです。そして一人になったとき、その「ツイてる!ありがとう!感謝します!」をオーバーアクションで、身振りも表情もぐちゃぐちゃに変えて言いまくるんです。何だかんだ、これやってない人も多いですもんね。クレイジーと思われるほど、「ツイてる!ありがとう!感謝します!」って涙流しながら言ったりとか。涙流れなければ、目薬で偽装すればいいんです。何度も言うように、「潜在意識」は「感覚」のことであり、つまり「身体」なのですから、身体を使わずに潜在意識の情報を変えようなど、めちゃくちゃ非効率なこと。とにかくクレイジーに感謝しまくる。強引なまでに感謝モードに入ると、気が付けば嫌な気分も吹っ飛んで、ハッピーなことしか起こらなくなります。これは本当の話。
ただ、、、とは言うものの、その「強引」ができない人が7割以上はいるみたい。私は幸いにも「強引」ができるモードに入っていたので、それこそ「ツイてる」も「加賀田式」もクレイジーにやって、かなりの効果を出せたのですが、その「強引」のできない人のなんと多いことか。よく「やる気」や「モチベーション」って話が、自己啓発でもビジネスでも言われますが、「やる気」を出す秘訣って一つしかないんですよね。それは「動く」こと。一般的には「報酬をもらう」とか言われますが、それって自分ではなかなかできないでしょ。自分にご褒美とか言いながら、達成する前にご褒美しちゃう人だって多いわけだし。結局、自分で自分のモチベーションをアップするには、「動く」しかないのです。それを心理学では「作業興奮」って言ったりするのだけど、まずは動いて脳を活性化させること。そのために、今、できることは、このブログに向かってガッツポーズで「ありがとう!」と言ってみるとか。たった、それだけの動作でも、脳は反応します。黙って待ってても何も動きませんからね。一つ何かを動かせば、あとは連鎖して、大きな行動に結びつくこともありますから。
ただ、、、ともう一度言いますが、その「動く」ができない人は、また、その中の7割くらいはいます。つまり、強引にハッピーモードに切り替えようにも、5割はその「強引」とか「動く」ってことがそもそもできない。それはなぜか。それがまさに「コリ」の仕業なんですよ。結局、強引に感謝と言われても、「だって感謝できないし」とか「私なんか幸せになっちゃいけない」とかどっかで思ってたら、と言うか、身体がそのように染み着いていたら、「感謝」なんて言葉自体が「異物」となって排除しようとする。その排除する主がコリなんです。なので、強引に感謝するにもまずはコリをほぐすしかない。
では、どうすればコリをほぐせるのか。それはですね、、、感謝しないこと、なのです。もっと正確に言うと、感謝できない理由があるはずで、その理由をしっかりと表に出すこと。アンソニー・ロビンズの自己啓発なんかでは「朝と夜のクエスチョン」なんて項目があって、そこでは「今、何に感謝できますか?」なる問いかけがあるはずです。それで日常の些細ないことでも、「感謝」を見つけて感謝モードになりましょうって話ですが、それもできない人はできない。だとしたら、逆に「今、何に感謝できませんか?」と聞いてみる。するとワンサワンサと出てくるはず。これを世間一般では「愚痴」とか「不平」って言うのだけど、ここで重要なのは「言いっぱなしにしない」ってこと。愚痴をこぼせば、誰かに聞いてもらえば、そのときはスッキリした気分になります。だけど、一晩寝ればまた愚痴言いたくなるもの。愚痴言ってもいいけど、言いっぱなしにしないこと。
ではどうするか。それは「書く」ことです。とにかく何が不満なのか紙に書きまくること。今の不満でもいいし、過去の不満でもいい。未来への心配でもいい。とにかく心にあるネガティブな要素を、紙に書きだすのです。ネガティブなことは言わない、書かない方がいいとか自己啓発畑では言われますが、私もそう思った時期はありながらも、これは完全に間違いだと今は知っています。とにかくノート用意して、書いて書いて書きまくる。重複してもいい。書いてると涙出てくるかもしれなけど、それは浄化が始まってる証拠なので、どんどん書き出す。これはどんな効果があるかと言うと、自分の中のネガティブンな要素、つまり「コリ」を外に出して、客観視することができるんです。コリは「目に見えない」から取れないのであって、外に出して「目に見える」ようにすれば、それだけで半分以上は取れたも同然。だけど、もう一つ重要なこと言うと、そのコリ、ネガティブな要素だって、自分にとっては役立ってた時期があって、いわば自分を守っていたこともあるんです。例えば「動いたら危険だよ」みたいな意図で、自分を守っていた。だけど、その意図にも賞味期限があって、切れた後は不必要なもの。それでも、その不必要なコリをずっと持ち続けてしまうのが人間なのです。
だから、とにかく書き出すこと。誰に見せる必要もないし、自分で読み返す必要もない。ただ、書いて出す。だけど、それは自分を守ってきた錆びついた古い鎧のようなものだから、いつかはそれにさえも感謝できる日が来るかもしれません。そのノートが憎らしかったら殴ってもいいです。いや、一度は殴ってみてください。どんな気分がするか感じることも大切でしょう。そしていろんな思いをすると思いますが、外に出すことで確実に浄化が進んでいますので、とにかくやってみる。そしてある日、それでも本当に「感謝」できることってあるよね、、、ってことに気づきがあれば、それで準備完了。あとは、先ほど言ったように強引に感謝してみればいい。そうやって初めて本当の意味での「感謝モード」への切り替えができて、それからはハッピーにしかなりませんので、おめでとうございます。
そんなわけで、今日はかなり実践的ないい話書いてしまったので、そろそろハッピーモードになろうかな、と思う人は、どのレベルからでも試してみてくださいね。いよいよ明日は満行。今日は早めに寝て、5時半に起きて北九州に行ってきます。ありがとうございました。