祈りの旅 2013.1.22

 昨日もらった薬がかなり効いてるのか、喉の痛みはすっかりなくなりました。若干、咳が出る程度ですが、眠れないほどではない。久々に熟睡できた感じです。そして今日も滝に行ってきました。今日は心なしか水が温かかったような。あと4日で満行です。今回は特に体調管理を怠っていたわけでもないのですが、エアコンの乾燥にやられてからずっと引きずっていました。満行が待ち遠しいです。そして毎日写経もしているのですが、ある瞬間から「字」が変わった感覚がありました。よくわからないのですが、なんか変わった気がする。一つのことを淡々と続ける中にも変化があるものです。

 ところで今日はいろいろと動き。午前中、西日本新聞の記者さんから取材を頂きました。テーマはFacebookについて。私のどっかの記事を読んで取材してみたくなったのだと。それから来月末に鹿児島商工会議所での講演が正式に決定。エージェントさん経由ですが、いつものことながら「石田さん、このテーマできます?」と打診。内容もよくわからないままにOKしてすぐ決定。どうとでもなるもんです。あと、3月の沖縄ツアーの行きの飛行機を予約しました。昨年からLLCがかなり幅を利かせてますが、福岡からはスカイマークが一番安い。関空、成田はもうちょっと安いみたいですが、まあ、便利な世の中になったものです。ツアーは23日~25日ですが、私は前日の午前中に那覇に入って、そのまま夕方までレンタカーで「下見」をする予定。浜比嘉島など初めて行く場所もあるので、道順や時間を測りながらドライブを楽しもうと思います。その日の夜は那覇で「宇宙となかよし塾in那覇」をやります。

 それから、アイルランドの現地旅行会社から見積が返ってきました。きちんと700ユーロ代でおさめてくれてますが、実は、当初の6泊7日の日程より一日短縮する案が浮上。となると、もしかしたら700ユーロは切るかもしれません。円高傾向なので9月には日本円で10万弱くらいになるかもしれませんが、ま、そんなもんでしょうか。短縮案ってのはこんな感じ。

23日(月):午前にダブリン空港から専用車でパワースポットを巡りながらゴールウェイへ
24日(火):ゴールウェイから公共フェリーでイニシュモア島(アラン諸島)へ
25日(水):イニシュモア島からフェリー、専用車でパワースポットを巡りながらキラーニーへ
26日(木):ケリー周遊路バスツアー、キラーニー泊
27日(金):列車にてダブリンへ、ダブリン市内ツアー、ダブリン泊


 ツアーは23日の午前にスタートして、27日のダブリンのホテルで終了。翌日はそれぞれの便で帰国する人もいれば、しばらく残ってもいいし、ヨーロッパの別の国に行ってもいい。私も当初はオランダかフィンランド辺り行こうと思ってましたが、今はあまり家を空けられませんしね。ですので、会社勤めの人が土日祭日を利用して最大9日休める日程で行くことにしました。ただ、ツアー日程を短縮したのはも一つ理由があって、それはアラブ首長国連邦でのストップオーバーによるツアーを検討してるから。

 例えば、20日(金)の夜6時過ぎに成田発、または9時過ぎに名古屋発のアブダビに乗ると、それぞれ早朝の4時~6時にアブダビに到着します。つまり21日の早朝ですね。福岡からだとどちらの空港でも乗り継ぎが可能で、いずれにせよ、そこで合流できるわけです。で、このようなプラン。

20日(金):夜に成田or名古屋を出発
21日(土):早朝にアブダビ到着、メンバーと合流、専用車でドバイへ、市街地と砂漠ツアー、ドバイ泊
22日(日):専用車でドバイからアブダビへ、スークなど自由行動、
ホテルで休息後、専用車で空港へ、夜中2時のフライト
23日(月):7:30ダブリン着、専用車の迎えとともにツアースタート

祈りの旅 2013.1.22_b0002156_15371863.jpg

で、これらをざっと見積もると、

・日本—アブダビ—ダブリン往復航空券:10万円前後(燃料、諸税込)
・アラブツアー:3万円前後
・アイルランドツアー:9万円前後
・参加費:3万円
・その他諸々:5万円

となり、合計するとちょうど30万円。「その他諸々」にはアイルランドでの旅程表にないし食事、お酒、お土産等となります。「参加費」は企画・取りまとめ等にかかわる諸費用、ようはセミナー代のようなものかな。メインはアイルランドツアーなので、アラブツアーに参加されない方は、その分はそのまま差引。飛行機は一番安いエティハドの料金ですが、それ以外だとオランダKLMが13万くらいで、他は15万以上はします。

 アイルランドには1999年に自転車で一周していますが、魅力は何と言っても西側。人間よりも圧倒的に羊の方が多い。そしてぜひ行きたいのがアラン諸島。ここは離島だけに、アイルランドの文化がそのまま残っています。私、こういうとこ好きなんです。一昨年行ったラダックもそうですが、あそこはインドでありながらインドではない。いわゆるチベット文化圏なんですが、中国のチベットは文革以降形骸化してしまってるのに対し、ラダックはそのままの文化が残っている。なんだか、「残ってる」って響きの弱いようなのです。沖縄の久高島だってそう。残念ながら久高島における最重要儀式であるイザイホーは、1978年以来、後継者不足により開かれていませんが、もし、対象者がいれば2014年がイザイホーの年になります。どうなることやら。

 ただ、それでもやはり久高島は本島や本州とは明らかに別世界で、実際問題、開発もできないので昔のまんま。これからも変わらないでしょう。そして、苗さんがいつも言うように、久高島には「祈り」がある。朝目覚めて祈り、そして日中も祈り続け、そして祈りとともに寝入る。日常と祈りがごくごく自然に溶け合った島。それが久高島なのです。何があるわけでもない。ただ、祈りがあるだけ。それを感じるために行くのです。楽しみです。

祈りの旅 2013.1.22_b0002156_15325344.jpg それと同じように、アラン諸島もまた「祈り」の島。キリスト教伝来以前から古代ケルト人が住んでいて、今もその遺跡は島のいたるところにあります。この島は石灰岩で出来ていて農耕には不向き。だけど生きていくには食物の栽培が必要で、岩の上に土と海草を敷き詰め、それらが風で飛ばないよう石の柵が張り巡らされてあります。それだけ厳しい環境にある島だからこそ、祈りを大切にした。

 昨日の話じゃないけど、「愛着障害」を克服するには、この世が「安全」であることを知る必要があります。そのためには「宇宙」の大いなる意思を知ること。宇宙に抱かれること。そしてそのためには、、、まさに「祈り」が大切なのです。エジプトで会ったクリスチャンの日本人男性が、「ボクには『祈り』があるから」と言いましたが、それは何もキリスト教とかイスラム教とか仏教に限ったことではありません。日々の生活でただ「祈り」を忘れずにいること。ある意味、それが何より「安全」な生き方なのです。私も子どもができてからかな、祈ることが多くなりました。ただ、毎日、無事に楽しくすごさせって頂ければいい。そのためには「祈り」しかありません。「祈り」が通じるとか通じないとかの話ではなく、ただ、祈るだけ。いわば、それが最もスピリチュアルな生き方ではないでしょうか。

 アイルランドに行く前、飛行機を見ていたら一番安いのがアラブのエティハド航空。そこに広がるのは厳しい砂漠。今でこそ産油国であり、砂漠でさえも立派な観光資源となっていますが、古代のベドウィンたちもイスラム以前から天や台地に祈っていたのか、、、なんて思うわけですよ。だからこそ「祈り」の宗教であるイスラムをすんなり受け入れることができたのかな、とか想像するんです。

 そんなわけで、いろいろ空想してたら楽しいものです。アラブではお酒が禁じられていますが、アイルランドはビールとウィスキーの国。ギネスビールにアイリッシュウィスキー。アイリッシュはスコッチのような煙臭さのないまろやかな口当たり。星空の下で海の夜風を浴びながら飲みたいものですが、そう言えば3月の沖縄ツアーの参加者の一人に、スコッチマニアみたいな方がいらっしゃいます。「いいスコッチ」を持って来られるようですので、それも楽しみの一つ。久高島で飲むスコッチとか、なんだか風変りですが、素晴らしい感じじゃないですか。ちなみに「いいスコッチ」の「いい」は私が勝手に形容しました。どうぞよろしくお願いいたします(笑)。

 とにかく今年も楽しみがいっぱいです。喉もかなり良くなってきたし、このまま満行まで逃げ切って、一週間後はいよいよ熱海です。そこでも何が起こるか、めちゃくちゃ楽しみです。最高。今日はこの変で。ありがとうございました。 

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by katamich | 2013-01-22 23:39 | ■旅・ツアー | Comments(0)